/ 2019.06.10

赤ちゃん返り卒業の兆し?!

5月24日で次男が4か月を迎え、2歳11か月の長男の赤ちゃん返りは殆どなくなりました。着実に、少しずつ優しいお兄ちゃんになってきています!例えば…

・次男が別室で寝ていると、長男が「赤ちゃんがいない!」と言って、部屋中を探し始めます。見つけると、「よかった」と言ってくれます。

・先月は「しまじろうのコンサートは、僕とママの二人でいく。赤ちゃんはお留守番」と言っていた長男ですが、最近は「みんなで行くの」と言うようになりました。

・バスに遊園地の中吊り広告があり、それを見た長男が「パパとママと弟とじぃじとばぁばと行くの」と言いました。

・「赤ちゃんのために」と言いながら、次男の顔を拭くガーゼで浴室の壁を一生懸命お掃除してくれる長男(笑)。

・長男は車のオモチャが大好きで、それで遊んでいるときに私が次男を抱っこしながら見ていると、「これ貸してあげる」と、いま自分が使ってないオモチャを弟に差し出してくれます。

・次男が泣いていると、「赤ちゃんお腹ペコペコ、おっぱい」と言って、私に授乳をすすめてくれるようになりました!

・最近の次男の寝かしつけは添い乳です。でないと、次男が泣き続けるので。これまで寝かしつけの添い乳は長男が一番怒るところでしたが、今や添い乳の間ずっと暗闇の寝室に一緒にいてくれて、「ママ早く起きて~、あっち(リビング)行こう~」と言いながら一人遊びして待っていてくれます。

産後1か月目は授乳中の次男を叩いていたので、ただただ長男の大成長に感動です!私の中では、赤ちゃん返り卒業証書授与という心境です。

産後4か月間ずっと続けてきたこと

主に二つあります。

一つ目は「大好きだよ」と、長男に直接毎日伝えることです。これは長男が生まれて以来ずっと伝え続けています。弟の誕生を機に、その言葉掛けを増やしました。言うタイミングは特に決めていなく、保育園に着いたとき・入浴中・次男の寝かしつけ後に長男と私が遊んでいるとき・長男に添い寝するときです。

それに対して、長男はただ聞いているだけのときもありますが、「ママ好き、大好き」と言い返してくれることが増えてきました。

私たち親は子供をどんなに愛しているか、子供が愛されているという大きな自信をもって育ってほしい、子供も周りの人たちを大好きになってほしい、「大好き」という言葉をいっぱい言える人になってほしい、といった想いがあります。

二つ目は、家では長男のことを「お兄ちゃん」と呼ばずに、名前で呼んでます。保育園では「お兄ちゃんになったんだね」と言われているので、おそらく本人は自覚してます。私は長男を褒めている場面で「さすがカッコいいお兄ちゃんだ~!」と、さり気なく言うくらいです。

前に読んだ本に、「もうお兄ちゃんなんだから、弟にオモチャを貸してあげて・一人で着替えて」など、年上らしさを求めると、お兄ちゃんでいることが嫌になってしまい、さらには下の子を大事にできなくなる可能性もあると書かれていました。

一方、「さすがお兄ちゃん!」と褒めるときに言うことで、自尊心が芽生え、自ずと下の子にも優しくなれるそうです。

赤ちゃん返りから次の世界へ

長男がジャンプしたり、オモチャで遊んでいる様子をみて、次男はケラケラと笑うようになってきました。次男が笑うと、「笑った!」と嬉しがり、次男が笑わないと、「あれ?笑わない」と残念そうな長男です。

また、最近の長男は「赤ちゃん可愛い~」と次男に向かって言うことが本当に増えました。さらに、友達の赤ちゃんにも言うようになりました。可愛いと思う気持ちが、思いやりに繋がってくると信じています。

そんな優しい気持ちがどんどん育まれるように、これからも親自身が子供達に愛情を込めて語りかけ、行動でも示していきたいと思います。

さて、赤ちゃん返りの次はどんな世界が待っているのでしょうか。二児や三児の先輩ママに聞いたところ、ママをめぐっての争いが起こるそうです。

例えば、ママがトイレや洗面所にいると、子供達が集まってきて、ママを独り占めにしようとケンカが始まったり、兄弟から同時に抱っこを要求されたり、下の子に離乳食を食べさせているときに上の子も食べさせてほしいと言ってきたり。

実際その状況になるとママは絶対に大変ですが、こんなにも人から必要とされる時期って今までありましたか?!子供達が大きくなって子育てがひと段落したとき、私はこの大変な乳幼児期が一番楽しかったと振り返るような気がします。大変と幸せって表裏一体かもしれません。

そして、これから兄弟ケンカもいっぱい起こるでしょう。兄弟ケンカについては今後ブログに書き綴っていきたいと思いますが、三児の先輩ママがルールを教えてくれました。

それは「一、首から上は狙わない。二、背後から狙わない。三、相手を無視しない」。この三か条を徹底し、なるべく親は兄弟ケンカに関与しないと言ってました。

兄弟同士も小さな社会。理不尽なことだって多々あるし、そこで人間関係も学び、家族の外に広がる社会・荒波の中でもたくましく生きていってほしいです。何より、息子二人が兄弟になれた奇跡に感謝を込めて。

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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