/ 2020.02.08

こんにちは!都内で1歳の娘と夫と3人暮らしをしているしま子です。

突然ですが、みなさんは1日のうちどれぐらいお子さんを抱っこしていますか?わが家は抱っこで寝かしつけをしていないこともありますが、もともと抱っこ・おんぶじゃないと泣き止まない!ということも少なく、今ではかなり少ない方だと思います。

しかし、娘は3000gで生まれたにもかかわらず、驚異的な速度で大きくなり、体重は常に成長曲線の上限ギリギリを推移するビッグガールでした。

さらに10カ月を過ぎるまでハイハイはおろか寝返りすら打たない動かないガールでもあったので、大きめの娘を常に抱っこして移動する必要がありました。そんな私の救世主が「ベビーラップ」だったのです。

一枚の布で抱っこする「ベビーラップ」

ベビーラップとは、赤ちゃんの抱っこやおんぶをするための長い布です。一番ベーシックなサイズの布は約4mもあり、これらを身体に巻き付けて赤ちゃんを抱っこします。

私がベビーラップに出会ったのは、娘が6kgを超えてきた頃。それまでエルゴを使っていたのですが、加速度的に重たくなる娘に耐えきれず、紆余曲折を経て、ベビーラップという存在に出会ったのです。

思い出したのは「妊婦の頃のあの気持ち」

初めて購入したベビーラップで娘を抱っこしている写真です。娘は生後3~4カ月。はぁぷにぷにでかわいい…!

ベビーラップは背中全体を布で覆うので、体重分散に優れています。私の体感では子どもが10kgを超えるくらいまでは、ほぼ重さを感じずに歩き回ることができていました。

まずはその軽い感覚がとっても魅力的で、「重いから抱っこしたくないなぁ」と思うことから開放され、私はベビーラップの魅力にどっぷりとハマっていきました。

さらにもうひとつ、私がベビーラップで娘を抱っこして感じたのが、「なんだか妊婦だった頃に戻ったみたい」という気持ちでした。

はじめての妊娠で、子どもと文字通り一心同体。お腹が大きくなるにつれて増えていったあの愛おしい感情が、ベビーラップで抱っこをしたときに蘇ってきたのです。これは個人的な感想ではありますが、ベビーラップで抱っこしていると子どもと触れる面積が増えるので、それが関係しているのかな?と思います。

さらに!おんぶもできます

ベビーラップにはさまざまな巻き方があり、おんぶもすることができます。

娘はうつ伏せの姿勢があまり好きではなく、今でもおんぶは好きではないようですが、私の身の回りのベビーラッパー(ベビーラップを愛用する人)たちはおんぶ率がかなり高いです。というのも、大きい子どもを正しい位置で抱っこすると、前が見にくくなるんですよね。

あとは単純に前抱っこより後ろに背負う方が身体も楽です。それでも素手で抱っこするよりずっと楽なので、娘が動き回るようになった今も抱っこでベビーラップを愛用していますが、おんぶだったらもっと楽なのに~と少しだけ思います。笑

この場所は親の特等席。

つい先日娘と動物園に行ったときも、ベビーラップが活躍しました。初めて見る動物に見惚れる娘の表情を至近距離で見ることができて、とても幸せでした。

ベビーラップに出会う前の私にとって、抱っこは単なる「移動手段」でした。しかし、ベビーラップによって抱っこによるしんどさが減ったことで、そこに残ったのは「コミュニケーション」としての抱っこの大切さでした。

「抱っこじゃないといや!」と喚くことが少なかった娘ですが、私が布を取り出すと「じゅー(ぎゅー)」と言いながら近づいて来てくれます。復職後の平日は、どこにも出かけるわけじゃないけれど、あえて家の中で抱っこ・おんぶしてみる、というのを心がけました。

ほんの数分でもぎゅっと近づいて抱っこできると、娘成分を充電できるような気がするのです。イヤイヤ期の扉に手をかけている娘に向き合う手段として「抱っこ」があるのは、とても心強いです。

1歳を過ぎると抱っこひもをつかう機会は激減しますが、単なる移動の手助けとしての抱っこひもでなく、抱っこの心地よさを教えてくれるベビーラップは、どうしても子どもと向き合う時間が少なくなるワーキングマザーの強い味方だと思っています!

抱っこで近づく子どもとの距離は、何にも代えがたいです!

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しま子さん

同い年の夫と2歳の娘と都内暮らし。2019年4月に復職しました。はじめての子育てはジーナ式とベビーウェアリング(一枚布の抱っこ)に支えられています。長い文章を書いてしまいがち。

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