/ 2019.12.04

冬場の体調管理は「腸内環境づくり」

我が家は有機農業をしています。有機農業とは、ざっくり言うと農薬ではなく、土の中の微生物に土壌環境をととのえてもらい作物をつくります。なので我が家は微生物の恩恵を受けて成り立っているようなものなのですが、数年前に「風邪対策=腸内細菌、腸内の微生物の活性化」が注目され出し、ますます「やっぱり微生物はすごい!微生物バンザイ!」となった我が家。冬場の体調管理は「腸内の細菌が活動しやすい、腸内環境づくり」となりました。
このおかげかはわかりませんが、次男3歳&保育所歴6年になる長男6歳もインフルエンザとは今のところ無縁です。

スーパーで手に入るものばかりで「腸内環境づくり」

とはいえ何か特別なものを食べているわけではありません。どれもスーパーでみかける食材ばかり。

まずは「風邪が流行りだした」と聞いて買い足すのが、米麹(こめこうじ)甘酒と塩麹(しおこうじ)の発酵食品。
発酵食品には、乳酸菌をはじめ、善玉菌が豊富に含まれています。「甘酒は飲む点滴」と聞いて以来「少し風邪気味かな」と思ったら、仕事の休憩中にでも買って飲むのですが、これが私の体質に合うらしく、たいていはこれでのりきれます(もちろん気持ち的なものもあるでしょうが)お腹もあたたまるので一石二鳥。風邪にはにんにくという人もいますが、にんにくを食べると胃が痛くなりがちな私は、もっぱらこっち派です。

ノンアルコールでほんのり甘いため、子供達も保育園からの帰宅後飲んでほっこりしています。(※酒粕甘酒にはアルコールが入っています、米麹甘酒はノンアルコールです)

あらゆる料理に塩麹を

塩麹は昨年もらって大活躍した調味料。肉や魚の下味にも使いますが、我が家では鍋やスープに入れると味がしまるので、きゅっとひとしぼり。インスタントラーメンなどに入れるといつもと少し違った味に。

甘酒や塩麹はアンテナショップやいろんなメーカー、ご当地ものもたくさん出ているので、いろいろ買って味比べをするのも楽しいです。ちなみに我が家が甘酒にはまっていると言い出してから、お土産や手土産でいただくこともしばしば。

発酵食品の一番のエースは味噌汁

あとは普段から食べている食品で「腸内細菌に良さそうなもの登場回数増加作戦」。やっぱり発酵食品の代表は「味噌」。冬は味噌汁の回数を増やします。ただ、子供は「また味噌汁~」と言うこともあるので、そんな時は肉を炒める時に、味噌を入れ味噌炒めにしたりします。

発酵食品の納豆もご飯だけでなく、冷奴にかけたりして、トッピングとして多様。我が家ではのりと一緒にトーストにのせたりもします。
朝食には、ヨーグルトやチーズ、ヤクルトなどで手軽に乳酸菌も摂取。

腸内の善玉菌を増やすには+水溶性食物繊維

さらに、先日NHKの最新の調査で「腸内の善玉菌を増やすには+水溶性食物繊維」とやっていたので、今年は+「水溶性食物繊維」も強化しようと思っています。

水溶性食物繊維を多く含む食材とは、海藻、根菜類、大麦など全粒穀物豆類、イモ類、キノコ類とのこと。そこで今年は味噌汁の具に、イモやキノコ、根菜、わかめなどを多く入れてみようと思います。個人的にのりを味噌汁に入れるのも美味しくて好きです。

明日もがんばれ!自分の腸内細菌に呼びかける

そして一番重要なのが自分の腸内細菌に向かって語りかけること。特にインフルエンザ等が流行りだしたりすると、寝る前に「今日も一日よくがんばった。さあ、今が一番勝負時、明日も一日がんばって、すごいぞ」とお腹をさすりながらお願いしています。
子供も風邪気味のときは「お腹さん、がんばってね」と呼びかけています。

気休めといえば気休めですが「誰でもほめられればやる気が出るもの!信じるものは救われる」と信じて、今日も語りかけています。

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nagisaさん

パクチー農家のヨメ。農業からライターまで幅広く活動中。2人の男児のママ。ネイチャー系男子たち(夫も含む)との日々は虫嫌い&文化系ママにはいつも未知との遭遇です。

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