2019.07.23 / 2021.07.16
夏の絵本は色々
夏休みが始まりますね。息子は保育園なので夏休みはありませんが、平日の昼間に外から子どもの声が聞こえると「夏だなぁ…」としみじみします。
せっかくなので、わが家の絵本棚から夏がテーマの絵本…特に夏休み感のある「里帰り」絵本を3冊紹介します。
その1『うみべのなつやすみ』
兄妹の子ども2人で赤い電車に乗って海辺のおじいちゃんの家へ。おじいちゃんと一緒に砂浜遊び、海釣り、おばあちゃんのごはん(自分たちが釣った魚)、お墓まいり、盆踊り、手持ち花火…と、もう夏休みフルコース。自分の子ども時代を思い出して涙が出そうです。
その2『あったりまえじゃのおじいちゃん』
田舎で1人で暮らしているおじいちゃんの家に男の子が1人で遊びに行きます。先ほどの『うみべのなつやすみ』と打って変わって、こちらは(おそらく)山。畑仕事に川釣り、カブトムシ捕り。
声が大きくてちょっとこわいおじいちゃんとの夏の二人暮らし。少しずつおじいちゃんと打ち解けて田舎暮らしを楽しんでいく様子、最後はちょっと切ないところも夏休み感あって良いです。
その3『えのでんタンコロ』
江ノ電は、神奈川を走っているローカル電車。帰省ではないようですが、男の子がおじいちゃんと一緒に江ノ電に乗って、そこで昔(昭和30年頃)の江ノ電や江ノ電沿線の思い出話を聞きます。
当時を知らなくても、湘南に縁も所縁もなくても、なんだかノスタルジー。かわいらしい絵も相まってなんだかほっこり。江ノ電のちょっとマニアックな情報も載っているので、電車が好きな子にもおすすめです。
「里帰り」絵本は大人も楽しめる
自分が子どもの頃の夏休み、祖父母との思い出、田舎の風景を思い出してとても嬉しく切ない気持ちになります。私も夫も「なつかしいな〜」「どこのおじいちゃんもこんな感じなんだね〜(笑)」とか言いながら読んでいます。
わが家の息子(現在2歳)も3冊ともお気に入り。頻繁に持ってくる本のひとつです。読むと「釣りしたーい!」「海いきたーい!」と言って楽しんでいます。
この3冊以外にも
里帰りがテーマの絵本、かなりたくさんあります。実際にある地方のお祭りや観光地をテーマにした絵本も多く「これは何県の話だろう?」と調べたりするのも楽しいですよ。月刊絵本は在庫がないこともあるので、図書館などでも探してみてください。
暑い夏、読書の夏(?)。涼しい書店や図書館ですてきな絵本に出合いたいですね
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ベティ子さん
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5歳息子・3歳娘・かわいいネコの3兄妹(?)ママ。スキマ時間にスマホでイラストや漫画を描いてます。
自宅の絵本700冊超え、パパも含め全員、絵本大好き一家です♪