/ 2019.11.21

韓国の全羅北道群山にあるパパの実家に帰省

我が家は年に1,2度パパの実家がある韓国に帰省します。実家があるのは仁川空港から南のほうへずーっと降りた港町。高速バスで5時間ほどかかる全羅北道の群山です。娘が赤ちゃんのときは一日がかりの飛行機やバスでの移動に行った日も帰ってくる日もぐったりでしたが、もう娘たちも4歳と2歳。赤ちゃんと違って飛行機代はかかりましたが、道中ぐずることもなく寝たいときに寝て起きたいときに起きて…(笑)いい子で行ってこれました。

余談ですが、子連れの飛行機は機内食や座席スクリーンが楽しめる航空会社を選ぶことをおすすめします。以前は少しでも安く…と思いLCCでの帰省がほとんどでしたが、ぐずった時におもちゃやお菓子などであやすには限界があり…。今回は、離陸して飽きてくるタイミングで機内食が出たり、スクリーンでゲームやアニメを楽しめる飛行機での旅だったので、あっという間に時間が過ぎました。飛行機を降りてからも家にたどり着くまでの時間が長い我が家にとっては、とてもありがたかったです。

むこうでゆっくり時間がとれず…でも買い物はあきらめない!笑

今回の帰省の目的は家族行事やだったので、ソウルでゆっくり買い物~などという時間はなく、ほとんど群山の周辺での買い物でした。大きなロッテマートと最近できたロッテマートのアウトレットモールはあるのですが、どっちかというと東大門や地下商店街などの激安なお店が好きなので、それなりの値段の服や小物は買う気にならず…。

それでも隙間時間でパッパっと厳選して買ったものを紹介します。子連れ旅は荷物も多いので、買うものは本当に厳選が必要(笑)

①それでも外せない韓国のお菓子

厳選が必要だと言いながら、なぜか毎回韓国の鉄板菓子を買ってしまいます。買うものを選ぶ際、基本は「かさばらない」「日本でなかなか手に入らない」ものを基準に選んでいるのですが…日本でも(下手したら近くのスーパーでも)普通に買えるし、かさばるお菓子たち…(笑)それでもやっぱり「韓国のお土産だよ」と渡すのに一番ちょうど良いし、余ったら自分でも食べれるので少しは買っておきます。ちなみに韓国海苔は最近日本でも本当にポピュラーになってどこにでも売っているし、かさばるのでいつも買わないのですが今回は安かったので購入(笑)

②韓国コスメ(パック)

韓国のパックもいつもお土産用に少しだけ買います。これも日本で買えるけど、ちょっとデザインがかわいいものとか日本人にとって目新しいものを選ぶようにしています。

ちなみに韓国コスメは良いと評判ですが種類が多すぎて…もはや私はよく分かりません(笑)でもかわいいパッケージのものが多いので、大学生のときはチークとかアイシャドウ、リップなどの単色をたくさんお土産に買っていました。韓国は美容大国なだけあって化粧品の進化は早いです。クッションファンデもかなり前からみんな使っていたので、最新コスメを試しに買うにはリーズナブルで良いと思います。

③韓国特有の食品

写真左はコンドゥレというキク科の植物を乾燥させたものです。日本語では高麗アザミ。韓国ではこれをナムルにしたり、ごはんと一緒に炊いてコンドゥレごはんにして食べたりします。このコンドゥレごはんを以前飲食店で食べてとてもおいしかったので、家でもやってみようと思い購入しました。一袋400円弱です。軽いしかさばらないので乾物はおすすめです。他にもいろいろな種類の乾物があります。自宅で手軽に韓国料理を作ってみたい人は是非。

写真右はトラジ茶。韓国で一般的に言うトラジとはキキョウの根のことで、のどに良いとされています。たんが出るときや、のどが痛いときに手軽に飲めるよう、ティーバッグタイプを購入。ちなみにこのトラジもナムルにしてビビンバに入れたりします。日本ではあまり馴染みがないですが、歯ごたえがあってとてもおいしいですよ。もうひとつ、韓国でのどに良いとされてポピュラーなのは梨汁です。のどが痛いとき=梨汁を飲め、というくらい。パウチに入った梨汁が売られていたりします。さすがに重いので買いませんが、のどが弱い私としては本当はストックしておきたいくらいです。

④お茶や漢方薬

韓国は朝鮮人参をはじめ、漢方大国でもあります。漢方薬を処方したり鍼灸を行う「漢医院」がそこらじゅうにあり、一般市民にとって漢方薬はとても身近な存在です。漢方を煎じたエキスをパウチで処方する漢方薬もとても一般的。2~3万円と少々値は張りますが、自分の症状に合わせてオーダーメイドで作ってもらえるので効果は抜群です。私も産後体調が優れないとき、漢医院に駆け込みました。

