/ 2019.11.01

突然ですがこの度、長男(年長)の水筒を新調することになりました。というのも、過ごしやすくなってきたこの季節、息子たちが通っている保育園では遠足があります。うちの園では年少より小さいクラスは遠足と言っても、遠足ごっこに近いもので園内でお弁当を食べ、お茶は園でもらえるので水筒はいらなかったのですが、いよいよ今年から次男も年少。この遠足から水筒デビュー(大げさ?!)することになりました。

「遠足行くようになったら、僕もこれつかうー!」と長男が使っているプラレールの水筒にずっと憧れていた次男。一方、プラレールはそろそろ卒業気味の長男。そこでこれまで長男が使っていた水筒を次男に譲り、来春小学生なる長男のために、小学校でも使える水筒を新しく買うことにしました。

男子は「なくす」を前提にコップは一体型がおすすめ

さっそく職場の小学生ママにリサーチ。一年生だと保温ができるステンレス製のもので800ミリリットルぐらいのものを持っている子が多いとのこと。確かに走り回ったりしていると、一日で500ミリリットルのペットボトルを軽く飲んでいることも。

運動会の練習が始まるともっと大きいものや、2本持ちになるのだそう。そして男子はなんとこわして帰ってくることが多く、現在3年生の息子さんには、すでに何度か買い替えているとのこと。特にコップはなくしやすいので(どうやら帰る道中でなくすらしい)コップやフタは一体型のものがいいよというアドバイスをもらいました。

また、よくこわすから、だんだん水筒にお金をかけるのではなく、丈夫なカバーを買い、それをつけて、今は使っているとのことでした。

飲む量には個人差があり、体育のない日とある日でも違う

次に園の卒業生で息子と同じ小学生に通うママにたまたま会えたので聞いていました。一年生はまだランドセルの重さにも慣れておらず、重い水筒は負担になるとのことで500ミリリットルぐらいが多いとのこと。ただ飲む量に個人差があり、女の子であまり飲まない子は、体育のない日には250ミリリットルのものを持っていっている子もいるのだとか。

選ぶ基準はいつしか「自分の好みより、友達とおそろい」

ということで、我が家では間をとって500~600ミリリットルのものにしぼって探すことに。ネットでサイズを入力し、長男が好きな恐竜柄を検索。すると覗き込んできた長男が「僕、恐竜は嫌や!こっちがいい」と指したものは「トイ・ストーリー」の柄。

確かに「トイ・ストーリー」は見たことがあるものの、これまで「プラレール」→「昆虫」→「恐竜」という道を歩んできた長男にしては意外なチョイス。
「えー恐竜好きでしょ」という言うと「だってここにあるもの全部赤ちゃんみたいやもん」とのこと。そう言われてみれば、恐竜グッズはほとんどが、恐竜がかわいくデフォルメされていたり、シルエットも丸く、確かに図鑑で見るような恐竜ではない。
「こわーい(図鑑のような)のじゃないと。赤ちゃんみたいな恐竜は嫌」とのこと。うーん、リアルさ重視の水筒選びとは。

「でもトイ・ストーリー、そんなに好きだっけ?」と聞くと「これ、〇〇くんと△△くんと同じやねん」
まさか選ぶ基準が友達とおそろいとは。自分の好みより、友達と一緒。もうそんなことを言う歳になっていたとは。長男の成長ぶりにちょっとびっくりしつつも「小学生になってもこれ使う?〇〇くんとは違う小学校になるんやで?」と念のために聞いてみても「大丈夫」との返事。「まあ、本人が気に入ってるのが一番かな」と思うことに。

ただ、この水筒はフタ(コップ)がはずれるタイプなので、同じものでフタが一体型のものを選び「フタなくなると使えなくなるから、こっちにしよー」と誘導してみるも「いや、こっちにする。こっちが一緒やもん」とかたくなに、フタ(コップ)がはずれるタイプを主張。※2WAYタイプなので直飲みもできます。

最初からフタ一体型にしぼって見せれば良かったと一瞬後悔したものの、本人の気持ちを優先して友達と一緒のものを買うことにしました。

早速フタをなくす自体発生!

さて、水筒が届くと嬉しそうに何度も触っていた長男。遠足当日(次男もプラレールの水筒を喜んで使用)も大切にリュックに入れて、保育園からの帰り道でも遠足での様子を話してくれていました。
ところが突然「あっ!」というと泣きそうな顔。

慌ててリュックを見ると、水筒のフタ(コップ)が!水筒がリュックからはみ出している、しかもフタがない状態で!
急いで来た道を引き返そうとすると「あった!」とコップを手にした長男の姿が。コップは外れてリュックの中に入っていました。安心しつつも「これがフタをなくすということか!」とさっそく到来したことにびっくり。
長男にその場でコップはカチッと音がするまで、しめるように伝え、実際に何度かやってみました。

水筒の「コップはなくなるかもしれない」でも帰ってからも何度も「見て~、大人みたい」と何度もコップにお茶を入れて飲む姿に、これにして良かったなと思いました。ちなみにコップは400円で取り寄せ可能です。

洗うのが楽な水筒など選ぶ基準はたくさんありますが、本人が気に入って、通学が楽しくなる水筒が一番なのかなと思いました。

私が小学生の頃は水道や冷水機だったので、どんな水筒でも、今の子は「いいな~」と思う母です。

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nagisaさん

パクチー農家のヨメ。農業からライターまで幅広く活動中。2人の男児のママ。ネイチャー系男子たち(夫も含む)との日々は虫嫌い&文化系ママにはいつも未知との遭遇です。

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