/ 2019.07.02

うそでしょ・・・お友達はもう乗れてる。

先日、年長クラスのお友達と休日遊ぶ約束をしました。

友達は自転車に乗って爽快に登場。
その自転車にはもう補助輪がありませんでした。

その姿は私にとって、かなり衝撃でした。

年長クラスは5~6歳。

そうだよね、もう年長さんだし乗れる年齢よね!!
と思いながらもかなりショックでした。
なぜなら娘は自転車にかなり無縁だったからです。

我が家にはストライダーも自転車もあります。
しかし、娘はあまり乗りたがりませんでした。

ストライダーは漕ぎ方(歩き方?)がよくわかっておらず、ただおしりを乗っけて歩く感じ。
スピードもあまり出ません。
あまりに乗らないで、下の子に譲ったところでした。

補助輪付き自転車も力が弱く、乗ってもノロノロ。
進まないし、少しの坂でもう登れないので楽しくなかったのかもしれません。
あまり乗りたがりませんでした。

私もフルタイムの仕事に加え、第2子、第3子が産まれたりと忙しく、自転車の練習は見て見ぬふりをしてきました。
が、来年にはもう小学校。
さすがに乗れないとお友達とのお出かけには不便だろうし・・・。

育休で時間があること、夏は日が長いことを考え、このタイミングを逃したらダメだと思い、本腰を入れて練習させることにしました。

まずはリサーチ。どうやって乗れるようになった?

保育園でもう自転車に乗れている子、小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるママさんに、「どうやって自転車の練習させたの?」と尋ね歩きました。

過半数が「ストライダーに乗せていたらいつの間にか乗れるようになっていた」との回答でした。

やはりストライダーでバランス感覚をつかんでいるのでスムーズに自転車へと移行できたようです。
なのでまずはストライダーから乗せてみようと思いました。

まさかの下の子問題。「ぼくのストライダー!」

久しぶりのストライダー。
サドルを調節して、レッツゴー!

乗りなれていないので若干ふらふらはしていますが、スピードは結構出せるようになっていました。

ところが下の子参上。

「イス高くしたらダメェェェ!!!!!乗れないじゃぁぁん!!!!!」

もう譲ってもらったのだから僕のだ、と魔の2歳児攻撃です。

「あのね、お姉ちゃんが自転車に乗る練習で少しの間だけ貸してほしいの」

「だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」

「すぐ返すから」

「だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」


・・・もう話になりません。ストライダーは諦めざるを得ませんでした。

「俺が乗せる」パパが特訓させるものの・・・。

お友達はもう自転車に乗れていること、下の子がストライダーを貸してくれないことを主人に話すと、
「俺にかかれば数時間で乗せてあげるよ!まかせとけ!」
というので休みの日に公園で練習させることに。

娘の自転車は後ろに長い棒の取手が付いており、大人が支えられるようになっています。
なのでまずは補助輪を外し、取手を残して、その取手をパパが持って漕がせることにしました。

この方法、取手を大人が持っているうちは良いのです。
が、手を離した途端倒れる。
お世辞にも運動神経が良いとは言えない娘ですのでそんなにうまくいくはずがないのです。

「パパがちゃんと持ってないから!!」

支えてもらっているときはスイスイ漕げるので、乗れる気になっているところで手を離され転倒、を繰り返して娘もイライラ。

公園なので遊具で遊ぶお友達もいて、娘もよそ見ばかりなのに加え全然乗れない、進歩しない娘に主人もイライラ。

もう険悪な空気しか流れないので1時間くらいで練習はお開きにしました。

もうママがやるしかない!編み出した練習法

主人は休みがほとんどないので土日毎に練習、というわけにはいきません。
私も下の子2人を見つつ、お姉ちゃんを長時間見ることは難しい。

どうしたら練習させられるか考えました。

現在お迎えは16時半。なんやかんやで家に帰るのは17時過ぎです。
でも日が長いのでここから練習をすることにしました。

集中力があってなおかつ下の子たちがぐずらない時間は30分。
これをやる気がある日に続けることにしました。
本当は毎日でもやりたいところなのですが、無理矢理やらせて自転車を嫌いになっても困るので「今日はどうする?」と毎日聞いて「やるー!」と言った日だけ練習することにしました。

