/ 2019.11.30

 ついに今年もあと僅か・・・!本格的な冬を前に風邪や感染症の心配も尽きないものです。今回は私が勤務している病院での手指消毒を参考にした我が家での風邪対策をご紹介します。

やっぱり手洗い?うちではアルコール消毒。

 風邪予防としてまず手洗いを挙げる方は多いと思いますが、手洗いって意外と時間をかけないといけないの知ってましたか?WHO(世界保健機構)のガイドラインによるとアルコール消毒20~30秒に対し手洗いは40~60秒で行うことが推奨されています。この時間には手を拭く工程も含まれているのですが、それでも1分手洗いをするのは子どもにとってかなり長い時間です。ちゃんと工程を踏んで洗うのも難しく、洗面所周りもびしゃびしゃにされてしまうので我が家ではアルコール消毒を優先してやっています。
 

 もちろん目に見えた汚れがついている時は石鹸で手洗いさせるのですが、それ以外はアルコール消毒をしています。

 加えてアルコール消毒はインフルエンザウイルスに効果的です!ノロウイルスには効かないのでご注意下さい(ノロウイルスには次亜塩素酸が効きます)。

 あと、アルコール消毒って手が荒れやすいと思っていませんか?最近市販されているアルコール消毒剤は大体保湿剤入りか低アルコールなので手が荒れにくい処方になっています。もちろんアルコールアレルギーの場合は避けましょう!どうしても体質的に荒れてしまう方も無理に使う必要はありません。

あとはうがい?紅茶パワーを使います。

 手洗い・・・とくればうがいですよね。でも上手にうがいをさせるは難しいですよね。
これはTV情報なのですが紅茶がインフルエンザ予防にいいと聞いて、今年から我が家では毎回は無理だけれど実践しています。紅茶でうがい(出がらしでOK)が理想だけど飲むだけでも効果があるそう。調べてみると紅茶のテアフラビンという成分が殺菌作用があるようで、緑茶に多いカテキンより強力なんだとか。そういえば家族全員インフルエンザにかかっても私だけ難を逃れています。紅茶は好きでよく飲んでるのですが、こんなところで恩恵が・・・!
 ちなみにミルクティーにすると牛乳の蛋白質と反応して殺菌作用が弱くなってしまうらしいです。

 うがいに関してもうちょっとお伝えすると
・うがい自体は一般的な風邪予防にはなるけれど、インフルエンザ予防はできない。
・ヨード液(イソジン等のうがい薬)の使用は逆効果

 上記は首相官邸HP、厚生労働省HPにもありますのでご興味があればご覧ください。

湿度は40~60%

 あとは部屋の湿度です。
湿度が40%以下になるとウイルスや菌が活動しやすくなり、60%以上でカビやダニなどが繁殖しやすくなるので、なるべく湿度40~60%になるように調整しましょう。最近は時計や加湿器で湿度を表示してくれるものもあります。
 結露として湿度を奪われるのを防ぐためには結露防止シートの使用や、サーキュレーターで空気を循環させることで窓付近の空気だけが冷やされるのを防ぐといった対策があります。

 肌がカサカサ、喉の痛みを防ぐためにも湿度はキープしておきたいですね。

基本は予防と体力!あとはたくさん遊ばせて体力をつけさせましょう。

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mikekoさん

小1、年中双子の母。理学療法士。 出産をきっかけに産前産後リハビリテーションを知り目下勉強中。
食費を削らない節約大好き。節税、ポイ活、つみたてNISAやってます。

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