/ 2019.05.20

3人目を出産しました!

先日3人目を出産しました!3歳、2歳、0歳の3姉妹ママになりました。久々の新生児にメロメロになりつつも、毎日夜中は眠さと闘いながら過ごしています。

そして今回の3人目の出産は、今までで最も想定外なことだらけの出産でした。しかし、おそらく私の人生で最後の出産になるであろうと思い、やってみたかったことにチャレンジ出来たので悔いはありません。むしろ今ではいい思い出になり、満足いくお産が出来たと思っています。

初のクリニックでの出産

長女の妊娠中は、腎盂腎炎と切迫早産で長期入院しており、NICU(新生児集中治療室)がある病院で出産するように医師から言われ、問答無用で家から遠い大きな総合病院で娘を出産しました。

また次女の出産の際も、長女を産んだ総合病院が安心かと思い、同じ病院で出産しました。2人とも自然分娩でした。総合病院だったので、やはり何かあった時にすぐ対処してもらえる安心感があり、その点がなによりのメリットだったと思います。

実際、長女は2週間程GCUに入院することになり、ほかの病院で出産していたら総合病院に娘だけ搬送され、バラバラの寂しい入院生活を送っていたかもしれません。初めての出産で不安だらけだったので、総合病院で出産をして良かったと思っています。

ただやはり大きな総合病院なので、妊婦検診は予約していても1時間以上待たされることが当たり前で、終わってもまた会計で長い時間待つことばかりでした。入院中も消灯時間に厳しかったり、お風呂の時間がかなり限られていたりと制限がありました。

2人目の出産の際にも、上の娘にお見舞いに来てもらっても共用のテーブルとイスがあるスペースでしか面会出来ず、授乳も授乳部屋でしか出来なかったため、面会と授乳のタイミングと重なると外で待っててもらう必要があり、あまり上の娘に構ってあげることが出来ませんでした。

また自宅から車で1時間かかる距離で、上2人もスピード出産だった私は陣痛が始まってからでは間に合わない可能性があると言われていたため、今回は初めて家の近くのクリニックで出産することにしました。

実際に通ってみると

実際通ってみると、建物もホテルのようで、待合室にキッズスペースがあったり、NSTが個室になっていて娘たちと一緒に入ることが出来たり、入院中も上の子も一緒に泊まることが出来たり(私は利用しませんでしたが)、託児所があったりと、子連れには有難いことだらけでした。

写真はNSTをしている時の写真です。個室も広くて快適でした。

長女がGCUに入院していたことや、過去に私自身が手術を経験していることなどから、万一のことを考えると最初は不安と迷いがありましたが、今まで通った病院の中で1番親身に時間をかけて話を聞いて下さり、このクリニックにお任せしようと思うことが出来ました。

また部屋もホテルのようで綺麗なお風呂がついていたり、ご飯もとても豪華で、お祝いエステまでついていたりと、私の出産へのモチベーションもあがることもたくさんありました!笑

初の無痛分娩

ここのクリニックが無痛分娩もしているとのことで、今までは自然分娩でしたが無痛分娩も視野に入れるようになりました。

また1人目は自然分娩、2人目は無痛分娩をした複数の友人から『無痛分娩すごい良かったよ!』『産後の身体もすごく楽だった!』『次があれば次も絶対無痛分娩にする!!』と聞き、無痛分娩をしてみたいという気持ちが膨らんでいきました。

無痛分娩を行う場合は、計画無痛分娩になるとのことで迷いもありましたが、娘2人を出産の際に見てくれる人が必要なことや、立会いを希望している夫が新幹線を使う距離にいることなどから計画無痛分娩のメリットもありました。

その後無痛分娩のセミナーに参加し、無痛分娩のやり方やリスクを理解した上で家族と相談し、無痛分娩をすることにしました。ギリギリまで迷ってくれていいよと先生に言ってもらい、迷いに迷って結局無痛分娩にすると決意したのは36週の後半でした。

ただ出来るだけ赤ちゃんのタイミングで出てきて欲しいので、出産兆候がかなり出てきてから出産日を決めたいということと、38週以降の日にしたいと先生にお話をしていました。