ママの忙しいゴールデンタイムを潰すので、ご飯は作り置きをチンして出すだけか、素麺など簡単なものにすることにしました。

練習スタート!まずはパパがやっていた方法でチャレンジ

赤ちゃんはエルゴでがっちりおんぶ。
下の子にはヘルメットとストライダーを与えて、一緒にストライダーの練習もさせることにしました。
娘にはヘルメットと、ひざ当て、肘あてを準備しました。
近隣に住む義母がお暇なときには来てもらい、一緒に手伝ってもらったりもしました。

補助輪を外し、自転車の後ろの長い棒を持ってひたすら走りました。

声かけは「前見て!」「どんどん漕ぐ!」

ひたすら走りながらこの声掛けをしました。
スピード感覚をつけてほしかったのですが、漕ぐのを止めてしまったり、手を離すと倒れてしまい、なかなか思うようにはいきませんでした。

数週間経過。まずは漕がずにまたがって歩く

数週間、週3くらいのペースで練習したのですがなかなか進展はありませんでした。
つい「ちゃんとやって!」などこちらもイライラしてしまい、良くないなと思ったので練習法を変えました。

自転車を支える長い取手は便利でしたが、この取手は長いし重いし、逆にバランスを取りづらくしているのでは?と思い、外すことにしました。

そして、ストライダーのようにペダルをこがずに歩いたり、両足で蹴ったりする練習から始めました。
バランス感覚を養う練習です。

下の子とよーいどん!などレースをさせました。
この練習で娘ではなく、下の子がメキメキとストライダーの腕をあげました。

さらに数日後。補助輪を片方だけつけて漕ぐ練習

だいぶふらふらしなくなってきたので漕ぐ練習をさせることにしました。

いきなりだとまた転んでやる気ななくなってしまいそうだったので補助輪は片方だけつけました。
片方だけつけていればバランスが取れなくてもこける回数も減るかな?と思ったからです。

片方だけだとかえってバランスがおかしくなる、という話も耳にしましたが、中腰で自転車を支えて走る、ということを下の子をおんぶした状態ではあまりできないので、まずはやってから考えようと思いました。

持ち手のところを横から一緒に持ってスタートし、「どんどん漕ぐ!スピード出して!補助輪ついてるから怖くないよ!」と、ペダルを漕ぐことに集中させました。

補助輪がついているのでガラガラと音がするのですが、うまく乗れると補助輪が浮くので音がしません。
「音がしないってことは乗れてるってことだよ!すごいじゃん!!」とほめちぎりながら練習しました。

苦節2か月弱。ついにこの日がきた!

補助輪を片方だけにして3日。
だいぶ音がしなくなってきたので補助輪をはずしてみました。

するとあれあれ?乗れてる!
ついに乗れるようになりました!

正直、自転車なんて練習したら1週間くらいで乗れるようになると思ってました。
ネットで「すぐに乗れるようになる」「1日で乗れるようになる」といった記事も読み漁りましたし、YOUTUBEなどもたくさん見ました。
参考にはなりましたが、実際なかなかうまくいきませんでした。

土日にまとめて数時間、つきっきりで見てあげられたらよかったのですが、下の子もいるので時間をかけてあげられませんでした。

きっともっといい練習法もあるんだと思います。
要領の悪い私にはこれが精いっぱいでした。

なんにせよ、乗れるようになって本当によかった!!!

これから自転車の練習をする予定のママさんにはストライダーをたくさん乗らせることをお勧めしておきます!

自転車練習の近道はストライダー!下の子がいるママさんにこそ試してほしい!

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まめ子さん

IT系ワーママ。甘いものとお笑いとロックが大好き。そっくりすぎる6歳、3歳、1歳の3姉弟と毎日お祭り騒ぎです。ワンオペ育児で肝っ玉母ちゃん化。夢は家族でフェスに参戦すること!

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