こんにちは!都内で1歳の娘と夫と3人で暮らしているしま子です。ついにこの二カ月近く続いた在宅育児勤務から解放されそうな予感です。いや~本当に長かった…つらかった…。

ですが、わが家は在宅育児勤務を課せられたほとんどの家庭よりも、少しだけ楽ができたのではないかと思っています。というのも…。

娘は毎日12:00~14:00頃まで寝てくれた。

多くの家庭で、この期間中は「子どもが寝ているときが仕事の勝負」だったと思います。わが家の場合は夫が在宅でいてくれる午前中に私が集中して仕事を進めていたので、子どもが寝てくれる時間が長ければ長いほど仕事が捗り、さらには少しだけ自分の休憩時間もとれるという貴重な時間でした。

そんな中で、娘は毎日12:00には昼寝に入り、14:00過ぎまで寝てくれるという規則正しい生活を送ってくれました。さらには夜も19:30にはベッドに入り、20:00頃には寝てくれるので、その後残務を行うということもできました。

この話を聞いた方からはほぼ100%「良い子だね~」「偉いね~」と言われます。もちろん娘が良い子であることは間違いないのですが、わが家では娘が低月齢のときから気を付けているひとつのことがあります。

「生活習慣」を整えるということ

それが、娘の生活習慣を可能な限り整えるということです。

ママブログの記事にも書いたことがありますが、娘は生後一カ月のときから「ジーナ式」という育児方法を参考にして育てています。ジーナ式は簡単にいうと、授乳・睡眠・遊びなどのスケジュールが月齢ごとに決められていて、なるべくその通りに子どもの生活をコントロールしていくという育児方法です。

一歳を過ぎたあたりからそこまで厳密には取り組んでいませんが、わが家の生活の基礎にはジーナ式が流れているので、娘はお昼ごはんを食べたあとは「ねんね」、お風呂からあがったら「ねんね」だと認識していて、喋るようになった最近は自分から時間になると「ねんねー」と言って絵本やぬいぐるみを寝室に持っていきます。

在宅育児勤務中は娘のこの生活習慣に本当に助けられました。育児中、頭を悩ませることが多いのが「先の予定が読めないこと」ですが、そんな状況でさらに決められた仕事をするというのはとても難しいことですよね。

わが家も娘のイヤイヤ発動なので困ることはあったものの、「寝ないから仕事ができない」ということが起きなかったのは、とても恵まれていたことだと思います。

一歳過ぎのジーナ式「育児本」、あります。

「ジーナ式って泣かせるネントレでしょ?」「もう一歳過ぎたし、今更スケジュールなんて…」と思っているそこのあなた。

なんと、今年に入ってジーナ式の幼児向け本が出版されたのです。これはジーナ式界隈(笑)でもちょっとした事件でした。なぜなら、ジーナ本の原著はもともと乳児向け・幼児向け・離乳食編などが存在していたのですが、日本語訳が出版されていたのは乳児向けのみで、一歳になるまでのスケジュールしか日本語で読むことはできなかったのです。

中には原著を翻訳してジーナ式に取り組む猛者もいましたが、私にはそこまで取り組むことはできず、保育園に入ることもあって「一歳でジーナ式は卒業かな」となんとなく思っていたのです。

そんな中、幼児向けのジーナ本がついに翻訳されました。この原著は一歳過ぎのスケジュールのことだけでなく、やりたいことが増えてくる幼児期にどう向き合うのがよいのかというジーナならではのアドバイスが含まれていると聞いていたので、かなり期待してすぐに購入しました。

感想は……期待を裏切らないジーナ節!当時一歳半を超えて、赤ちゃんのときのように一筋縄ではいかなくなってきた娘に困り果てていた母としては、勉強になるアドバイスばかりでした。

中でもわが家で特に参考になったのは食事のときの対応についてです。それまで食事中はずっと目の前に座り、「おいしい?」と話しかけながら食べさせていましたが、なんとジーナは「集中して食べているときに話しかけられると、気が散ってしまう」と言うじゃないですか。

確かに当時の娘は食べている途中に口をあけて遊び始めてしまうことが多く困っていたので、声掛けを減らし見守るようにしてみたところ、自分でもくもくと食べてくれるようになったのです。もちろん子どもなので、気まぐれに遊びだすこともありますが、子どもの自主性に任せて良いんだなと思えるようになりました。

自分たちに無理のない方法で。

先日SNSで「お昼寝の時間にチャイムを鳴らすようにしたら、お昼寝してくれるようになった!」という投稿が注目を集めていました。「保育園では決まった時間に寝るのに、どうして…」という家庭にはピッタリかもしれません。

こんなに生活習慣推しのわが家ですが、実は娘は保育園での昼寝は苦手です。静かな暗い環境で眠るのに慣れているからか、人が多いところで寝るのは得意でないようです。

生活習慣は子どもによるところもあると思いますし、時間が読めなくても全然オッケー!という親御さんもいるでしょう。結局は自分たちが笑顔でいるために、自分たちに無理のない方法に近づけていくのが、その家庭にとっての正解なのでしょうね。わが家にとって「ジーナ式」は今も昔も変わらず子育ての救世主なのです!

やっててよかった、ジーナ式!(笑)

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しま子さん

同い年の夫と2歳の娘と都内暮らし。2019年4月に復職しました。はじめての子育てはジーナ式とベビーウェアリング(一枚布の抱っこ)に支えられています。長い文章を書いてしまいがち。

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