/ 2021.04.19

仕事復帰は簡単ではないのは本当だった!

おつかれさまです。小3、小1、4歳の三姉妹ジャイ子たちにやられている母です。仕事復帰したみなさま。本当におつかれさまです。

私も産休3回、仕事復帰3回、全て0歳児での復帰で悪戦苦闘したひとり。

今なら復帰したてで大変なみなさまに言いたい。いまが永遠じゃないから大丈夫!今回やっと思い返せるようになったので三姉妹それぞれでやらかした失敗談を書き出してみます。

【第1子復帰】4月。子ども入院。一家全滅

まず8年前の話ですが、第一子復帰。0歳。初めてのことで何もわからない春。うちの保育園は慣らし保育期間が自由だったので、とりあえず適当に3週間にしようと決める。

長らく赤ちゃんと二人生活で、ほぼ自分の時間もゆっくり取れなかったので、正直保育園は楽しみ。

そうだ!私も慣らし保育中に英会話のスクールにも入っちゃおうかな〜。最後の自由時間だし!と、10回体験できるコースに申し込みもして、よし、いざ4月!

甘かったです…。

入園して子どもが元気だったのは、4月の最初の1週目だけ。翌週から早速風邪をもらいグズグズ。ゴホゴホ。

だ、大丈夫か!? と思っていたら、とうとう発熱で登園ストップ。そしてそのまま体調崩したまま3週間が経過してしまいました。

仕事復帰の初日はさすがに休めず祖母に預けて会社に行ったものの、翌週から再び有給を使いお休み。

これ、4月の保育料払う意味あったかな?(当たり前ですが保育園を休んでも保育料は一律)。

挙句、夫婦ともに子どもの風邪がうつってしまい、それぞれ重症で誰も看病も買い出しもできない状態となり、まさに一家全滅。

しかも、子どもの40度の熱が1週間近く下がらなくて、いよいよどうしようと医療機関にもう一度いくと気管支炎で即入院。私も久しぶりに40度の発熱をもらい入院同伴ができず、娘だけで入院となってしまう(コロナ禍の前の出来事です)。

親も自宅でうなされお見舞いにいけないという最悪な仕事復帰な4月でした。

もちろん予約して前金を払った英会話スクールは1回も行けず。保育園菌、おそるべし。4月は有給をたくさん使い、完全に給料泥棒と言われても仕方ない状態でした。

【第1子復帰】5月。0歳入院はあるある?春の反省

復帰後、5月。ゴールデンウィークに助けられ、ようやく連休明けに家族共々復活し、子どもも退院。

ただ慣らし保育中に一家全滅したので、結局慣らし保育なしで復帰することになりました。復帰がスムーズにいかなかったことで、私のテンションもダダ下がり。

仕事に戻る心の準備もできないまま、もう私に自由はないんだ。これからは永遠に子どもと仕事に振り回された生活になるんだ…と、復帰1カ月足らずで未来を悲観してしまう(本当の辛さはこのあとなのに)。

一家全滅からの回復後。保育園の先生に入院し一家全滅したと改めて伝えると、「あー毎年0歳児クラスは誰か一人は必ず4月に入院するんですよね。今回はへべれけさんでしたか」と、先生に言われる。

え?!これ、あるあるだったの!?

【反省】
・親が吸うタイプの安いセルフ鼻水吸引は、気をつけないとそこから親が感染するから注意
・1万円を超えても自動鼻水吸引機器を買った。これ優秀!(その後9年め。いまだに使ってます!便利)
・子どもが鼻水垂らしたら、家の中でも大人は常時マスク。感染予防は徹底的に(コロナ禍前の出来事です)

【第1子復帰】夏と秋。体がついていかない

家と保育園の往復で、日々何かみえない糸に拘束されている感じがする復帰後。

自分のことと仕事だけを考えてればよかった独身のような仕事のやり方しか知らない私は、しばらくはペースがつかめなくて、何度も同じトラブルをおこしてました。

・寝落ちして洗濯を回しても干せない
・これが毎日続き子どもの着替えが足りなくなる
・家事のことで旦那と喧嘩する
・明日やろうと思っていたことが全然できない

朝起きると子どもの頭が熱くて発熱→やむなくお休み→結果、仕事の引き継ぎがうまくできないまま同僚に仕事を頼むことになり、自己嫌悪。

・仕事が片付かないのにお迎えの時間になり、引き継ぎもうまくできないままで、同僚に白い目でみられつつも猛ダッシュ
・バスの中で子どもがぐずり泣き止まずで、うるさいと周りから言われて途中下車して歩いて帰る

