/ 2020.04.04

平日は会社員、週末はパラレルキャリアで似顔絵のオーダーメイドをしている、2歳児の母、うかたそです。

復職して3週間が経った頃の日記が出てきました。これから復職するママたちに向けて、その頃の私の赤裸々な思いをここに綴りたいと思います。(2019.5.24 復職して16日目)

全てが参考になるとは思いませんが、何か一つでも参考になる部分があるといいなと思います。

いつもなぜか罪悪感があった

不思議なことに、復職してから、子どもに対してずっと抱いていた罪悪感がなくなった。子どもと一緒にいるときに、優しい気持ちを持てるようになった。

私は自分の中の理想とする「お母さん」に少し近づけた。それがとてもうれしい。

育休中は子どもと一緒にいるのがただただ辛かった。本当にひどい母親だけど、子どもといる時間は、「退屈で、無為な時間」だと思っていたので、いかにして有意義な時間にするか模索していた。

会いたかった人とランチするとか、子連れで行けるイベントや勉強会に参加するとか、子どもと一緒にいながらもその時間を意味のあるものにしようとしていた。

もちろん食事や排泄、お風呂や寝かしつけなど基本的なお世話はする。離乳食の勉強や、子供の発達のことなども勉強した。子育てに関する本はたくさん読んだ。

でも、子どものことだけで自分の時間を終わらせたくなかった。

良くないと分かっていたけど、子どもにテレビを見せて、自分はボーッとSNSを眺めていることはざらにあった。子どもが食事をしている横で、スマホをいじっていることもしょっちゅうで、夫に何度も注意された。

それと、いつもなんだかピリピリしていた。

子どもと一緒になって無心で遊んだり、たくさん笑いあったり、よくあるオムツのCMの中の「優しいお母さん」みたいになれないのはなんでなんだろうという罪悪感がいつも隣にあった。

復職してからは、気持ちに変化が

けれど、復職してからは、そんな気持ちが一転した。

子どもと一緒にいる時間がとても貴重なものになったので、慈しむようになった。子どもを素直にかわいいと思える。

朝起きてくる娘を見ると愛おしくて思わず抱きしめてしまうくらい。なるべく子どもの求めることをしてあげたいと自然と思えるし、それが苦じゃない。(ごはんを床に落とすのだけは勘弁してほしいけど)

夫のいる土日はいつも子どもと離れるチャンスだと思っていたけど、今は子どもと丸一日一緒に過ごせる大切な日になった。

子どものことを思うと仕事も頑張れる。早く迎えに行くために、無駄なことはしたくないし、どうしたら効率よくできるか考える。仕事への集中度も増した。

夫との関係が、進化した

それから、夫に対する信頼感が増した。

夫は最高の戦友でパートナーだ。こんなに頼りになる相棒は他にいないと思う。

朝、子どもの世話をひとりでして、保育園まで送ってくれる。私が仕事もしながら夕方以降の育児をして大変だろうと、仕事の帰りも早くなった。

そしてびっくりなことに、夫も子育てと仕事の両立にチャレンジするべく、「男性は子どもが小さかろうが残業すべきだ」という文化と闘ってくれている。

在宅勤務を申請したり、泊まり込みの仕事が振られたら自分から上司に直談判した。同じく乳幼児を共働きで育てている男性同期を巻き込んで、
・朝の送り担当なので早朝からの対応はできないこと。
・夜も翌日のための引き継ぎ(家庭内の)があり遅くまで残業できないこと。
・保育園から突然の呼び出しがあること。
・泊まり込みの仕事はできないこと。
など、自ら自分が制約社員であることを上司に伝え、働き方を変えてくれた。

夫には本当に感謝している。時々お迎えも担当してくれることになった。夫のおかげで来週は友達と仕事帰りに飲みに行く。

当時の一日のスケジュール

当時の私たちの一日のスケジュールは、こんな感じでした。

私:15分の時短勤務(8:30〜17:00)
娘:延長なし(8:00〜17:30)

