/ 2019.07.01

もう読まない本はありませんか?

本を手放すのって意外と勇気がいりますよね。私も読んでいない本や、もう読むことがないだろうと思う本でもなかなか手放せずにいました。「またいつか使う日が来るかもしれない」とか「これ高かったんだよね」とか思ってしまい、段ボールのなかや本棚にキチンと並べて何年も眠っていた本がたくさんあります。でも、本の入った段ボールを持ち上げる度に、こんなに重いものを持っていても管理が大変だし…本も読まれるからこそ価値を発揮するものだよな…と思い始めました。

大学への寄付になる古本募金

状態の良いものや比較的最近購入したものは、図書館に寄付したり、フリマアプリで売ったりできるのですが、問題はそれ以外のレアな専門書や本当に「古い」本たち。かと言って、ただ捨てるにはもったいない…。

そんなとき見つけたのが、早稲田大学古本募金。古本を寄付し、その売却金額が早稲田大学へ寄付されて学生支援や各種教育研究活動に活用されるというものです。

書籍はISBNがついているものなら何でもOK

このISBN(国際標準図書番号)ですが、海外の書籍はもちろん、「え?これにもついてるの?」というくらいほとんどの書籍についているので、だいたいのものは対象になると思います。そのほかにも、マンガや雑誌などは対象外ですが、ゲームやDVDは対象になります。買い取りできなかった書籍も、国内の小中学校の図書館や海外の研究機関に寄贈されるそうです。

韓国で買った本にもちゃんとISBNついてました。

手続きも簡単!電話かWebで申し込んで箱につめるだけ

電話で申し込みをすると、申し込み用紙が届きます。その用紙に記入して本を段ボールにつめ、準備ができたら箱数の確認の電話をするだけ。あとは宅配業者が自宅まで引き取りに来てくれます。持っていく必要がないのでとてもありがたいです。送料も、書籍・DVD等を合わせて5点以上で無料となります。

申し込みをすると、贈与承諾書と申込書が届きます。

申込書に記入して、箱に一緒に入れます。

ここが買い取りをしているようです。

誰でもできる古本募金で眠っている本を生かそう

この古本募金は大学への寄付になるので、早稲田学報という卒業生向けのコミュニケーション誌の別冊寄付者芳名に名前が載るそうです(寄付金額は掲載されません、掲載をしないこともできます)。

本棚もすっきりするし、手放した本も有効活用されるので一石二鳥。もし読まない本や観ないDVD、飽きたゲームが眠っているなら、ぜひ未来の人材育成のために活用してもらうことをおすすめします^^

こんな人材育成支援の形もあるっていいですね

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maruriさん

韓国人の夫、ふたりの娘と暮らすマイペースママ。15年前から実母を介護している。育児も家事もマイペースに奮闘中。

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