/ 2020.01.31

二児の子育てスタート!次男誕生から一年を振り返って

先日、次男が一歳を迎えました。誕生以来、私は未知の二児子育ての幕開けでチャレンジの連続・長男にとっても大きな成長(時には苦難)があったと、しみじみ思います。

ざっとですが、この一年間の兄弟の絡みや私の気持ちなどを記してみます。

【2019年1月下旬に弟の誕生】
もちろん新生児なので、授乳とオムツ替えと寝てばかり。長男(2歳7か月)、私の入院中から赤ちゃん返りが始まり、授乳に激怒したり、私を拒否したり…。

次男のお世話で寝不足は当たり前、並行して長男の精神的なケアをすることが大事だと分かっていながら、うまくいかないことに涙する最もツライ時期でした。

【長男2歳8~10か月・次男1~3か月】
弟誕生から約3カ月をかけて、長男の赤ちゃん返りも沈静化。この間ずっと同居してくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです。甘えられる大人が一人でも多くいることで、長男も自分の気持ちを素直に出せたかと思います。

【長男2歳11か月~・次男4か月~】
母が実家に戻り、本格的に二児ワンオペ子育て始動!どうなることかと思ったけど、長男が私の不安を察してか…わがままも言わなくなり、次男のオムツ替えを手伝おうとしたりと、優しいお兄ちゃんになってきました。

2人の子ども達を相手に、慣れないながらも比較的穏やかに過ごせました。唯一お風呂と寝かしつけが大変で、試行錯誤してました。
(過去のブログご参照:0歳&2歳のワンオペ育児。お風呂や寝かしつけをどうこなす?実母のヘルプがなくなって…。)

【長男3歳1か月~・次男6か月~】
長男の刺激も多いためか、成長の早い次男は生後半年頃からズリバイを始め、日に日に高速化していきました(笑)。

それに伴い、お兄ちゃんのお気に入りのオモチャに突進していくようになり、ケンカが勃発。次男にオモチャを触られたり舐められたりすると長男は怒って、次男を突きとばすように…。この頃から、長男の手が出始めました。
(過去のブログご参照:3歳 vs ハーフバースデー、オモチャをめぐる攻防戦がスタート!)

【長男3歳3か月~・次男8か月~】
引き続きオモチャをめぐる争いが絶えず、次男の自我が少しずつ芽生えて、どうしてもお兄ちゃんのオモチャを手に取りたい様子。守ることに必死な長男は弟を突きとばし、しばしば私に「ドンしない!」と怒られる日々。

兄弟を引き離すことにいっぱいいっぱいで、2児育児をツラく思いました。

【長男3歳5か月~・次男10か月~】
長男が弟をどつく光景が日常になりつつあり、見慣れてくるうちに、見過ごすことが増えてきました(笑)。弟もたくましくなってきているようで。長男の成長があって、弟に貸せるオモチャが増えてきました。

弟の一人遊びも発達して、絵本を一人でめくっていたり。ハイハイ鬼ごっこなど兄弟同士で遊ぶこともみられるようになり、そんな姿にとても癒やされます。

【長男3歳7か月・次男1歳】
弟にオモチャを貸せない理由として「まだ赤ちゃんだから」と言っていた長男に、私は「弟は1歳になったから、もう赤ちゃんじゃないんだよ。いっぱい遊んでね」と伝えました。

前よりオモチャを貸してくれるようになったり、お風呂で男の子の大事なところを各自触って笑っていたり(笑)、兄弟のふれあいが多くなってきました。もちろん弟を突きとばすこともあるけれど、前に比べたらだいぶ減りました!

