/ 2020.03.12

平日は会社員、週末はパラレルキャリアで似顔絵のオーダーメイドをしている、2歳児の母、うかたそです。

【緊急事態】娘インフルエンザ×夫出張×私休めない

2019年11月、子どもがインフルエンザA型に罹りました。

木曜の夜から発熱したので、金曜は保育園をお休みしました。熱はいつまで経っても下がらず、最高で42℃近くまで上がりました。(予防接種を二回ちゃんと受けていたのに…)

子どもはずっとぐったりとしてほとんど寝ている状態。おそらくそうだろうなと思い、発熱から12時間後に小児科の先生と相談の上、インフルの検査をするも、陰性でした。

諦めきれずに、診察終了時間ギリギリにすべりこみ、再び検査をして、やっと陽性反応が出ました。発熱から24時間後が経過していました。

さて、ここからが問題。インフルエンザは感染症なので、発熱から5日、解熱から2日間は登園ができません。

うちの場合は早くても翌水曜日にやっと登園できる。ということは、月曜日と火曜日は保育園に預けられない。そして、そんな時に限って夫が2日間出張で不在!頼れない!!

しかし、仕事は休めない!!!

病児保育室を使うことを決断!

考え抜いた結果、2日間病児保育室を使うことにしました。

これがまぁ、大変で。病児保育室の託児時間は短いので、朝はいつもより遅く出社しなければならないし、夕方はいつもより早く退社しなければならなくなりました。

普段はフルタイムの私も、この日だけは時短を2時間発動し、それでも足りないので時間休(時間単位でとれる有休)を併用しました。

ヘトヘトでクタクタの私に、上司や同僚は白い目…。

上司には「休んでいいよ」と言われていましたが、休んだところで自分の仕事を肩代わりする人はいないし、後になって自分が苦しむことは分かっていたので自分の決断で出社しました。なので、私が苦しいのは誰のせいでもない。自己判断によるものです。

…分かってはいたものの、それでも苦しかったです。。。

ですが、病児保育室がなければ出社すらできなかったわけで。今回ほど病児保育室に助けられたことはありませんでした。

保育園1歳児、リアルな年間お休み日数

そんなわが子は、去年の春(2019年4月)から保育園の1歳児クラスに通っています。

同じクラスのママに「ほとんど休まず登園できてますよね」と言われるくらい、健康児です。私自身も「わりと休まず会社に行けているし、娘が丈夫でよかった」と思っています。

わりと休まず登園できているといっても、今回のインフルエンザも含め病気でお休みしたのは今のところ、計14日。大人だったら健康といえるレベルではないので、やはり子どもの体は繊細です。

ちなみに、内訳は以下のとおり。

4月 3日
5月 3日
6月 0日
7月 2日
8月 1日
9月 2日
10月 0日
11月 3日
(うち、出社してからの呼び出しは2回)

ほぼ毎月休んでます。

「お休みしなかった月が2カ月もあるなんてすごくない!? 」って思うくらい、0〜1歳児は病気になるんですよね。これが保育園児の現実です。

そしてさらに厳しい現実を突きつけると、先ほどあげたように、うちの子はわりと体が丈夫な方で、これでもよく保育園に通えてる方です。
同じクラスの他の子たちはもっと休んでいます…。

ちなみに、これから復職するママに伝えておきたいのは、病児対応で会社休んでたら有休が普通になくなりますよ、という事実です。

おそらく一般的な会社の有休年間発給日数は20日くらいかなと思うのですが、健康なわが子ですら14日です。他のママからは欠勤控除(働かなかった日数分減給される)なんて話も聞いたことがあるくらいです。

子どもの病気に備えるには

で、どうしたらいいのか。

当たり前のことですが、まず、復職した一年は、ママひとりで回そうとしないことです。多くの家庭は、これまで子どもが産まれてから、ママがひとりで育休をとって子育てをして、パパは普通に残業したり、出張に行けたりしていたことと思います。

ですが、ママが復職する最初の一年間、パパには一度働き方を見直してみましょう。

子どもは夫婦ふたりで育てるもの。ならばママだけに仕事と子育てを両立させようとするのはもうやめましょう。パパだって仕事と子育てを両立してもいいんです。

子どもが小さいうちは一時的に夫婦でキャリアダウンしたっていいと私は思っています。子どもが病気になったら、夫婦でかわりばんこに休みましょうよ。

もちろん、単身赴任などでパパがいないおうちや、仕事の都合でパパがほぼ不在というおうちもあると思います。その場合は家電三種の神器は全て揃えることはもちろんのことですが、育児に第三者を巻き込むように工夫しましょう。

第三者は、ばーばでもいいし、ファミサポさんやベビーシッター、近所のママ友でも誰でもいいです。とにかく、ひとりで育児と家事を抱え込むのはやめておきましょう。(※ワーママ三種の神器…食洗機、洗濯乾燥機、お掃除ロボット)

とはいえ、これを書いている私本人も、育児に第三者を巻き込むのはなかなか難しいなぁと思っていて、ベビーシッターやファミサポさんの導入は、今はまだ検討中の段階。

ただ、いざ必要だと思ったときすぐに行動できるように、ファミサポの登録、ベビーシッターのアプリのインストールと会員登録は済ませてあります。(育休中にお試しで利用したこともあり)

で、そういうサポート体制を構築しておくと、いざ子どもが病気になってしまった、しかもパパが出張でいない!なんてときに役に立ちます。

病気の子どもは機嫌が悪かったり、夜中何度も起きてしまったりと、看病する側も体力勝負だったりする部分があります。そんなとき、便利家電や外部のサポートがあるだけで、こちらの負担もかなり違います。

そして、やっぱり頼りになるのが、病児保育室!

それから、勇気を出して使ってみたいのが、病児保育室。

わが家の場合は、熱が下がり症状も良くなったけれど数日は登園できない、感染症の治りかけのときなどにおもに利用しています。(過去に手足口病明けで1日、今回のインフルエンザ明けで2日利用しました。)

病児保育室は、保育士さんがほぼマンツーマンで子どもの世話をしてくれるのでとても手厚くて、本当に感動します。

これは病児保育室の連絡帳なのですが、この連絡帳、神すぎないですか!?

こんなに細かくおむつチェックしてくれて、睡眠時はSIDS対策で10分刻みで呼吸チェックしてくれて、しかも何をして遊んだかとか、どんな様子だったかとか、こと細かく書いてくれています。

預けるまでは、「病児保育室って、普段と違って知らない保育士さん、知らないお友達と一緒なので、娘は不安になるのでは?泣いて一日過ごすのでは?」と母親の私の方が不安でいっぱいだったのですが、預けてみてその想いも払拭されました。

本当、子育てって、何事も挑戦だなぁって思うし、子どもを信じてみることも大事なんだなぁと、改めて思いました。

自分と子どもを信じて

パートナー、家電、第三者、地域、病児保育室の保育士さん、色んな人やモノに支えられて、私はワーママをやれています。

どうか、世のママたち、ワーママになることを選んだ自分の選択を否定しないで。自分と子どもを信じて、パートナーや第三者を巻き込んで、共に頑張っていきましょう!

病気に負けず、チームで乗り切ろう!

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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