『くもん、いくもん♪』のフレーズ、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。私自身も小学生の頃、公文にお世話になった時期がありました。

公文では、2月・5月・11月の年に3回ほど無料体験学習が行われています。4月頃、たまたまインターネット広告で見つけて知り、年長児の長男くん(5歳)5月の無料体験学習に申し込みをしてみることにしました。

きっかけとしては、最近ひらがなや数字にとても興味を持ち始めているようで『まま、これ何て読むの?』と聞いてきたり、『1・2・3・4…』と数をかぞえてみたり、100円ショップで買った学習ドリルを自ら楽しんでやっている姿を見ていたのでこれは!と。

初めは本人にとって遊び感覚かもしれません。ですが、楽しいと思ってくれている今の時期から始める事で学習習慣もつくのではないだろうかと親としてはちょっぴり期待しながらスタートしました。

無料体験学習までの流れ

■教室の先生との面談+保護者記入アンケート
この面談で体験中、国語・算数・英語の教科の中からどの教科にするかを決めます。もちろん1教科でも可能ですし、3教科全てでもOK!

今後、小学5年生から英語も必修科目になるので、最近では公文英語も人気だそうです。英語も大切ですがまずは就学前にある程度、“ひらがなの読み書き”ができるようにと考えていたので却下!就学してからでも遅くはないかなと思います。

小学1年生の時間割にも一番多い【国語】は初めから決めていました。それに加えて、もともと息子は数字に興味を持っていたことから先生と面談をしていく中で体験中は、【国語・算数】の2教科に決定。

■実力テスト
幼児なので遊び感覚でできるクイズのような内容です。先生も子どもの扱いがとっても上手く、たくさん褒めてくれるので息子も嬉しそうでしたし、「できた!」といった達成感も感じているようでした。

・国語
今現在、どこまでひらがなが読めるのか?「あ」「い」「う」と言ったように読むのか、「いぬ」「ねこ」「りんご」と言ったように単語が読めるのか、文章が読めるのかといった感じです。絵を見て答えたり、文字を見て読んで答えたり…。

・算数
同様にどこまで数字が読めるのか?数えられるのか?といった問題だったり、絵を見て「いくつでしょうか。」といった問題に答える…といったようなテストでした。その結果をもとに、難しすぎず達成感が得られるようなぴったりのスタート教材を先生が選定して下さいます。

2週間の無料体験学習開始

公文では週2回(ここの教室では火・金曜日)通うことができます。時間も教室が空いている時間内に行けば大丈夫なのでワーママの私もありがたい!

我が家の場合、仕事終わりに保育園にお迎えに行ってその後、くもんに向かうこととなるので教室に着くのは17時前後となります。その時間となると小学生のお兄さん・お姉さんだらけ!幼児はうちの息子だけでした。

初めての公文で「一体、どんなことをやるんだろう?」「うちの子まだ文字が読めないけど大丈夫?」「しっかり座ってお勉強できるのか?」と、疑問に思いますよね。私も最初はそう思いました。こちらが教材の一部なので皆様の参考になればと思います。ちなみに教材は10枚で1セットとなっています。

国語「ひらがなことばカード」

先生『ことばをよみましょう。これは?』
息子『いぬ』

先生『はい。これは?』
息子『いぬ』


先生『ことばをよみましょう。』
息子『ぞう、しか』

先生『はい。これは?』
息子『ぞう、しか』

このように進めていきます。イラストの絵と文字を見ながら声に出して読んでいくので覚えるのも早いそうです。また「あ」「い」「う」のようにひらがなを読んでいた子が「いぬ!」「ぞう!」のように単語で覚えられるようになっている教材なので、自然とひらがな読みのステップアップも早い♪これはすごいですね。

算数「すうじのよみ」

先生『すうじをよみましょう』
息子『1』『2』(指さしながら)

先生『いくつありますか』
息子『1・2・3』(指さしながら)

初めは先生が問題を読んでくれていたのですが、やっていくうちに息子が自分で問題を読み上げて進めていました。そうすることで算数をしながら国語の勉強にも繋がっていきます。

まっすぐズンズン(ズンズン教材)

こちらの教材は受講している教科のサポート教材としてセットでついてきます。うちの息子もそうなのですがまだ筆圧が弱め、そして思うように鉛筆を動かすことが難しいです。そんな子どものために楽しく運筆力を育んでくれるのが【ズンズン教材】と言います。

10枚ひたすら線を引き続けます。大人でもこれは疲れそう!笑

キウイからキウイ、ぶどうからぶどう…と簡単なように見えますが、ぴたっと鉛筆を止めなければいけません。初めはなかなか止めることが出来ず、サラ~っと鉛筆が流れていってしまっていました。

その度に先生も『ぴたっと止める、ぴたっと止める』と指導して下さり、できると『そうそう!うまい!上手!』などと褒めて下さいました♪

子どもの鉛筆選びも大切!

体験中、ずっと使わせてもらっていた【くもんのこどもえんぴつ(2B)】です。お家では一般的な鉛筆(2B)を使用していたのですが明らかにこちらの鉛筆の方が使いやすそうでした。

普段、目にする鉛筆は六角形が多いかと思いますがこちら三角形になっているのです。えんぴつデビューにもとても良さそうです。この鉛筆、持つだけで自然と正しい持ち方になっていました。

1:扱いやすい長さ
2:力をいれやすい太さ
3:折れにくく濃い線が書ける芯
この3つの良いところをあわせ持つ鉛筆がくもんの鉛筆なのです。

ちなみにこの鉛筆、どこで売っているのかな~と思っていたのですが先日、なんと西松屋で発見しました。

できなかったところはトイレのドアに!