6:10
起床、身支度

6:30
夫と子ども起床

6:40
食洗機の中の食器片付け
お弁当箱に炊きたてごはんを詰める
夕飯用にごはんを分けておく

6:50 朝食

7:05 歯磨き

7:10
家を出る。
この間、自分の時間をゆっくり満喫する。
日経電子版を読むのが毎日の楽しみ(育休中は朝にゆっくり読むことすらできなかった)。

8:10 会社着
前日の書類のシュレッダーかけ
机周りの整理
夫から「保育園に送り届けた」と報告がくる。

8:30 始業
本当は9:00からだけど、少しでも長く働けるように勤務時間を前倒しにしている。

12:00〜13:00
お昼休み
基本お弁当をデスクで食べているけど、週に一回は誰かと外でランチ。
デスクでお弁当を食べる日はめちゃくちゃ早食いして、メールチェックとかしている。

17:00
退社(片付けてなんだかんだで17:10)
本当は17:15が定時なので、15分だけ時短。延長保育にならないギリギリの時間なので、お迎えの時間はこれ以上遅らせられず、こんな半端な時短に。8:15からの勤務があればフルタイムで働けるのになぁと思う。

子どもがもう少し体力つけば延長保育を使うけど、この間一度だけ使ったら翌朝の娘のコンディションがすこぶる悪かったので、できるだけ延長は使いたくない。

18:10
保育園お迎え

18:20 帰宅
家と保育園の間が徒歩2分なので大変助かっている。

18:35
子どもと一緒に夕ごはん
子どもの夕食はまとめて炊いて冷凍しておいたごはんと、コープの冷凍離乳食を駆使。大人のごはんは日曜に作り置きしたものを温めるだけ。

食べ物を床に落としたり、机になすりつけたりするので、その掃除をするのが面倒くさい。この時間、チームのみんなは仕事をしているのに、私は床の拭き掃除をしているという落差に虚しくなるときもある。

19:15
お風呂
テレビを観たいと泣く娘をなんとかなだめながらお風呂場まで連れて行く。
なだめるのに失敗すると、お風呂の中でも大音量で泣き続ける。近所への騒音トラブルを心配するくらいの大迫力のボリュームで、臨場感溢れる体験ができる。

19:35
お風呂からあがる
フォローアップミルクを飲ませながら保湿クリームを塗り、着替え、ドライヤー。自分のことは後回し。化粧水をゆっくりはたく時間はないので、オールインワンのパックをするけど、娘にはがされること多々。鼻水が出ていればメルシーポットで鼻水を吸う。

19:50
寝室に入る
最初に豆球にし、娘に消してもらう。
元気いっぱいに真っ暗な寝室の中を動き回るか、指をしゃぶりながらおしゃべりをする。(←本人なりに寝ようと努力しているのだと思う)何回か母の上に馬乗りになり、ヒップドロップを喰らわせる。もしくは顔面に蹴りを入れたり、立ち上がった状態から全体重をかけて倒れ込んでくる。

20:20
就寝
夫が一緒にいる日はついつい甘えが出て、21時就寝になったりもする。

20:30〜21:30
このあたりで夫帰宅。
洗濯、部屋の片付け、翌日の保育園の準備をする。

夫は冷蔵庫から作り置きを取り出し、自分で温めて食べる。この時間に夫婦で連絡事項を話したり、とりとめもないその日一日の話をしたりしている。

21:30〜22:30
仕事に関することをする。
在宅勤務ができない会社なので、読むのに時間がかかる文書を印刷して持ち帰り自宅で読む。パワポで作成する資料なども、手書きで内容と構成を考える。

23:00
就寝

4:00
一度娘が起きる日もある。
この間は2:30にうんちした娘に起こされ、オムツを替えたし、昨日は12:30にお腹が空いたと泣く娘にお茶とバナナを供給した。私はただただ眠かった。

復職してすぐの頃の私

こんな感じで、復職してすぐの頃は、娘への愛と、夫への感謝の気持ちで満ちていました。

ただ、時短勤務には色々と思うところがあり、この後私は働き方を見直します。

来週は復職して8カ月経ってどうなったかについての記事をアップします。もしよかったら、更新をお待ちいただけると幸いです!

次回へ続く!

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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