毎週この繰り返し。あぁ、もう泣きたいのはこっちです。

そして、夏秋定番の病(プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ、突発性発疹、中耳炎)に漏れなくかかり、恐れていたまたアレが…。

【第1子復帰】反省。またもや一家全滅

またしても子どもからの病で、あっという間に一家全滅(手足口病)。

あぁ、しまった!夏でマスクもしなくなっていたし、発熱で子どもが下痢していたため、こまめにオムツ替えやお尻洗いをしていたせいだ…。

【反省と対策】
・手洗い、うがいはサボらないこと
・鼻水が1週間続いたら、熱がなくても耳鼻科いく(中耳炎予防)
・鼻水は自動鼻水吸引器でこまめにごめに
・咳が出たら小児科に行って肺の音をきいてもらう(気管支炎予防)
・病院から薬をもらっていても、鼻水が黄色、黄緑色に変わって長引く風邪はもう一度病院に行く(そこで初めて抗生剤をもらう)
・朝、怪しいかなと思ったら夕方の小児科や、土曜午前の小児科をあらかじめ予約しておく(土曜日の小児科はすぐに予約が埋まってしまう)
・朝仕事に行ったら、とりあえずやるつもりの仕事を全部書き出しておく。午前中の仕事比重を増やす
・休んでしまったあとは、どんなに小さな仕事でも、同僚に感謝のメールと小さなお菓子を渡す(一時期、リンツのチョコを同僚のロッカーに高頻度で入れていました)

【第2子復帰】4月。夜泣きに苦しむ

2歳、0歳。前回の反省を踏まえ、4月は最大限の慣らし保育期間をとる。もちろん英会話スクールに予約もしません。病ありきシフトです。

さぁこい!発熱!と、意気込むも、思いのほか発熱しない第二子。

おや…?どうやら、生まれたときから上の子がいたから復帰前にすでにかかっていて、菌の抵抗性が強いようです。

これはラッキーと思ったのもつかの間。第一子が2歳になり、イヤイヤ期発生。第二子はそれにつられて保育園に行き始めてからの夜泣きが激しくなる。

1人が泣くと1人が泣き、夜泣きが止まらず。働く母は朝が早いのです、と言ってもダメ。結果仕事中は徹夜明けのごとくフラフラ。

もうヤダ!寝たい休みたい!2歳差育児しんどい!フルタイムしんどい!週6勤務しんどい!!第一子復帰とは別のつらさを味わいます。

【第2子復帰】夏秋。別の負担がのしかかる

体力がフラフラの中、またしても夏に定番の病(手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱)にことごとくかかる子どもたち。

プール用オムツを大量に箱買いしたのに、この子たちはプール遊びができるのだろうか。でもさすがにもう一家全滅はしません。感染対策のおかげで、急な呼び出しはほとんど減ったわが家。

ただ、複数子どもアルアルに苦しめられる。

・子どもの行事(保護者会とか)が2倍増えるせいで、仕事を休まないといけない回数も倍増える
・1人が病になると時期をずらしてもう1人が病になる
・洗濯が2倍、しまうのも2倍、連絡帳の手間も2倍
・夏のプール時期の月曜と金曜の荷物の多さがハンパない(イヤイヤ2歳とギャン泣き0歳を抱えた雨の日の月曜日朝は壮絶でした)
・第一子のトイトレが始まり手がかかる(トイトレと0歳赤ちゃん育児はしんどい!2歳差しんどい!)
・育児に手こずるので、仕事も滞り、せっかく仕事で少しずつ信頼を得てきたものがあっという間にくずれ、再び白い目で見られる

このせいで、旦那ともめ事が増えました。第二子復帰の頃が一番、喧嘩が多かったかもしれません。

【第2子復帰】反省。二人目育児を舐めてはいけない

1人目復帰と2人目復帰は全然違いました。

とにかく手間が増えるし、1人なら最悪無理やり抱っこしてしまえばいいものを、2人いると片方しか抱っこできないので1人を説得しないといけない、けれどそれに応じてくれる年齢ではなく。

ここが一番しんどい時期。お迎えもビリになり、2人同時に抱っこしてと泣かれて、働いてる意味を見失い、とにかく私もよく泣きました。

【反省と対策】
・名前のつかない家事や育児の雑務を全部箇条書きにして、旦那とドラフト会議をしました
・室内洗濯除湿機を買い、常時部屋干しにしました。これかなり便利
・その月のお小遣いをアップする代わりに、保育園連絡帳を1カ月間全部旦那に書いてもらいました
・仕事で、土曜出勤やお盆休みをすすんで全部出勤する代わりに平日休みをもらいました

【第3子復帰】4月。予防線をはりまくる

5歳、3歳、0歳。3度目復帰はさらに用心深く。

4月は病でほとんど出勤できないことを想定し、会社にも同僚にもその旨、事前に伝えます。やる気はあります!

