/ 2020.03.09

「冬の沖縄ってどうなの?」と思いながら子連れ旅行へ!

こんにちは。働く双子ママのゆっきーです。

主人がサービス業の為、年末年始に家族が揃う連休が無かったわが家。1月中旬にようやく連休をいただき、冬の沖縄に家族旅行に行ってきました!

今回の子連れ旅は“一年で一番寒い”といわれる1月の沖縄の気候がわからなかったこともあり、ほぼノープランで決行。お天気を見ながら行き当たりばったりの旅ではありましたが、結果は子どもも大人も大満足の旅行になりました。

そこで、特に思い出に残った観光スポットをご紹介していきたいと思います。

今回は、那覇空港からクルマで約1時間半。うるま市の宮城島にある「ぬちまーす製塩ファクトリー」の工場見学をメインにレポートします。

息をのむほど美しい絶景との出合いや、親子で思わず顔がほころぶグルメ情報もありますよ!

新型コロナウイルスの影響で何かと「自粛」ムードが漂う2020年の初春。そんなときは旅番組や旅情報を検索して、次のおでかけに想いを馳せるのがわが家流。

そして沖縄は、3月からの春夏がベストシーズン。わが家の旅記録が次の旅先候補として、少しでも参考になればうれしいです!

まずは「ぬちまーす製塩ファクトリー」へ!

「ぬちまーす製塩ファクトリー」がある宮城島には、美しい青い海に囲まれた「海中道路」を進みます。

「海中道路」は沖縄本島中部の与勝半島から伸びる全長約5kmの県道(無料)で、平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島の4つの離島につながる人気のドライブコース。

「海中」と聞くと海のトンネル?と思いがちですが、海の浅瀬を埋め立て、土手の上を走る道路というイメージです。大きな空と青い海。海の上をまっすぐに走る道路を駆け抜ける、爽快ドライブが楽しめますよ!

また、道の途中には「海の駅あやはし館」という特産品の売店や食事ができる施設もあるので、クルマをとめてひと休みするのもおすすめ。

この日はとても天気が良かったので、館に隣接する芝生広場の周りでのんびり。

寒い1月といえども、さすがは沖縄!服装はGジャンを羽織るぐらいでちょうど良い気候でした。

「海中道路」を進み、平安座島を抜け、浜比嘉島の丘を上って行くと、頂上にポツンと見えてくるのが目的地の「ぬちまーす製塩ファクトリー」。沖縄らしい赤茶色の屋根が目印です。

入場料も駐車料金もうれしい無料です。

こちらでは、モンドセレクション金賞以上を何度も受賞する、沖縄の言葉で「命の塩」を意味する「ぬちまーす」の製塩工場が見学できます。

製塩工場の営業時間は9:00〜17:30で年中無休。館内はバリアフリー対応なのでベビーカーでもラクラク!さらに、屋内なので雨の日でも楽しめますよ。

工場内では、約20分ごとにスタッフの方による無料ガイドがスタート。10〜15分程でわかりやすくお話ししてくれます。

ガイド無しでフリーでの見学もOK。ワンフロアの屋根付きテラスからガラス越しに工場内を見学するようなイメージです。

各見学ポイントには解説パネルが設置されているので大人にはわかりやすいですが、園児連れならスタッフの方から直接お話を聞いた方がより楽しめるかもしれません。

こちらの製塩室では、世界初の特殊製法「常温瞬間空中結晶製塩法」で美しい塩が作られています。

目の前の美しい海から汲み上げられた海水を細かい霧状にして、水分だけを瞬間的に蒸発させることでパウダースノーのような塩が降り積もるという特殊な製法です。

写真ではちょっとわかりにくいのですが、製塩室の中は一面真っ白で、雪のような塩景色。思わず中で雪だるまならぬ“塩”だるまを作ったり、“塩”合戦したくなってしまうかも。

出来上がった塩は、刷毛を使って広げながら人の目で細かく不純物を確認。スポイトのようなものを使って手作業で取り除きます。気の遠くなるような作業に頭が下がります…。

おいしく美しく安全な塩は、スタッフの方々の努力の賜物なんですね!

