新型コロナウィルス　デマを信じた自分に反省

コロナウィルス予防情報が流れてきました。

先日、近所に住むママ友からグループLINEで連絡が。
内容は、医療機関に勤めているDrから。コロナウィルスは「26~27度の温度で殺傷」できるため、温かい飲み物を頻繁に飲むと良いとのこと。

また別のママからも…

その数日後、別の国で同じように海外子育てをしているママ友から、同じようにグループLINEで「看護師さんから流れてきた」ということでメッセージが転送されてきました。
それによると「36－37度の温度で殺傷」されるとのこと。こちらも同じく温かい飲み物を頻繁に飲むと良いとのこと。

あえて読み比べることはなかったのですが、同じようなタイミングに送られてきているので、情報源は同じだろうと思い、温かい飲み物を積極的に飲むようにしていたのですが。

デマだった！

さらに数日後のハフポストの記事に、これらの情報をデマとする記事が載っていました。

「摂氏26度や36度でウイルスが死滅するのなら、人間の体温が36度付近なので体内に入った時点で死滅するはず」

た、たしかに…

気づかなかった自分に恥ずかしくなりました。

その後、もらったLINEを読み返してみると、どちらも似た内容ではあるものの、殺傷できる温度が10度も違－うっ！

オイっ！

いかに自分が適当な情報に躍らされているかを知り、情けないったら…。

幸い、拡散はせず。

どちらのLINEも、メッセージの拡散を促すような一言が添えてあったのですが、数日間で2回の同様のメッセージを受け取るということは、今頃みんなの元にも届いているだろうという予感があり、幸い、私は他へ転送することはありませんでした。

もしガンガン友達や家族に転送しまくっていたら…と思うと。ある意味、新型コロナウィルスよりも迷惑なウィルスに私自身がなっていたかもしれません。

反省しつつも、学びのあった出来事でした。

緊急事態なだけに、「予防できる！」という情報には何にでもすがりたくなるものだけれども、こんなときだからこそ！冷静に情報収集しなくてはいけないですね。
特に今回は何かの購入を促すような悪質なものではなかったものの、万が一デマを信じたことにより、身体上の被害が出ないよう、家族の健康を守る母親として特に気をつけなくてはいけないなと、久々にメディアリテラシーを考えさせられた出来事でした。