/ 2019.08.30

地味に大変な離乳食の時期。

離乳食の時期って、だいたい月齢6か月頃~1歳すぎと短いものの、大人とは別に用意しなければならないと思うと地味に手間がかかりませんか?

食べることを好きになってほしいからいろいろなものを食べさせてあげたいけど、こまごま調理するのは手間がかかる。だからみなさんいろいろな工夫をしておられることと思います。今日は私がやっている工夫について記事にしてみようと思います。

我が家は1週間分の食事を作り置きしています

まず我が家の「大人の」ごはんのスタイルですが、1週間分の買い物をまとめてやって、1週間分の献立を考え、1週間分の調理を土日にまとめてやります。つまり平日はほとんど料理はしません。サラダを作ったり、下ごしらえしておいた食材をグリルで焼くぐらいで、平日は台所に立つ時間は15分もないと思います。

なので離乳食も基本はフリージング。そこで大活躍するのがリッチェル社「わけわけフリージング ブロックトレイ」です。

サイズが3種類あり、こんなふうに使い分けています。

★50ml:一番大きいサイズ。これはおかゆの冷凍用に使っています。このキューブ2つ分で、おかゆが約90g分になるので、後期以降の目安量としてちょうどいいぐらいの量になります。

★25ml:真ん中のサイズ。野菜類と、肉・魚類を一緒に煮たおかずに使います。

★15ml:一番小さいサイズ。写真はこのサイズのものです。一般的な冷凍庫の製氷皿と同じくらいのキューブ。野菜1種類とか、肉・魚1種類とか、単品で調理したものにはこれを使います。離乳食初期の、食べる量が少ない頃にもこちらがおすすめです。

写真の一番右のように、そんなに量がないものはラップに平たく包んで冷凍することもごくたまにはありますが、1人目も2人目もほとんどこちらのトレイにお世話になっています。

おかゆの調理方法

まず10倍がゆから始めて、7倍がゆ、5倍がゆ、3倍がゆ、軟飯・・・というように段階を経て水分量を少なくしていくということが離乳食のおかゆ調理のセオリーとして言われていることと思います。

が・・・おおざっぱすぎる性格の私は、これを正確にはかるのが面倒で。。。しかも我が家はご飯は土鍋で炊く派で、炊飯器がないのですね。なのでおかゆもお鍋で作るわけですが、正確にはかっても、少し火が強くて途中で吹きこぼれてお水を足したりして、これっていったい何倍がゆ?!?となっちゃうこともしばしば・・・

なので私はもう、これは何倍がゆなのか、という概念を捨てました・・・これがいいのかどうかわかりません、あくまで私の場合です。大事なのは、これが何倍がゆなのかということでなく、おかゆの硬さを少しずつステップアップすることであると置いて、「少しずつ水分量を少なくする」ことができていれば問題ないと考えました。なので、

・いつも同じ鍋を使う
・入れるお米の量を少しずつ増やす
・お水の量は鍋いっぱいまで

というふうにすることに。

これならお米の量だけを考えればいいので私にとっては楽です。我が家で使っているのはティファールのソースパン(26cm)ですが、そこにいまは2.5合分のお米を計って入れます。ちなみにお水の量は、今でだいたい900ccくらいです(使っているBRITAのサイズから勘案してそれぐらい)。今のおかゆの硬さに慣れてきたら、これを徐々に3合、3.5合、4合、と増やしていくつもり。ちなみにこの鍋で炊けるおかゆの量は4合くらいまでかなと思います(しかしこれもやってみないとわからないというおおざっぱぶりですが。。。)

おかずの調理方法

【1、おかずのとりわけ】
少量を都度調理するなら、楽なのは、大人のごはんからの取り分けですよね。私がやっている取り分けというと、例えばこんな感じ。

★トマト:大人用にサラダをつくるときに一部を細かく切ってチン
★お刺身:2~3枚をタッパーにとって少量のお水を入れてチンしてほぐす
★たら・鮭などの切り身:大人はグリルで焼くけど離乳食用にはタッパーに少量のお水と一緒に入れてチンしてからほぐす
★豆腐:大人が冷ややっこを食べるときにそのまま分けてあげる(なんという手抜き。。。)


【2、まとめて調理】
我が家では取り分けもやりますが、まとめて冷凍することを考えて、最近は離乳食の分だけをまとまった量調理することが多いです。調理をするタイミングは、大人の分の作り置きと同時並行でやっています。

肉・魚類は、離乳食用に買ってくることが多いです。鳥のひき肉、しらす、ツナ(ノンオイル・食塩不使用のもの)、それから取り分けのところにも書いた切り身をよく使います。

野菜は、大人の分の食材を一部離乳食にまわして使います。例えばこんな感じ。

★キャベツ:大人用に炒め物を作るとき、その一部を細かく切って煮る
★にんじん:大人用にナムルを作るとき、千切りにしたものを一部みじんぎりにして煮る
★かぼちゃ:大人用に煮ものを作るとき、一部を小さめに切ってタッパーにうつしてチン
★葉物野菜:大人用に煮びたしを作るとき、一部を細かく切って煮る

平日の食事の支度のコツ

こうして作り置きしておいた離乳食のキューブをどんなふうに使っているかというと、朝食の準備のときに、夕食の分も出してしまって一度に済ませます。

朝の準備の一環として、おちゃわんを2つ、深めの小皿を2つ並べて、おちゃわんにはおかゆのキューブを2つずつ。小皿にはおかずのキューブを3~4個ずつ、朝と夜の組み合わせが同じにならないように一応気を付けてピックアップ(食べる本人は気にしてないと思うけど)。朝ごはんの分はそのままレンジでチン。夕ご飯の分はラップをかけて冷蔵庫へ入れておいて、夕方帰宅してからチンします。

おおざっぱすぎるので・・・参考になりますかどうか・・・

と、ここまで私の工夫を書いてきましたが、なんだかおおざっぱすぎてお恥ずかしいくらいです・・・赤ちゃんのごはんなんだからもうちょっときちんとやりたいんだけど!という方には全く何の参考にならないと思います。。。そんな方には申し訳ないのですが、ただうちの子供たちはこんなに手抜きでも何の問題なく、たくさん食べる大食い男子に育っています。

色々な食材を使っていろんな味を体験させてあげること。硬さや大きさはこどもの食べ慣れ具合にあわせて少しずつステップアップするようにしてあげること。そして何よりも、一緒に楽しく食べること!離乳食においてはこの3つを大事にしていれば、十分に愛は伝わるのではないかと思うのです。これはあくまで個人的な考え方なのですが・・・

地味に大変な離乳食。でもこんなに手抜きしても大丈夫な人もいるのねと、少しでも楽に捉えてくださる方がいらっしゃったら幸いです。

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さん

2人の男の子をもつワーママです。普段は会社員ですがいつかお料理を仕事にしたくて勉強中。まいにちのごはんのことを投稿します。みなさんご一緒に、日々のお料理を楽しみましょう!

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