/ 2020.04.04

平日は会社員、週末はパラレルキャリアで似顔絵のオーダーメイドをしている、2歳児の母、うかたそです。

復職して8カ月。8カ月間で、すっかり日々の暮らしは変わりました。

(前回のあらすじ)
復職して3週間経った頃の日記を元に、当時の自分の思いや過ごし方を振り返りました。時短で延長保育を使わず働く日々。子どもと夫への感謝の気持ちであふれていました。

さて、そんな私が、8カ月経って、どう変わったかというと…。

1. 働く時間が長くなった!

まず変わったのは、時短勤務をやめたこと。

復職してすぐの頃は、時短勤務でしたが、2カ月くらい経った頃、フルタイムに戻しました。一応時短の申請は出したままなので、必要なときだけ時短を使っています。

フルタイムに戻した理由は、「時短だと色々効率が悪い」と思ったからです。時短だろうがフルタイムだろうが、求められる仕事の質は産前と同じです。

私もできるだけ生産性を高めようと思って仕事をしていますが、時短だと何かと都合の悪いことがありました。

憎き、勤怠管理システム!

例えば、私の働いている会社は、その日何時から何時まで時短をとったのか、勤怠管理システムに入力しなくてはいけないのですが、毎日ちまちま入力するこれが面倒でした!

「繰り返し入力」を設定することもできるのですが、復帰当初から時々フルタイムにしていたので、入力間違いがないようにあえて日々入力にしていました。(フルタイムで働いたのにうっかり入力だけ時短入力してしまうと、お給料が減額されてしまう恐れがあったので…)

働いていくうちに、日々入力して、いちいち上司に確認してもらうこの時間がもったいないなーと思うようになりました。時短入力しているときの時間は何も産み出していない時間なので、非効率だな、と。

短時間じゃ仕事が終わらない!

本当に終わりません。時短だと仕事が終わらないんです。

周りは「いいよ、明日やりなよ」と言ってくれましたが、明日は明日の仕事があり、終わらないと自転車操業のように仕事の借金がたまっていきます。これがとても嫌でした。

そして仕事を終わらせずに帰ることに罪悪感もありました。時短だから仕方ないのですが、どこか無責任な気がして…。

フルタイムにすることで、物理的に仕事量も減りますし(さばけるようになった!)、精神的にも「私は定時までしっかり仕事をしている!」という事実が罪悪感を和らげてくれるようになりました。

マミートラック対策としても

そしてもうひとつ。マミートラックに陥りたくなかった、というのもあります。

「うかさんは時短だから、仕事より家庭優先なのかな」と周りの人に思われたくなかったのです。

そりゃ、子どもが小さいので、家庭を優先しなければいけないのは分かっています。でも、そう思われることで、キャリアアップのチャンスを逃したくなかったのです。

まぁ、時短でも効率よく仕事を終わらせられればこんなことで悩まなくて済むのでしょうが、私はスーパーキャリアウーマンではなく、普通の会社員(凡人レベル)なので、「キャリアを諦めたわけではありません」と伝える一番簡単な方法が「時短をやめること」だと思ったのです。

そういうわけで、私は時短をやめました。

2. 就寝時間が早くなった!

それから、次に大きく変わったことと言えば、就寝時間です。

以前までは子どもを20時ごろに寝かしつけ、自分は23〜24時くらいに布団に入っていました。ただ、これを仕事のできる先輩ママに話すと、決まって「寝かしつけは時間の無駄!一緒に寝たほうがいいよ」と言われていました。

子どもが1歳6〜7カ月くらいまでは、寝かしつけ15分くらいでわりとすんなり寝てくれたので、先輩ママのこの言葉にはあまり聞く耳を持たなかったのですが、2歳に近づくにつれ、危機感を抱くようになりました。子どもが、保育園で体力をつけて、なかなか寝てくれなくなってきたのです。

寝かしつけに1時間!?