今回持ち帰ったのは市販の漢方薬と漢方茶。左から朝鮮人参のエキスをお湯などに溶かして飲む「紅参茶」、冷えの防止や免疫力アップの鉄板漢方茶です。そして義理の母がくれた慢性疲労や老化防止に効くという漢方。これはペースト状でスティックタイプなので飲みやすそうです。そして久しぶりの韓国料理を満喫して食べすぎたときによく飲む漢方の消化を助ける薬。これは漢方を練って丸いお団子のようにしたもので、噛んで食べれます。漢方の味ですが、慣れると普通に美味しいです。

ラスベガスで漢方医をやっている友達も原材料を韓国から輸入しているそうです。韓国は東洋医学の考え方が昔から根付いているので、漢方薬に関してはとても進んでいます。原料の質も良いので、気になる方はトライしやすい市販の漢方茶などから試してみるのをおすすめします。

お義母さんが「うちでは飲まないから」とはちみつナツメ茶をくれました(笑)ナツメも韓国ではよく食される健康食材です。

⑤ワカメ

なぜここに来てワカメ?と思われるかもしれませんが、ワカメは私が必ず買ってくる食材のひとつです。韓国ではワカメスープをよく飲みますが、産後のお母さんの貧血予防にワカメがとても良いと言われています。韓国では誕生日にワカメスープを飲む習慣もあります。

日本では噛みづらい軸の部分は処理して売られていることがほとんどですが、韓国のワカメは軸もそのまま。ザ・ワカメ!というかんじです(笑)軸のついたままのワカメの歯ごたえもおいしく、そのままのほうが韓国のワカメスープっぽくなります。栄養価も高いはず。

新大久保などでも買えるのですが、現地のほうが種類が豊富なのでこちらもランクイン。乾物なので軽いところも◎。

⑥LINEやKakao talkのキャラグッズ

ラインやカカオトークといえば韓国。最近はスタンプのキャラグッズもたくさん発売されています。これはロッテマートで買ったものです。専門店に行かなくても買える手軽さが良いですね。シールなので全くかさばりません。ピーチが好きな友達にはせっけんケースを。

韓国ではポピュラーなキャラたちなのでどこでも買えるし、韓国っぽさもあって子供がいる友達やキャラクターが好きな子へのプレゼントにちょうど良いです。うちの子たちが見たら「ちょうだい~」となるので、見つからないように買ってからそっと袋に忍ばせて持ち帰りました(笑)

⑦日用品

今回韓国で親戚の家に行ったのですが、どこの家も食器洗いスポンジがスポンジっぽくなくて改めて驚きました。韓国では網状のものや化学繊維でできた平べったいスポンジが結構使われています。使ってみると泡立ちも良く、汚れもすいすい落ちる!

ということで、購入(笑)ひとつ100円くらいです。

網のほうが乾燥も早いし、衛生的なのかなあと思いました。

⑧子供用の靴下

最後に子供用の靴下です。以前、たまたまかわいい靴下が1足100円くらいで買えたので、今回も靴下買うぞ!と思っていたのですが、なかなかお店に行けず。結局直前にロッテマートにないかなと探したところ…ありました!大型スーパーで大体何でもそろうんだなとつくづく実感。子供の靴下は私の中で消耗品の位置づけなので、かわいいかどうかも大事ですが何よりコスパ重視です。

日本にはないデザインのものが買えたり、韓国のちびっこに大人気の「ポロロ」というペンギンのキャラクターがついたものもあって、しかも安い!子供もですが母も大満足です。

子連れでショッピングモールに行けなくても、近くの大型スーパーだけで十分満足できます

独身時代のように夜の東大門で服を値切って買ったり、有名な観光地でグルメをゆっくり味わいながら旅したりはできませんが、今回の旅も買い物も結果的に大満足でした。大型スーパーが近くにあれば、だいたいそこで買い物も済ませられます。そして食に関しては、どの店でも大体おいしいです(笑)ガイドブックに載っていなくても、日本人の感覚からすると「え?こんなにおかず出てくるの?」とビックリするお店ばかりなので、ハズレはないはず。

カフェもコンビニ以上にたくさんあって、最近の韓国はおしゃれなカフェ激戦区なので(笑)きっと大満足できるはず。ベビーカーでそのまま入れるお店もたくさんあります。あ、でもカフェは飲食店と比べると割高です。ごはんを食べて、そのあと行ったカフェのコーヒー代がごはんと同じ値段だった…というのは、韓国あるあるです。

いずれにしても、今回も子連れで過密スケジュールのわりにお土産もしっかり買えて大満足の旅でした。

子供の海外デビューに近くの韓国はいかがですか?

また本場のキムチをたらふく食べたいです…

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maruriさん

韓国人の夫、ふたりの娘と暮らすマイペースママ。15年前から実母を介護している。育児も家事もマイペースに奮闘中。

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