繰り返し、繰り返し同じ問題を解いていくのが公文です。当然、毎回間違えてしまう問題であったり苦手な問題も繰り返し出てきます。そんな時はトイレのドアへぺった~ん!この方法、私が学生時代にやっていた方法です。笑

これ、不思議ですよね。この方法で苦手だった箇所もクリアしていく息子なのでした。貼りっぱなしだと背景化してしまうのでこまめに張り替えることが大事!この紙を見て、次男くんも一緒になって覚えてくれているので一石二鳥♪

気になる月謝はおいくら?

ところで公文って有名だけど、月謝は高いのか?普通なのか?と気になるところです。チャレンジ進研ゼミ、学研教室、Z会などといった有名どころと比較してみましたが、公文は1教科あたり¥7560(東京・神奈川)と1番高い結果となりました。

公文式の月謝ですが27年ぶりに値上げされ、2018年10月から最大1080円UPされています。また、地域別会費システムが導入されたので東京・神奈川県の教室のみ少々お高め…(TT)

【東京・神奈川】
■教科:算数・数学・英語・国語
■生徒一人あたり1教科の月会費(月謝)
・幼児・小学生:¥7560
・中学生:¥8640
・高校生:¥9720

【その他地域】
■教科:算数・数学・英語・国語
■生徒一人あたり1教科の月会費(月謝)
・幼児・小学生:¥7020
・中学生:¥8100
・高校生:¥9180
※東京・神奈川と近い、埼玉や千葉は1教科あたり540円の値上げで済むのは朗報かもしれませんね♪

我が家の場合、勉強する習慣を身につけさせたいという親の願いもある為、月謝は1番高いかもしれませんが週2回の教室、大量の宿題がついてくる公文に決めました。

家庭学習と違い、教室に行けばたくさんの子どもが机に向かって勉強している中で行うため自然と子どもなりの緊張感も生まれますので集中してやってくれています。幼児なので先生もほぼワンツーマンでついて下さるのもありがたいです。

うちの子の場合、チャレンジ進研ゼミのような通信教育だと親とワンツーマンとなる為、どうしてもだらけてしまったり、付属のゲームばかりになってしまうことが目に見えています。

その点、公文は教室に通い宿題を提出する必要もあるので学習習慣も身に付きやすいのではないでしょうか。もちろんその子、その子で向き不向きがあると思いますが、うちの息子の場合は月謝¥7560×2(国語・算数)は高くないのではと思いました。

無料体験学習後に入会を決定!

2週間の無料体験学習を終えてみて、本人に聞いたところ一番は息子が『もっとやりたい!』とやる気満々だったことです。

もちろん週末はお出掛けしたり、平日は保育園から帰宅後に寝てしまったりと宿題ができない日もありました。数字を数えすぎて「疲れた!めんどくさい!」とやりたがらない日もありました。

そんな時は先生に言えば宿題の量を調節して下さいますし、無理にきちんと毎日やらなくてもまだいい年齢なのではないかと思います。無理にやらせても本人のやる気ダウンしてしまったり、最悪嫌いになってしまう可能性大です。

基本的に【自学自習】なので、始めたばかりですしのんびりと本人のペースで良いのかな~と長い目で見ています。

《入会特典》
■KUMONバッグ
入会するとこのような可愛いKUMONバッグがもらえます。小型(年少以下)・縦型・横型と3種類あったのですが、縦型だとまだ開閉が難しそうだった為この横型バッグを選びました。こちらはリュックにもなります。息子はこのバッグがもらえたことが嬉しくて嬉しくて仕方なかったようです。笑

■教育情報誌(ケイパブル)
くもん友の会のプレゼントやレジャー施設優待割引などの特典も掲載されています。

■デイトブック
「くもん友の会」だけのオリジナル手帳です。ご利用の際に窓口にて提示するだけで指定の各種レジャー施設で優待を受けることができます。

■「くもん友の会」プレゼント
「くもん友の会」には、ポイント制度による「くもん友の会プレゼント」があります。学習する教科の数や期間に応じて「ポイント」がたまり、賞品と交換できます。

このように嬉しい特典が満載でした♪

ウォールポケットで宿題の見える化

下記リンクにもあるように、ぎゅってwebライターのSumikaさんがタイムリーな記事を書いて下さいましたので我が家でも参考にさせて頂いています。

ダイソーのウォールポケットを使って、持って帰ってきた宿題はこのように保管しています。『今日どれやろうかなぁ?』『あ!今日、まだ宿題やってない!』などと息子が自ら宿題をやる気になってくれているのでとてもおすすめです♪

最後に!

2週間でこなした宿題プリントの束です。2週間で何十枚やったのだろうか?す、すごい量…。公文式だからこそですね。これは、学習習慣が身につくこと間違いないだろうなぁ…と思いながらこれからも就学に向けて息子を応援しながらサポートしていってあげたいです。

公文式、まずは無料体験学習へGO!始めるならやる気満々、就学前の年長時期が1番おすすめ♪

リンク一覧

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
yumiさん

東京都在住/保育士/長男(小3)次男(小1)
アウトドアが大好きで毎月家族でキャンプに出掛けるのが楽しみです。

yumiさんの記事一覧 v-right