/ 2020.01.05

2020年、家族で新たな体験をするなら豪華客船クルーズはどうでしょう?私は添乗員時代に初めて船旅を経験してその魅力を知り、いつか家族ができたら一緒に乗りたいと思いました。新婚旅行で主人も船旅の楽しさにはまり、いつか子供と!と思うように。そして今年、ついに子連れ海外クルーズデビューを果たしました。息子は食物アレルギーが数多くあるので食事面も心配でしたが、無事に船旅を満喫することができました。

大型客船クルーズは子連れ旅におすすめ!

船旅といえば、料金が高い、シニア向け、船酔いしそう、船の中で暇なのでは?というイメージを持つ方もいると思いますが、実はそんなことないんです!むしろ、クルーズ代金には移動・宿泊・食事が含まれていて、プランによっては1泊1万円程度のことも。小さい子ども連れの旅行は移動が大変ですが、船旅は寝て起きたら次の国、そして毎日船内でのイベントが盛り沢山で忙しいほど。そんな楽しい子連れクルーズ旅行をご紹介します。

日本発着の外国船 ダイヤモンドプリンセス

かつては外国船に乗るには飛行機で海外に飛ぶ必要がありましたが、最近は日本の港からの発着が増えたので飛行機代がかからず、また必ず海外の寄港地が含まれるというきまりなので、台湾や韓国などに寄る海外旅行になります。我が家はプリンセスクルーズ社のダイヤモンドプリンセスというイギリス船でゴールデンウィークに5日間の船旅で子連れクルーズデビューをしました。
~日程~
1日目 横浜出港
2日目 終日航海
3日目 韓国の釜山寄港
4日目 終日航海
5日目 神戸下船

まるで動くホテル、動く街

全長290メートル、18階まであるの船を間近に見上げると圧巻です。約2700人の乗客と1200人の乗務員。船内には、客室はもちろん、いくつものレストラン、プール、大劇場、カジノ、美容院、ショップ、展望浴場にフィットネスまで揃っていてさながら街が動いているよう。

船内に入ると吹き抜けのロビー。ちょうど令和になってすぐのクルーズだったのでお祝いムードでした。

船室は海が見える部屋がおすすめ

船室にはカテゴリーがあり、窓のない内側キャビン、海側、海側バルコニー、スイートルームなどいろいろなタイプのお部屋があります。一番リーズナブルなのは内側ですが、子連れクルーズなら、お部屋でゆっくりしながら海の風景や朝日に夕日、海から眺める陸地、満点の星空などを満喫できて海風も感じられる海側バルコニーがおすすめです。

バルコニーから見る日の出の美しさ

船室は工夫次第でさらに快適に!

今回の船旅で持っていって良かったものをご紹介します。まずはお部屋の目印となるもの。船内は長~い廊下の両端にたくさんのキャビンが並んでいます。なので、子供でも分かりやすいようなものを置いておくと迷わずに安心です。

我が家はこいのぼりを飾りました。

そして大活躍なのがマグネット類。船は鉄板で出来ているので、船室の壁も天井もほとんどにマグネットがくっつくんです。

これを利用して、船内地図や毎日配られるイベント情報が乗った船内新聞を見やすいように壁に貼ったり、ペン立てや小物入れもマグネット付きのものをくっつけたり、船内は乾燥しやすいのでマグネットの湿度計をつけたり、壁を最大限利用することでよりスペースがうまれます。

日本地図もマグネットで貼っておくと、今どのあたりを通ってるのかなぁと子供も航路に興味を持ってたどっていました。

クルーズ中はクルーズカードという、ルームキーであり船内会計に使用するカードを持ち歩くので、部屋の入り口にはカードや腕時計など出かけるときに必ず持つものを入れておける収納ポケットがあると便利です。これもマグネットに吊るしてしまえばスッキリ。

そして、突っ張り棒を一本つければ、タオルを干したり、洗濯物干しをひっかけたりとこちらも便利でした。

船室は冷房を止めても空調はずっと入るので、夜は肌寒いと感じることも。しかも吹き出し口が天井だったので、ここでもマグネットで布を張って、ベッドに風が当たらないように調整しました。

洗面所はそんなに広くはないので、化粧品や洗面具は吊るすタイプのポーチにいれていくのがおすすめです。

船旅が楽なのは一度荷ほどきしたら、下船するまで荷造りをしなくていいところです。スーツケースの荷物を全部出して、クローゼットや戸棚に収納したら、スーツケースはベッドの下に。これでお部屋もすっきり広々です。

いよいよ出航!

アトリウムでは出航セレモニーが開かれいよいよ船出。乗客は屋上デッキに集まり、出航ダンスパーティーです。横浜大桟橋のギリギリを通過したときには大歓声があがりました。

子連れにも行きやすいクルーズ旅行。次回は船内施設やイベント、食事についてご紹介します!

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さとみさん

関西在住、4歳の男の子がいるワーママ。元海外旅行添乗員で訪れた国は60カ国。アレルギーっ子の育児に奮闘中。お役に立てる情報をお伝えしたいです。

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