想定外だらけの出産当日

計画無痛分娩を4日後に控えた日に、出産しました。

9:00 近所の保育園の一時保育登録説明会へ
10:30 近くのお店でお昼ご飯購入
11:00 お昼ご飯
11:30 娘2人スイミングスクール
13:00 帰宅
13:15 娘2人お風呂、ドライヤー
14:00 お昼寝させる
16:00 起床

出産後、上の娘2人は母にお世話をお願いしていたので、母が体調を崩したり疲れた時のために近所の保育園へ一時保育の登録説明会へ行きました。

園内見学で『じゃあ次は2階から園庭も見えるので上の階を紹介しますね〜!みなさん階段であがれますか?』と、担当の先生。私は2階にあがるだけだと思い込み『大丈夫です!』と答えましたが、2階をスルーして階段をのぼり続ける先生。

あれ、どこまでのぼるの??と思いつつ、なんと結局屋上がある4階まで階段でのぼりました。(天井が高い施設かつ子供用の階段のため、1階分だけでもかなり多い階段。泣)

これには他の赤ちゃん連れの見学者のパパママも息切れでぐったり。当然、切迫早産でついこの間まで引きこもり生活をしていた臨月の私も息切れかつ足腰がガクガクに、さらにはお腹も張りまくり…。

4階までのぼると分かっていたら『大丈夫です!』とは言わなかったな…と思いつつ、2歳と3歳の娘を連れてのぼりきりました。その後も施設内の見学をし、登録などの手続きを済ませ、さすがに帰りはエレベーターで1階まで行き、スイミングへ。

スイミングの後は帰ってきてすぐに娘2人をお風呂へ入れ、遊びたくて逃げ回る娘たちを追いかけてドライヤーをし、ハイテンションの娘たちの寝かしつけをするので帰宅後はノンストップ状態。

このまさかの保育園での階段ののぼりおりとスイミングスクールは、かなり出産へ効いたのでは?と後々思うのでした。

外出先でまさかの大量破水

17:30 姉が東京から帰省
18:00 姉と子供と近くのショッピングモールへ
18:30 母と合流して夜ご飯のお店へ
18:35 破水(大量)
18:40 タクシーで病院へ
19:00 病院到着、診察

この日は姉が東京から帰ってきていたので、家から3分程のショッピングモールに夜ご飯へ。ずっと食べたかったコースを予約していたので、お昼からご飯は控えめにしてお腹はペッコペコの状態でした。

そしてお店に入り注文し、店員さんがお水を持ってきてくれた時……なんの前触れもなく突然『ぷちん!!』という音と共に、破水してしまいました。しかもかなり流れてくるのが分かる量。

慌てて念のため持ち歩いていたパットをあて(本当に持っていてよかった)、その間に母は注文をとめて夫へ連絡してくれ、姉は同じショッピングモール内のお店へバスタオルを買いに走ってくれました。大きいパットともの凄いスピードで買ってきてくれた姉のおかげで幸いお店を汚すことなく済みました。

店長さんも来てくださり、『お店のもの何でも使って下さい』『なにか出来ることありませんか?』ととても親切にして下さり、わずかな滞在でしたがお騒がせしたことを謝る私に『とんでもないです!!元気な赤ちゃん産んで下さいね!』と笑顔でお見送りして頂いて、とても温かい気持ちで病院へ向かうことが出来ました。本当に感謝感謝です。

いよいよ出産

診察を終え、すぐにお産用の服へ着替えLDRへ入りました。

19:30
LDRに入る 子宮口3センチ 陣痛10分間隔
お腹をぺこぺこにしていたタイミングでお産が始まったので(泣)子供たちと共に腹ごしらえ

まだ普通に話したり食べたり出来る余裕がありました。

19:45
無痛分娩は難しいかもと伝えられる
計画した日以外でも環境が整えば無痛分娩が可能とのことでしたが、この日は先生がおらず、かつ私のお産の進みも早かったので難しそうとのこと。迷いに迷って無痛分娩にしようと決意して、無痛分娩する気満々だったため、自然分娩をする心の準備が出来ておらず一気に不安に襲われました。
1人目と2人目の出産の際は最初から自然分娩予定だったので、とても前向きにお産に臨めましたが、3人目で痛みや流れが分かってるからこそ不安に…。完全に弱気モードでした。

