/ 2019.06.14

なんだか不恰好…?

息子はひょこひょこ歩いて走って、なんだか不恰好。足も遅い方で、たまに自分の足につまづいたり…。

しかし、私たち親どもがあまり運動神経が良い方ではないため、悲しいかな遺伝かななんて思っていたのですが、ある日片方の足の小指だけ靴擦れを起こしたのです。

今まで靴擦れなどなかったし、靴擦れってこんなところになるかなぁ?パンプスとか足先の細い靴を履くわけでもない。靴屋さんでサイズを測って履いて合わせたスニーカーなのに??そんな気がかりはどんどん不安と心配の種に…。

足の専門家に相談しよう!

ひとりで考えてググっても答えなどどこにもあるはずない。ならば、専門家のところへ行ってみようと、靴房TOSUN(トザン)の内山さんの元へ。内山さんの開催している「こどもの靴の相談会」に行きました。

内山さんはオーダーメイドの婦人靴をつくる職人さんなのですが、それ以外にこどもの足と靴の大切さを広めるためにSOCCAというチームで活動しています。

今現在使用している靴を見せ、足と靴のフィッティングを確認。何度か歩行を繰り返し足の出方などの動画を記録。

息子の足がぁぁぁぁぁぁ!

なんと、よくよく見ると息子、右足首がやや内側に倒れているではありませんか!そして足まわりが1センチ近くも違う!真上から、よぉく見てみると親指の付け根あたりがやや膨らみ、足の付け根手前の外側もやや膨らんでいる!

内山さんのお話では、靴の中で前後左右に遊びができてしまい、しがみつくかのように足指をぐっと力を入れている。一番体重がかかるかかとが倒れこみ、足にねじれが生まれる。歩くときはそのねじれが脚のほうにも影響を及ぼし、円をかくようなぐるっとした足運びに見えてしまうとのこと。

こどもの足はまだ骨になっておらず、X線を撮ると半透明の軟骨状態。10歳くらいまで、時間をかけてゆっくり骨が形成されていくとのことでした。

そして私たちの今の生活は主に、堅いアスファルトの上を歩きます。土のようにクッションがなくダイレクトに衝撃が足に伝わる。

自分で脱ぎ履きしやすいなどの理由で息子に選んでいた靴はソールがこの年齢のこどもには柔らかく、なおかつ幅が広いもので靴の中には遊びがたくさん生まれてしまっていました。つまり息子の足にはまったく合っていなかったのです。

日々のお散歩など、毎日たくさん歩いていますが足にあっていない靴で過ごした息子の足は外反になってしまっていたのです。

この足をサポートしてあげるための提案

内山さんからはまず、ベルトが2本の靴にして足の甲をしっかり固定すること。そしてかかとが靴の真ん中に着地できるように足に合わせ調整したインソールに変えるということ。

もちろんこの提案に飛びつき、インソールは息子の足に合わせたものを制作していただきました。その他にもいろいろな靴メーカーの特徴など教えてもらいました。

工房にはたくさんのこども靴のサンプルがあり、実際に手にとって触って違いを知ることができます。こどもの靴は2,3ヶ月〜半年毎にサイズを見直したい、だからこそ高価なものではなく買い換えられるくらいで、でも各年齢のこどもにしっかりあったものを提案していただけます。

1週間後、作っていただいたソールにダブルベルトの靴を履いて歩行チェックしてみると…なんと!足が円を描かずまっすぐに出るように!!!!これで少しづつ足を矯正しながら足を形成していけたらと思います!

「さっと履ける」より、長く支えてくれる足を守る靴は履き方をしっかり習慣付けてちゃんと付き合っていくべきなんだなと知りました。

身体を支えてくれる足、それを守る靴は大きな存在!肝に命じます!

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ぶーやんさん

1児と猫の母。グラフィックデザイナー。息子と山登りはじめました。

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