30分で寝てくれればいい方で、1時間寝ないなんていうこともザラ。子どもが寝るのを待ってただ横になっている1時間の効率の悪さといったら…。

これなら、そのまま一緒に寝ちゃって、翌日朝早く起きて家事や趣味をした方がいい、と思うようになりました。

特に、疲れていると、1時間も横になっていたら自然と寝落ちしてしまうことが多く、そこから起きて家事や仕事をするのは非常にパフォーマンスが悪いです。そのあとの睡眠の質も下がりますし、何より眠りの途中でハッと起きると、頭痛がする。

このような事情から、子どもと一緒に寝落ちするスタイルに最近は変えつつあります。

早寝早起きにはデメリットもある

ただ、これにはデメリットがあって、平日夫とゆっくりコミュニケーションをとる時間がありません。

そして朝に仕事を残しておくと、朝起きれなくなったとき(例えば第二子が産まれたときなど?)に、何もできなくなるので、このやり方も長くは続かないだろうなぁとは思っています。

すべては、発展途中

最近は夫も「うかと話す時間減るのは嫌だし、仕事も朝する方が効率よさそうだから、俺も、早く寝て朝早く起きるスタイルに切り替えようかなぁ」と言っています。夫にも良い影響があったようで、うれしい限りです。

ただ、夫婦で就寝と起床時間が変わったら、それはそれでまた色々変えないといけないところもでてくるでしょう。家事の分担などももう一度見直さないといけないかもしれません。

完璧な生活スケジュールなんてないと思うし、正解はひとつではありません。そのときそのときのベストを探して、日々自分が心地よく暮らせるようにスケジュールをコロコロと変えていけばいいのかなと思います。

人生は壮大なトライアンドエラー。模索していくこと自体が面白いですよね。

最後に、私の今の一日のスケジュールを載せておきます。

現在の一日のスケジュール

今のスケジュールは、こんな感じです。

私:フルタイム(8:30〜17:15)
娘:延長保育利用(8:20〜18:30)

4:10
起床。2時間くらいゆっくり好きなことをする。
(おもに好きな絵を描いていることが多い)

6:15
身支度

6:40
お弁当箱に炊きたてごはんを詰める
夕飯用にごはんを分けておく

7:50
夫と子ども起床。
子どもは自分で寝室の重たい襖を開けられるようになった。

7:00 朝食

7:15 歯磨き

7:20
家を出る。
この間、自分の時間をゆっくり満喫する。
voicyでながら日経を聴きながら歩く、電車の中で、ぎゅってのための記事を書き溜める。

8:10 会社着
ギリギリまでロビーの椅子に座って、ぎゅっての記事を書く。

8:20 子ども登園

8:30 始業
夫から「保育園に送り届けた」と報告がくる。

12:00〜13:00
お昼休み
基本お弁当をデスクで食べているけど、週に一回は誰かと外でランチ。

17:15
定時(ギリギリどころか時間過ぎても仕事してるので退社は17:25)

18:30
保育園お迎え
延長保育の利用者は7〜8人くらい。
娘は年長クラスの子たちにとても好かれていて、私も何人か年長クラスにも顔見知りのママができた。

18:40 帰宅

19:00
子どもと一緒に夕ごはん
食事は相変わらず鬼門。

だいぶ大人と同じものを食べられるようになったけど、好き嫌いが多く、ごはんと肉とフルーツしか食べてくれない。ハンバーグも、野菜の混ざったものは、投げる。

みかんも、私がうっかり皮を剥いてしまうと握り潰して果汁でぐちゃぐちゃにしてから、投げる。とにかく投げる。レジャーシートを敷いてるけど、飛び出すこともある。

20:00
お風呂
うまく誘導できるとスムーズに入ってくれるけど、パズルブームがきており、パズルが終わらないとお風呂に入ってくれないことが多々ある。お風呂に入る前に、食洗機と洗濯機を回す。

20:30
お風呂からあがる。
冬は乾燥するので、自分の顔にパックしながら子どもの保湿。子どももパジャマを自分で着るのがだいぶ上手くなり、成功率は50%。

21:00
バルコニーでスカイツリー、電車、飛行機、月を眺めてからでないと寝ないので、抱っこでバルコニーへ。
娘が満足したら、寝室に入る。

21:30
就寝
できるだけ娘と一緒に寝るようにしている。
イラストのオーダーなど、締め切りものがあるときは頑張って起きている。

22:00〜翌2:00
夫激務につき、帰宅時間がかなり遅くなった。
ふつうに帰って来る日は、自分で作り置きごはんを温めて食べ、散らかった部屋を片付け、翌日の保育園の支度をしてくれる。

娘は、夜中に起きることは滅多になく、平和です。

いかがでしたか?

また、一年経った頃に、その時の生活スケジュールを公開できたらいいなと思っています。

子どもが育っていくにつれ、悩みのタネもめまぐるしく変わっていくのでしょうが、どんなときも明るく、その時々に合った生活スタイルを築いていきたいと思っています。

これから復職するママも、すでに働いているママも、それぞれ自分に合った生活スケジュールが見つかりますように!

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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