2020.03.11 / 2020.03.13
海外では、日本のモノが手軽に買えません(涙)
海外生活だとどうしても日本のものが手に入りにくくなります。シンガポールでもベトナムでも、基本的な調味料などは売ってはいるのですが、なにせ高い。物価の全く異なるこのふたつの国でも、日本の調味料などに関して言うと、値段は同じくらいです。
そこで!
日本での仕事も辞めてきて時間もできたので、料理にもう少し手間はかけられるのでは?と思い、調味料を手作りすることに。
最初はポン酢や冷やし中華のタレなど、混ぜるだけの簡単なものから作ってみました。そこから、たまたま味噌づくりのワークショップに参加する機会に恵まれ、自宅で初めて味噌を仕込みました。
初めての味噌づくり
最初に仕込んだのが2018年9月 in シンガポール。「暖かい時期の味噌づくりであれば3カ月ほどで出来上がる」とのことだったので、年明けに仕込んでおいた味噌を解禁!
「多少はカビるのが普通」と聞いていたので、実際に周りが少しカビていても驚かず、カビている箇所だけ捨ててからいただきました。手作り味噌は、ほんのりと優しい甘みがあって、とってもおいしい。
2回目に挑戦!
調子に乗った私は1年後に、ベトナムでも味噌づくりに挑戦しました(途中1~2度だけ、市販の味噌を買っています)。
2回目は仕込んだ期間が6カ月ほどと長めだったので(買った味噌がタイミング良く無くならなかったので)、少し塩気が強くはなりましたが、仕込み期間で味が変わるのも、手作りならではのお楽しみ。市販の味噌と違って、お湯に入れると一瞬でホロホロ~と溶けるので、調理も楽に。
材料は何と3点!
大豆、塩、麹、以上!
味噌ってこんなにシンプルなのかー!と材料の少なさに感動しました。余計な添加物を使っていないから家族の健康を気遣うママにはうれしいですよね。
麹さえストックしておけば、気が向いたときにいつでも作れます。わが家では乾燥塩麹を日本から買っておいて、いつでも作れるように準備しておきました。2回目で使用した米こうじはこちら↓
作りたかった量に対して、1袋では足りなかったので、今回は違うメーカーのものをミックスしましたが、特に問題なく作れました。恐らくほとんどのメーカーが米こうじの袋の裏に材料や作り方を記載していると思います。
メーカーによって表示されている塩の量などは若干異なりますが、塩加減は自分の好み次第でいくらでも調整可能です(甘めが好きな方は表示よりも少し少な目に。塩辛いのがお好きな方はその逆で)。あまり気負わずに作れるのが手作り味噌の良いところ。
簡単に工程を紹介
詳しい作り方は袋を見てもらうとして、どれだけ簡単なのかを伝えたいので、こちらにも簡単に作り方を書いておこうと思います。
実は、今「簡単」とお伝えしましたが、作るときは2日間はかかります。
と言っても、Day1は「大豆を洗って水につける」だけ。
これなら金曜の夜、子どもを寝かしつけた後でもできそうじゃないですか?
Day 2は…
①大豆をゆでる
②大豆を潰す
③大豆と塩、麹を混ぜる
④清潔な容器に入れて保存
すっごいシンプル…ですよね?
②③に関しては小さなお子さんとも一緒に作業できます。④は、③をハンバーグの要領で丸めて、空気を抜くために容器に叩きつけるので、ストレス発散にも◎
2回目の手作り味噌で、まず最初に作ったのは豚汁。昆布でだしをとり、豚肉(海外だと薄切り肉が手に入りにくいので挽肉を使用)と、冷蔵庫にある野菜を入るだけ入れて、火を止めてから手作り味噌を入れるだけ。
はぁ~、ただの豚汁がため息の出るようなおいしさに!(錯覚かもしれませんが…)
栄養満点で、冷蔵庫の中身も一掃できて…きっとできるママの気分に浸れますよ(笑)。
お子さんと、食育のお勉強を兼ねて作ってみてくださいね。
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sariさん
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夫、7歳&5歳の娘と4人で海外生活中。シンガポールとベトナムでの子育てや仕事の経験をもとに、アジアの子連れ観光スポットや、現地の教育事情など、日本にいる方にもきっとタメになる情報をお伝えしていきます。