育児の弱音を吐いたら楽になった

私は、もともと弱音を吐くことが苦手でした。たとえば、疲れているのに「疲れた」と口にすることは自分の負けだと思っていたほど。そして、育児は楽しい・幸せ・子どもと笑い合っている、というポジティブなイメージを作り過ぎていました。

主人は平日と土日も仕事で忙しく、二児ワンオペで乳幼児相手に疲れもたまってきて、ある日を境に弱音を吐いてみました。

最初のお相手は、50代の上司(離婚を経て、シングルマザーで二人の息子を育てあげた)。私が「育児ってツライものですね」と小さな声で言うと、「それはそうよ、育児は大変。オムツ替えとか下のお世話も多くて、それが楽しい人って、逆にいるの!? 」とバッサリ。

確かに、特に乳幼児については、いわゆる後処理が多く(オムツ替え、お漏らし、トイレトレーニング、嘔吐の対応など)、これに楽しみを見出せるのでしょうか…?「とは言いつつ、やっぱり乳幼児はただただかわいいの」と言う上司。

私の義母は、三人の男の子のワンオペ育児を成し遂げました。それに対して「ご近所の人に助けられながら、当時は必死だったけど、なんとかなったのよ。振り返ればあっという間。あなたも大丈夫よ!」と、いつも優しく励ましてくれるお義母さん。

私の母も、私と同じく二児ワンオペを経験しています。一番さらけ出すことができて、「育児もう無理~」など弱音を吐きまくっています(笑)。

母は、「子どもが二人になってから、今まで聞いたことなかった怒り声が出るようになって、大変だと伝わってくるよ。ちょくちょく助けに来るから」と言ってくれて、2カ月に1回くらいの頻度で仙台から東京の自宅に来て3泊ほどしてもらい、育児を助けてくれます。そのたびに母の偉大さを再認識、もっと親孝行しなくちゃと、切に思います。

そして、ご近所にいる仲良いママ友さん達。二人の息子をワンオペ中という似たような状況の人も結構いて、もはや戦友として(笑)、リアルタイムの悩みや愚痴を言い合えるようになってきました。

言った後は、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えて、気分も晴れやかに。改めて、子どもを通じて出会えた繋がりに感謝の気持ちがわいてきます。

私が育児の弱音を吐きたくなるときは、答えやゴールが見えないモヤモヤしている状況が続いて、それを独りきりで抱え込んでいるときです。そんなときは素直に誰かに話していい。そのほうが闇がふっと消えて、気持ちが楽になります。かつて弱音を吐くのは負けだと思い込んでいたけど、今や弱音は吐いたもの勝ちではと変わりました。

ただ、ネチネチと弱音を言い続けるのは、聞いてくれる相手の気分を害する場合もあるので、弱音後は即さわやかさを示すこと!つまり、端的にでも具体的にでも弱音を言って、相手から何かしらのアドバイスなどを頂いたら、感謝と立ち直りをみせることが大事だと思います。

育児の悩みをあげたらキリがないし、これからもずっと続きます。さすがにずっとクヨクヨし続けていたらママがつぶれちゃうので、子育ては弱音を吐いては立ち直るの繰り返しでなないかと…!当然ながら、育児は楽しいことや幸せなことも溢れているので、「楽あれば苦あり」かもしれません^^

子どもとの大切な時間の中で

次男の一歳のお祝いで一升餅をせおい、家族写真を撮りました。その写真を、大学生の二人息子をもつ先輩ママに見せたところ、「とてもかわいい!わが子の幼い頃も思い出すなぁ。当時は大変で思えなかったけど… 抱っこさせてくれてありがとう、頬づりさせてくれてありがとう、一緒に公園にいってくれてありがとう、こんなふうに、小さなわが子にやってきたこと全てが愛おしく、できたことに対して感謝すら感じるの。今の乳幼児子育てが大変なのはよく分かるけど、あっという間に子どもは大きくなっていくから、どうか今を大事にしてね」。

3歳と1歳の子育て…大変さと喜びが交錯する中、人生で最もと言っていいほど大切な時間の真っ只中にいることを教えられました。

次男が元気に一歳を迎えられたこと、この一年は長男も大きな成長があり、本当によく頑張りました!

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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