子どもたちが手を振ったら、作業中の方が手を振り返してくれてとても喜んでいましたよ。

ショップやレストランもあり

館内には「ぬちまーす」を使った食品、お菓子、お酒から美容アイテムまで、幅広く取り揃えるショップもあります。ここでしか買えない限定品もあるので、おみやげ選びにもオススメ。沖縄らしいおみやげが見つかりますよ!

また、「ぬちまーす」を使った料理やスイーツを楽しめるレストラン「たかはなり」も併設。ランチやひと休みにも◎。私のおすすめは「塩ソフトクリーム」(550円)です。
ミルクの甘さの中にちょっぴり感じる塩気が甘みを引き立てて絶品!子どもたちにあっという間に奪われてしまいました…。

お天気の良い日はテラスでゆっくり、心地よい海風に吹かれながら楽しんでみてください。

“絶景”と“パワースポット”が裏山に!「果報バンタ」

ここに来たら絶対に見て欲しいのが、裏山にある“絶景”と“パワースポット”。駐車場前の小道をのぼります。

道中には南国らしい色鮮やかな花や木々が広がります。

小高い丘をのぼりきった先に広がるのがこの絶景!「果報(かふう)バンタ」です。沖縄の方言で「幸せ岬」という意味の名の通り、眼下に広がるエメラルドグリーン、コバルトブルー、藍色のグラデーションの海は「美しい!」のひとことに尽きます。

「ココは本当に国内なの!?」と目を疑うほど壮大で息をのむ美しさを目の前にすれば、誰もが笑顔に。加工無しでこの美しさ!子どもも親も、絶景との遭遇に大感動間違いなしです!!

この下の「ぬちの浜」には、満月の夜にウミガメが産卵に訪れるとのこと。人の手の入らない美しく自然な浜で産まれるウミガメさんたちは“神聖なカメ”に育ちそうですね。

「ぬちまーす」も、この美しい海から生まれたと思うとより美味しく感じられますよ!

この丘には「果報バンタ」の他にも、癒しのエネルギーで満たされているといわれる「はなり嶽(だき)」や、天・地・海3つの神様が集まりすべての繁栄を応援するエネルギーがあるという「三天御座(みてぃんうざ)」などのパワースポットもあり、お疲れママもたくさんのパワーを貰えた気分に。

私はこの後、仕事で良いご縁があったので、勝手にここで貰ったパワーだと思い込んでいます(笑)。

この丘は、大自然を感じてリフレッシュできる、私が選ぶ今回の沖縄旅イチオシスポットになりました!

小腹が減ったら平安座島「ブロンジェリーカフェ ヤマシタ」へ

「ぬちまーす」工場見学の後は、海中道路方面に戻りつつ、お隣の平安座島にある「ブロンジェリーカフェ ヤマシタ」へ。

こちらのパン屋さんは天然酵母パンが自慢のオシャレなパン屋さん。

焼き立ての手作りパンがずらりと並びます。

こちらのパンにはあの「ぬちまーす」が使われているとのこと。どれもおいしそうで迷ってしまうかも。

私のおすすめは、このかわいいハリネズミの形をした「ハリネズミパン」。中にはチョコレートあんがたっぷり。子どもたちにも大好評でした!

そして、「ぬちまーす」の塩気と粒あんのハーモニーがたまらない「ぬちあんぱん」もこのお店の看板メニューです。どのパンも優しいお味でおいしくて、ひと口食べただけで幸せな気持ちになります。

パンはテイクアウトはもちろん、イートインもできるので、わが家は目の前に海が広がるテラス席でランチに。

そして、気さくで優しいオーナーさんとのお喋りも楽しい思い出になりますよ。

こちらのお店は月・火・土・日曜日の11:00〜19:00営業となっていますが、営業日や営業時間は変更になることがあるので、来店前にFacebook等でご確認くださいね。

見て、食べて、パワーを貰える「ぬちまーす」の離島巡り。子連れ沖縄旅にぜひどうぞ♪

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ゆっきーさん

6歳(小1)の双子女子を育てながら働く、神奈川在住のワーキングマザー。お出掛け&美味しいもの好きで、野菜ソムリエの資格も取得。“楽しい!美味しい!オトク!”を共有しましょう!

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