/ 2020.02.29

2歳児ママ、フルタイム定時勤務の1日のスケジュール

実家、義実家ノーヘルプ。また、ファミサポも弊地域はあてにならず、朝夕はファミサポ自身の家事があるからNGと断られる始末。夫婦で悪戦苦闘しながら乗り切っています。

1月に転職をし、裁量労働制のフルタイム勤務から、定時勤務(9:00〜17:45)に変わりました。生活も激変。現在のスケジュールはこんなかんじです。

■AM
6:30…起床
7:30…出発(起きてきた娘とすれ違い)
8:30…会社最寄駅到着
9:00〜17:45…勤務時間
※夫は5:30頃に起きるものの7:00すぎまで自分の身支度に没頭。
※AMは夫が娘の世話&登園担当。わたしは身支度して、夫にコーヒーを淹れ、娘が起きてきたらちょっと構ったり、洗濯物を畳めたら畳む程度。

■PM
19:00…お迎え(娘の夕食は保育園に依頼)
19:30…帰宅(荷物片付け、明日の保育園準備、夕食準備)
20:00〜20:30…風呂
20:30〜21:30…身支度、遊び、家事、夕食を同時進行
21:30…歯磨き、寝かしつけスタート
22:30〜23:00頃…母娘同時に就寝
※寝かしつけに1時間半程度かかるので、わたしの夕食のタイミングが難しい
※夫の帰宅は21:30以降。食事は夫婦別々のことが多い
※夫が食事を後回しにして読み聞かせをしてくれるときは感謝しかない

娘との時間が正味10分!?親子のスキンシップ不足

フルタイム定時勤務になって、なにが激変したかというと、娘との時間が激減したことです。朝は娘とすれ違いの生活で、触れ合えるのはお迎えから寝るまでの2時間半程度です。

しかもその2時間半は8割方家事をこなしながらの時間なのでシッカリ向き合えるのは、湯船で過ごす10分程度。お互いにスキンシップ不足を感じています。

裁量労働制のときには、毎日のように図書館に行き読み聞かせをしたり、一緒にレゴをしたり、大きな紙に絵をかいたりといろいろ取り組んでいましたが、それができなくなりました。そもそも平日に親子で食事をとることすらなくなってしまいました。いいのだろうか、だめだろ…という日々。

しかし19:30に帰宅して夕食を用意して食べるとなると早くて20:00。昼ごはんを11:30に食べている2歳児には遅すぎます。なんなら就寝時間ですもんね、幼児にとって20:00というのは。

フルタイム裁量労働制時の1日のスケジュール

前職では裁量労働制と週1の在宅勤務がありました。暇なときと忙しいとき、時間が空くとき仕事が詰まるときなど、日々状況が変わるので対応力と調整力が必要ですが、公私ともにうまく仕切れれば時間をつくれる働き方でした。

■AM
7:30…起床
9:00…出発
10:30頃…出社

適当な時間に起きて9:00まで娘と遊びます。朝のお世話と登園は夫が担当。夫は8:30〜9:15頃に娘と出発するので、気が向いたら私も一緒についていき、家族3人で登園。

その後は夫と会話をしながら途中まで一緒に通勤。洗濯や掃除もできるときはAMにします。夜中にメールが来ていることもあるので起きたらチェックして返信。

■PM
17:30〜18:30頃…お迎え
19:30…母娘夕食
20:00〜20:30…風呂
20:30〜21:30…スキンケア、遊び
21:30…歯磨き、寝かしつけスタート
22:30〜0:00…仕事、余暇、就寝
※1日中メールや電話は対応可能な状態にしておきます。

夜まで仕事に動きがないなという時はひとまず帰宅。明るいうちにお迎えに行き、図書館で過ごしたり、公園にいったり。

たまに15:30にお迎えが可能なときは、そこから一緒に片道1時間弱のところにある水族館に行ったりも。水族館で夕食を食べ、20:30頃帰宅、お風呂に入って21:30にはベッドに入れます。

そうこうしている間にもメールや電話は来ますので、都度対応。PCが必要なことは娘が寝てから対応しますが、たいていはスマホにBluetoothキーボードをつなげば対応可能でした(この辺は職種によりますね)。

また、逆に朝までに企画書を仕上げないといけない、夜中にデザインチェックをしないといけない、20時からの打ち合わせに参加しないといけないなども多々ありますが、そこは夫婦で協力しながら対応(結構しんどい)。

娘が入院、わたしも別の病院に入院ということもありました。娘は1歳のうちに1週間以上の入院を数回しています。でも裁量労働制と在宅勤務で仕事は停滞させることなく進められ、給与も減らず、娘の看病や自分の入院もなんとかなりました。

裁量労働制の場合は「ハイ、仕事おしまい!」という切れ目がなく、いつも仕事が気になっている状態で、自分や家族が体を崩しても常に仕事がついて回りがちでした。

その代わり給与は安定していますし、仕事もフレキシブルに対応できました。また、時間があるときは今日は水族館に行こう!とか図書館で何冊でも本を読もう!とか、娘への時間づくりができました。

定時勤務と裁量労働制どっちがいいの?

職種によるのでなんともですが、裁量労働制が導入可能な職種について言うならば、裁量労働制が子育てには向いていると実感しました。

定時勤務よりも親は臨機応変な対応と調整に疲弊しますが、子どもとの時間を確保しやすく、子どもや家庭の万が一への備えや対応がとても楽でした。ちょっと耳鼻科につれていくために1時間早く帰るということが調整次第で簡単にできます。あとで1時間働けばいいだけですから(それが大変なんだけど!笑。でもいちいち有給や給与が減るというストレスから開放されて、前向きに仕事と育児ができるのはありがたかったです。どうせしなきゃいけない仕事なんだし)。

時短勤務という選択肢もありますが、裁量労働制が認められる職種であるならば時間で区切る意味があまりないことは周知のことです。

1時間時短をする、そのために1時間分の仕事をしないのではなく、定時マイナス1時間でこなせる無理な努力をせざるを得なかったり(たいてい質が下がる)、結局家に持ち帰りをすることになります。裁量労働制が適応される職種は企画力などが必要とされるので、コアの部分はどこでも仕事が可能です。

であれば、時短で早く帰れるものの時間不足や焦りによる質の低下を招きがちで、しかもその1時間分の給与は下がってしまうのは、向上心やモチベーションを削ぎますし、勤務時間以外の対応はしないという状況は会社としてレスポンスが悪い結果を招きがちです。

もちろん長時間労働はNGですが、勤務時間に縛られすぎてパフォーマンスと給与が減ったら、働いている意味って???

高齢出産が増え、ある程度キャリアを積んだり、専門性の高い仕事をしているご夫婦が子どもを持つことが増えてきました。キャリアと専門性を延ばしながら子育てと仕事を続けていく場合、働き方の選択肢と可能性は、社会、会社、そして親自身が柔軟に持つ必要があるのかなと思います。

職種、キャリア、能力、家庭の状況に合わせた働き方を柔軟に選択できるようになってほしいですね

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この記事を書いたブロガー

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Rimiさん

43歳、都内フルタイム勤務。2歳女児と50歳夫と3人暮らし。広告代理店から製造業に転職ホヤホヤのグラフィック&VMDデザイナー、ときどき書家。モンテッソーリ教育をゆるゆる実践中。老後はiDeCoとNISA頼み。

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