19:50
陣痛5分間隔
だんだん痛みが増してくる(波がない時はまだ余裕がある)
頼まれた富士山を書く
とにかく寒くてカイロを貼る

20:00
陣痛3分〜5分間隔
波がくると話せない程の痛みに
だんだん余裕がなくなってくるもののまだ夫のラインを返す余裕あり

20:30
横向きになったからか陣痛10分間隔に
痛みがどんどん増す
姉と母が押してくれて助かる
助産師さんがアロマを焚いてくれるものの楽しむ余裕なし

21:10
子宮口5cm 痛みから嘔吐
声が出そうな程の痛みで手すりにしがみつく
姉が調べて足や腰を押してくれてとても効く
娘2人はYouTubeのアンパンマンに夢中

21:25
子宮口7cm 娘2人お菓子を食べる
夫が間に合わないと悟る

21:30
子宮口8cm 後でういた無痛分娩費用の8万円で思いっきり贅沢しようと思いながら必死に痛みに耐える

21:40
分娩体制に 痛みで仰向けになるのがやっとの状態
ママなんで痛いの〜?と娘たちに聞かれるものの答える余裕がなくなる

21:45
子宮口全開
いきみたい感じはないものの、波がきたらゆっくりいきんでいいよと言われて戸惑う
かなり痛いけど、もういいの!?という感覚
長女に『ママがんばって〜痛いって言わないで〜』と言われ、『言わせてえぇぇ』と答える(笑)

21:56 娘誕生

陣痛の痛みを感じるようになってから2時間程で出産しました。立会い希望の夫はまだ新幹線の中で、全く間に合いませんでした(笑)もはや全開になりそうな時に呼んだ先生も間に合わず、可愛い助産師さんにとりあげてもらいました。

3人目だけあって進みは1番早かったように思いますが、私の心の準備が出来ていなかったからか、今までで1番大きい子だったからか、1番痛かった…!でも会陰切開や縫合などの必要はありませんでした。

また今回は夫だけ立会い予定でしたが、夫は全く間に合わず、代わりに母とたまたま帰省していた姉と娘2人が立会うというにぎやかな出産になりました。

娘たちには苦しんでいる姿を見せたくないと思い、産む直前には外で待ってもらおうかなど考えていましたが、あまりに早くお産が進んだので気付いたら分娩体制になっており、もうその時にはそんなことを考える余裕もなく娘たちも立会いのまま出産しました(笑)

ただ母がいる安心感があり、また色々と調べて的確な所を押してくれる姉がいてくれてとても心強く、以前出産した総合病院だったら夫以外は立会い不可のため1人で出産することになっていたのかと思うと、今回こちらで出産して本当によかったと思いました!

娘たちがちょくちょく話しかけてきたり、痛い時にぶつかったりしてお産に集中出来ないこともありましたが、今ではいい思い出になりました。娘たちもとても誕生を喜んでくれました。なにより元気に生まれてくれて本当によかったです。

3人目の出産はスピードが早かったからか、産後は後陣痛にはかなり苦しんだものの、その後は1人目の出産の時と比べものにならない程とても元気でした。そして『3人目は孫のようにただただ可愛い』と聞いていましたが、まさしくただただ可愛くてずっと見つめていられました。

そしてやはり、2人目以降の出産は進みが早かったり、上の子のお世話を頼む必要があったりと、様々な状況が発生するので、家族と一緒にそれぞれに合った病院選びや出産方法を選ぶことが大事だと痛感しました。

今回私の陣痛バックとは別に、お菓子やジュース、iPad、エプロン、着替えやおむつなどを入れた娘たち用の陣痛バックを用意していたことがとても役に立ちました。やはり何が起こるか分からない出産に備えは大切ですね。

このような想定外だらけの3人目出産体験がどなたかの参考になれば幸いです。

出産は何度経験しても何が起こるか分からないですね!

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mayuさん

◇家族 夫/長女(4歳)/次女(2歳)/三女(0歳)
3姉妹ママ
◇仕事 総合職/フルタイム/育休中
ドタバタしつつも家族の時間を大切にできるよう日々試行錯誤しています◎

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