でも、もし病で急に休んでも必ず引き継ぎをきちんとやるから、雑務も全部やるから。休みたい子どもの行事の年間スケジュールも登録しておくし、みんなが長期休みが取れるよう年末年始もお盆も出勤するから、

だから最初の半年間は急遽な休みが入る可能性があるかも、と。半年くらいたてば落ち着くはず…と。

旦那にも、本当にお願い。最初の半年間だけでもいいから、家事と育児を手伝って。もしかしたら交代で休んでもらうかもしれないから会社に言っておいて。と。

子育て未経験の同僚たちにもなんとなく目安がわかるように、思い切り予防線を張りました。

【第三子復帰】夏秋冬。が、しかし体はついていかない

予防線のおかげかたまたまか、入園後、第三子は全然発熱しない!永遠に鼻水を垂らしてはいますが、やはり下の子の免疫力は強いです。

3人同時に保育園に通ってる人は職場にはいませんが、周りも自分も働き方がわかってきて、分かってきてもらえて、以前よりはタフになったように思います。

3人保育園のつらいところ
・荷物が3倍。夏の月曜金曜のプールバックを含めた荷物の多さはハンパない
・甘えたい病が同時に出ると両手しかないから手が足りない
・連絡帳かきが3冊。体温測定も爪切りもお風呂の体洗いもドライヤーも3回。だんだん苦行
・もう自分は召し使いなんだなと思う
・1番下の育児に気を取られてるため、他の子の世話が疎かに。なんとなく察してくれた1番上と違い、敏感に感じとった二人目の子が手のつけられないくらい甘えん坊になり保育園で手を焼くハメに。。
何度も園長や担任と面談しました(毎日寝る前に大好きだよとそれぞれに言うこと、読み聞かせを頑張ることでようやく治ってきました)

結局、第一子に比べて、発熱呼び出しはほとんどなかったものの、複数育児のつらさは変わらず。日本語が通じない低年齢がいる三人育児はだいぶ手こずりました。

仕事復帰に決めた(心の)マイルール

◇1番最初の復職のときに決めたルール
・仕事先で子どもの話は自分からはしない
・育児を言い訳に(できるだけ)しない
・子どもの行事で早退や休むときの理由は、「子どもの行事で…」とは言わない(通院で、とか言ってました)
・病で急遽休むときは、向こう3日先までの育児当番の相談を旦那とする

◇2回目の復職のときに追加したルール
・休んで迷惑かけたときは、当日お詫びするのはもちろん、手帳にメモしておいて、実際会ったときにもう一度、先日はありがとうございましたとお礼する(外勤なので同僚に数週間合わないときも多々あるんです)

◇3回目の復職のときに追加したルール
・スマホの待受画面を子どもの写真にしない
・共に働く同僚にあらかじめ休みたい日があったら教えてほしいと頼む。その日は仮に子どもが発熱しても、旦那育児を頼み同僚の有給を取れる体制をとる
・会社イベントで家族参加可なものがあれば、そのときはできるだけ子どもを連れて各同僚にご挨拶させる
・育児も仕事もいきなり完璧は無理だ!とあきらめる
無論気持ちは努力はするが、結果的に1週間に一度くらいいい日があればいい、と甘やかす。

でした。

職場には女性が多く、お子さんがいない方や未婚の方もいるので、子どもが…と子どものせいに毎回するのはいい気分ではないときもあるかな?と思い、できるだけ聞かれるまでは子どもの存在は消しました。

一方で家族イベントで挨拶させたら、同僚が子どもの名を覚えてくれ、急遽の休みのときに優しくなったりもしました。

ただ、これに甘んじてはいけない。本来仕事多忙で休みたくても自由に休めないのに、子ども理由で簡単に休むのはずるいと思う人もいるわけで。

優しくいいよと言ってくれても、ちゃんと仕事の信頼は仕事で取らねば、と思っていました。

ただ実際うまくいったのは50%もなく。仕事復帰はとにかく負け戦だった復帰一年目だった気がします。

コロナ禍前の復職だったので、いろいろ違うこともあるとは思いますが、トライアンドエラーで頑張ってください!

負けるが勝ち!ガンバレジブン!!

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へべれけさん

9歳、7歳、4歳の三姉妹育児をしている医療系ワーママです。医療。しごと。卵アレルギー治療。家庭学習。小学生と保育園生にぎゅうぎゅうに挟まれながらも日々戦いで頑張ってます!

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