2歳半の娘がいま気に入って読んでいる絵本ベスト5

こんにちは。ゆうママです。絵本が大好きな子どもは多いですが、わが子も絵本を読んでもらったり、自分で読んだりするのが大好き。

娘が生まれてから、毎月私かパパが選んだ絵本をプレゼントすることにしていて、娘もそれを楽しみにしてくれています。

私も子どもの頃、絵本が大好きで、両親に何度も読んでもらった記憶があります。娘にも同じように絵本を好きになってもらいたいと思い、毎月絵本を贈ることが習慣になっていきました。

今回は、娘がいま気に入って読んでいる絵本を紹介します。

1. なまえのないねこ

『なまえのないねこ』

文：竹下文子
絵：町田尚子
出版：小峰書店

主人公は、商店街で暮らす一匹の野良猫。本屋さんや喫茶店などの猫たちはみんな名前を持っていて、それに憧れている野良猫。ある日お寺の飼い猫に「自分で好きな名前をつければいいじゃない」と言われ、名前を探すことに。

街を歩きながら自分の名前を探す野良猫が見つけた「本当に欲しかったもの」とはなにかが、最後にはわかります。

この絵本をおばあちゃんからもらってから、毎日のように読む娘。心がほっとあたたまる一冊で、寝る前に読み聞かせる絵本にはこの作品を選ぶことが多いです。

2. ぼくはカメレオン

『ぼくはカメレオン』

作：たしろちさと
出版：グランまま社

カメレオンのカルロは、自分のからだが周りと同じ色に変わってしまうことが嫌で、いつもご機嫌ななめだった。ある日カバに、からだの色を自在に変えられるカルロが羨ましいと言われ、嬉しくなったカルロは木の実や葉をすり潰してたくさんの絵の具を作り、ジャングルの動物たちのからだに色を塗ってあげることに。たちまちジャングルの人気者になったカルロだったが、何日かすると動物たちは文句を言いはじめ…ジャングルは大騒ぎに。

動物が大好きな娘は、色とりどりに彩られた動物たちを楽しそうに指差して、この絵本を楽しんでいます。絵の色使いがとてもカラフルで、目で見て楽しめる絵本です。

3. ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス

『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』

作：ジャネット&アラン・アルバーグ
訳：佐野洋子
出版：文化出版局

イギリスのクリスマスイブの、郵便屋さんのお話。ゆかいな郵便屋さんは、雪のなか、たくさんのお手紙をみんなに届けます。そのたくさんのお手紙が、実際に絵本の封筒の中に入っているという仕掛け絵本になっています。

これは私が子どもの頃大好きだった絵本で、子どもが生まれて絵本を読めるようになったらいつかプレゼントしようと決めていた絵本です。

本を読み進める度に、登場人物それぞれに贈られたお手紙が入っていて、それを一つずつ開いていくのがワクワクしてしまう楽しい絵本です。最後にサンタさんが郵便屋さんに宛てた手紙は特に素敵です。

4. きょうもうれしい

『きょうもうれしい』

作：たしろちさと
出版：理論社

「おはよう」の朝ご飯のにおいから、「おやすみ」のお布団の気持ちよさまで、一日の中のたくさんの「うれしい」を子どもは全身で感じている。慌ただしい毎日の中にも、「うれしい」が溢れているということを感じさせてくれます。

このお話は、実際の娘と私の日常を現していて、娘もそれを理解している様子。この絵本を読んだあとは「今日保育園でこんなことをしたよ」ということを一生懸命言葉にして伝えようとしてくれます。

5. バムとケロのおかいもの

『バムとケロのおかいもの』・英語版

作・絵：島田ゆか
訳：クリストファー・ベルトン
出版：文溪堂

島田ゆかさんの「バムケロシリーズ」の第4作目の、英語バージョン。これはお買い物にでかけるお話で、ケロちゃんのおもしろかわいい姿がたくさん見られます。

これは、4月の絵本として購入したもの。最近、英語あそびや英語の歌が大好きな娘。英語の絵本も「読んで」と自分で選ぶようになりました。

英語の絵本を聞き慣れていなかったこともあり、初めは最後まで聞くことができませんでしたが、何度か読むうちに最後まで聞けるようになりました。

絵を見ながら読み進めていくので、言葉が英語でも何となく意味を理解できているようです。これからは英語の絵本にもどんどん挑戦してみようと思っています。

絵本は一生もの

いま、自宅にある絵本は約40冊ほど。そのなかには私の母から譲り受けた絵本（私が子どもの頃に読んでいたもの）もいくつかあります。絵本は時間が経っても、いろいろなことを感じさせてくれます。

新型コロナによる自粛期間でなかなか外出ができない毎日だけれど、二度とないかもしれないこの時間を、娘とゆっくり過ごすのも悪くないなと感じています。

どんなおもちゃよりも、心に素敵なものを残してくれる絵本。忙しい日々になかなか取れなかった時間を、お子さんと過ごしてみてはいかがでしょうか。