交通手段・ジブリデザインのコミュニティバスがおすすめ

ずっと気になってた三鷹の森ジブリ美術館。友人がチケットを譲ってくれて、ついに行ってきました!
※入場チケットは日時指定の予約制で、ローソンチケットで購入できます。毎月10日に、翌月分のチケットが発売。

平日、自宅から美術館まで電車乗り換え・バス移動を含めて1時間弱かかります。私と乳幼児二人(3歳と9か月)だけで行くことに、まずは心配でした。が、意外に大丈夫でした!
行き(13時頃):普段地下鉄に乗ることが多いので、中央線の車窓を夢中になって眺める長男・ベビーカーに乗ってオモチャで遊ぶ次男。
帰り(17時頃):帰宅ラッシュで混雑気味でしたが、長男はベビーカーで爆睡・抱っこされてご機嫌な次男。

三鷹駅と美術館の往復は、コミュニティバスを利用しました(10分ほどの乗車)。スタジオジブリがデザインしたバスなので、まっくろくろすけがバス内に描かれていて、長男は見つけて喜んでいました。

三鷹駅南口から歩いてもいけますが(徒歩15分ほど)、乳幼児連れだとちょっと遠いかもしれません。コミュニティバスは、美術館開館中の時間帯において現状10分間隔で運行してるので、便利です!

いざ入館!の前に・・・

私たちは14時入場のチケットで、14時ちょっと前に着いた頃には既に並んでいました(写真の通り)。3歳の長男がおとなしく一緒に並んでいるはずもなく…列の前から後ろまでを行ったり来たり、美術館の外観周辺に落ちているドングリを拾ったりしていました。入館までの列のところには美術館のスタッフが3名ほどいて、小さな子供にも慣れている様子で、長男を気に掛けてくれていました。

15分ほど並び、もうすぐ入館できそうなところで、まさかの長男が「うんちしたい!」と。普段の排便リズムは朝晩と殆ど決まっていて、いつもはこんな時間にうんちしないのに…やはり幼児連れは何が起きるか分かりません(笑)でも、ご安心を!美術館の外・受付手前にトイレがあります。長男がスッキリした後は、14時入場の列は解消されていて、私たちもすぐに入れました。

この日は晴れていましたが、雨の日に乳幼児と一緒に並ぶのは大変だろうなぁと思いました。

ジブリ美術館は物語の入り口です

物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。そして、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰って欲しい、これが私達の願いです 館主・宮崎駿監督より。

・館内で写真撮影できません。
・ベビーカーは館内で利用できず所定の場所に置くので、赤ちゃん連れなら抱っこ紐が必要です。
・無料のコインロッカーもあります。
・おむつ替え台は各フロアにあります。
・授乳室はインフォメーションのスタッフが個別に案内してくれます。

美術館は地下1階・1階・2階・屋上という構造です。私たちは地下1階からジブリワールドへ!そこには映像展示室「土星座」があり、オリジナル短編アニメーションが上映されています。この日は「水グモもんもん」の映画で、長男にとっては初めて大きなスクリーンで映画を鑑賞しました。約15分間ずっと釘付けになっていて、終わるやいなや「また映画館で観たい」と言ってきました。映画館は子供といつからいけるかなぁと思ってたところなので、作品によっては一緒に楽しめそうという新たな発見も嬉しかったです。ちなみに映画上映中、次男は抱っこで寝てました。周りに赤ちゃん連れが数組いて、多少の泣きもお互い様という雰囲気でした。

同じく地下1階の常設展示室「動き回る部屋」では、私も息子二人も楽しめました!(あえて内容を割愛します)

1階には、常設展示室「映画の生まれる場所」・企画展示室・カフェ「麦わらぼうし」・カフェデッキがあります。展示物をじっくり読むことは幼児連れだと難しかったですが、私自身これまで観た作品を思い出し、特に好きな作品を改めて感じることができました。今回はカフェを利用しなかったので、次回の楽しみにとっておきます。

2階には、ネコバスルーム(小学校6年生以下が対象)・図書閲覧室・ミュージアムショップがあります。ミュージアムショップには美術館限定販売アイテムも多く、レジは常に並んでいる状態でした。図書閲覧室では本や絵本を買えます。息子は鑑賞した「水グモもんもん」の絵本(映画パンフレット)を買いました。これも美術館限定販売になります。そして、なんといってもネコバスに大興奮!平日15時過ぎですぐにネコバスルームに入れましたが、土日祝日はかなり待つかもしれません。息子はネコバスの上に登ったり滑って降りたり、ネコバスの中のまっくろくろすけを触ったりと、とても嬉しそうでした。ネコバスルームには親は入れず近くから見て、その代わりに美術館スタッフが子供の安全をみてくれます。混雑時は5分で入れ替え。私たちが行った日はそこまで混み合ってなかったので、10分くらい遊べました。

屋上庭園には螺旋階段を上がっていきます。そこにはロボット兵がいて、写真撮影可能です。巨大なロボットを目の当たりにした長男は、またまた大興奮でした!

芸術の秋を満喫!

長男の大好きなジブリ作品は「となりのトトロ」・「魔女の宅急便」・「もののけ姫」。「平成狸合戦ぽんぽこ」はオバケが出るような一部の映像だけ繰り返し観たがりました。「風の谷のナウシカ」・「風立ちぬ」は、やっぱりまだ早かったです。事前にいくつかの作品を観ていたので、今回の美術館は息子も楽しめたようです!何度も「またトトロに会いに行きたい」と言ってくれます。ジブリ美術館は井の頭恩賜公園が隣接しているので、次回は午前中に入場し、お昼ご飯は館内のカフェで、午後からは公園で思いっきり遊ぶ・おやつはピクニックという一日プランで行きたいと思ってます。

息子と美術館はまだまだ早いかなぁと思い込んでいましたが、今回を機に子連れでも楽しめるかも!と思えました。もちろん展示の内容にもよりますが、子供たちの色んな反応や新たな発見を一緒に喜びたいです。

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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