/ 2020.08.11

平日は会社員、週末はパラレルキャリアで似顔絵のオーダーメイドをしている、2歳児の母、うかたそです。

復職してから、会社で育児中社員の交流を目的にしたランチコミュニティを運営しています。主に未就学児のいるママや時短パパ10人ほどが集まり、空いている会議室で月一回ランチするのが活動内容です。

先月、そんなママパパコミュニティを飛び出して、社内のすべてのワーママやプレワーママ向けに講座を開催しました。

せっかくなので、その内容を社外向けにアレンジして、こちらにもシェアします。

普段はいち会社員として働いている私ですが、リアルなワーママとして感じたこと、大事だと思ったことをまとめています。

これから復職するママの参考になれば幸いです。

まずは、ロールモデルを見つけよう!

自分のロールモデルとなる働き方をしているワーママを見つけて、自分にとっての心地よい働き方とはどんなものなのか考えてみましょう。

ママだから時短をとらなければいけないというわけではありません。

時短をとるデメリットを理解した上で、それでも時短でなければ回らないようであれば時短をとります。フルタイムでいけるなら別に無理して時短をとる必要はありません。

復職した後のタイムスケジュールを考えてみよう!

3人のママのタイムスケジュールを紹介します。それを参考にして、自分にあったタイムスケジュールを考えてみましょう。

育児中社員が利用できる制度

育児中社員が利用できる制度は、上記のようなものがあります。また、会社によっては福利厚生で割引制度があることも。

復職前面談はぜひ実施を!

復職前面談は、復職前にやる気を見せる一番簡単なアピール方法です。長期休業していると、上司はこちらの状況が分からないので、きちんと説明しておくことで後々スムーズに復職できます。

育休後コンサルタント山口理栄さんの面談シートは、項目がよくまとまっているので、面談時に持参することをおすすめします。書き上げてから面談に臨みましょう!

・育休後職場復帰面談シート
(リンクはページ一番下)

家庭内のオペレーションの見直しを!

復職前に、パートナーとも意識のすり合わせをしておきましょう。AERAはかゆいところに手が届くワークシートを作ってくれています。

・AERA共働きの家事育児タスク100表
・AERA共働き夫婦の家事分担バロメーター表
(リンクはページ一番下)

家事は「ママがしなければいけないもの」ではない。

パートナーの協力があってもなくても、この際時短アイテムはどんどん投入していきましょう。初期投資はかかりますが、最初に仕組み化を頑張れば後が楽です。仕事と一緒。

特に三種の神器は、この3つを揃えることで一人分くらいの労働力になるので、毎月家事代行を雇うよりも現実的です。どんどんアウトソーシングを!

ワンオペなら、第三者を巻き込もう!

パートナーが出張で不在のときは、ベビーシッターを使うという選択肢もあります。

この体験談の方は、子どもを預けるのではなく、ばーばを召喚するような感覚で使っています。シッターを使うのに抵抗のある方も多いと思いますが、こういう使い方なら利用のハードルが下がると思います。

子どもの病気は避けられない!

病気のときもできるだけ夫婦二人三脚が基本ですが、パートナーが出張中だったり、単身赴任だったり、どうにもならないおうちもあります。
ただ、悲しいことに、子どもは平等に病気になります。

病児保育室や病児専門のベビーシッターの利用登録なども検討しておくと、いざというときの助けになります。

災害などのリスクに備える!

また、最近は地震や台風など、とにかく災害が多いですね。日本に住んでいる以上避けられないものなので、守るべきものがある私たちは、しっかり備えておく必要があります。

「私には無理だ」と諦めてしまったママへ

ここまで読んでみて、「私には無理だ」と思った方もおられると思います。

実際、この講座を会社で実施した後に、反発したママがいました。

「私はワンオペ育児でパートナーの協力なんて得られない」
「それに、子供は人見知りでベビーシッターにはきっと懐かない」
「そもそも私は他人を家にあげるのが嫌なので、家事代行も頼みたくない」
「家は狭いし、お金もないし、夫の理解も得られないので高価な家電は買えない」

彼女は、できない、しない、やりたくない、と「ないないない」のオンパレードでした。

でも、待って。やる前から諦めるのはもったいない。と、私は彼女に伝えたい。

①まず、パートナーとは勇気を出して話し合ってみること。

受け入れてもらえなくても、話し合ったことを相手はずっと覚えています。そのときはダメでも、何かのきっかけでチェンジマインドするかもしれない。そのチャンスを自ら棒にふるなんてもったいないです。

②子どもはたしかに人見知りかもしれない。でも保育園には通えているから、大丈夫。

たくさんの大人と触れ合う機会を子どもに作ってあげることは必要なことだから、「うちの子はダメかも」と思わないで、まず自分の子どもを信じてあげて。

③人を家にあげるのが嫌なら、便利家電を使えばいい。

狭い家でも置く方法はいくらでもあるし、一番安いものでも、共働きしていればなんとか買えるはず。中古という選択肢もある。(実際私の家で使っている食洗機とドラム式はメルカリで購入したものですし)

そもそもパートナーが家事を分担してくれないなら、便利家電の購入に反対する権利はない。

大切なのは、自分の心。ワンオペは、疲れはてて、へとへとになって、心まで擦り切れてしまうくらい大変なもの。だから、なるべく自分を甘やかしてあげて。甘やかすための方法を諦めないで、と伝えたい。

参考文献

参考文献は、上記のとおりです。

さらに詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。

色んな人やモノを巻き込んで、楽しく両立を!

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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