2019.07.26 / 2019.07.29
韓国の保存食の定番といえばキムチですが…
えごまの葉の醤油漬けってご存知ですか?韓国ではえごまをよく食べます。日本でも最近えごま油などが体に良いということでポピュラーになってきましたよね。韓国では昔からえごまをゴマと同じくらいよく使います。また、日本では大葉をよく食べますが、韓国では大葉よりえごまの葉が多く食されています。えごまの葉、日本でもスーパーで少量ずつ売っていますよね。今回はそのえごまの葉を使った韓国の家庭でよく食されている保存食を紹介したいと思います。
えごまの葉は栄養満点!風味も最高!
最初は葉っぱそのままのビジュアルとくせのある味にびっくりしましたが、慣れてくるとこれがおいしい!韓国に行くとキムチよりこっちを先に探してしまいます。一度えごまの葉の魅力にはまると、本当に大好きになります。
そんなわけで日本でも食べたくて探したのですが、新大久保のコリアンタウンで売られているものは少量なのに高い!
缶詰でも売られていますが、やっぱり手作りのもののほうが風味や食感などが勝ります。
でもどうしても食べたいときは、こういうものも買ってきてストックしたりしていました。
1:1:1:1の醤油液に葉っぱを洗って漬けこむだけ!
主人の実家に帰省する度に、えごまの葉をもらってくるほど大好きなので、いっそのこと自分で漬けてみることに…
えごまの葉そのものだと、一袋に40枚くらい入って税抜き280円とお手頃でした。新大久保の「ソウル市場」で買ったので普通のスーパーだともう少し高いかもしれませんが…
作り方はとっても簡単です。
1. 葉っぱを洗って水気を拭きとるor乾かす。
この時点ではザ・葉っぱです(笑)
軸をとる場合もありますが、私はもったいないのでそのまま食べる派です。
2. 耐熱容器に葉っぱを重ねて入れる。
3. 醤油と酢と砂糖と水を1:1:1:1の比率で鍋に入れて火にかけ、砂糖が溶けて煮立ったら液が熱いうちにえごまの葉を入れた容器に流し込む。
ちょうど酢を切らしてしまったので、今回はリンゴ酢を代用しました。
甘さ控えめにしたい場合は、砂糖の量を減らしてもOKです。
多く見えますが、食卓に出すと大人は一食につき3~6枚食べ、3歳の娘も欲しがるので意外とすぐになくなりました。
4. 粗熱が取れたら冷蔵庫へ。一日置いたら食べられます。
写真のようにしんなりするので、漬けてすぐでもおいしく食べられます。
一日もすれば貫禄が出てこの色に(笑)
キムチのように唐辛子の粉で漬けたり、味噌で漬けたりといろいろありますが、これが一番簡単です。この手軽さなら時間がなくても夜にちゃちゃっと作っておけます。
風味が最高!ごはんのお供にぜひ!
ご飯にくるっと巻いて食べるのが定番!風味が香ばしくてご飯が進みます。
そして何と言っても、保存がきくのが良いところです。ちょっと時間がたって風味が変わってきたなと思ったら、漬け液ごと鍋に入れて一度沸騰させると消毒にもなってより長持ちします。
細かく刻んでチャーハンにいれたり、使い方もいろいろです。
定番おかず以外にもたくさんの魅力がある韓国の食。これからも楽しんでいきたいと思います。
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maruriさん
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韓国人の夫、ふたりの娘と暮らすマイペースママ。15年前から実母を介護している。育児も家事もマイペースに奮闘中。