夜用オムツがなかなか取れない…

わが家の場合、長女のおねしょが気になり出したのは4歳ごろ。3歳のときには日中は完全にオムツが取れていたのに、夜だけたっぷりおしっこ、しかも毎日するんです。

同じ園のお友達のママにさりげなく夜のオムツについて聞いてみたら、だいたいみんな夜もオムツなし。そこで、4歳のときに小児科で診察のついでに夜尿症について聞いてみたところ、「5歳で治らなかったら夜尿症ね」と言われました。

そこで、5歳まで何もせず待ってみましたが、ずーっと、夜は毎日たっぷりおしっこ。そこで、再度、小児科に相談すると、夜尿症確定。通常、5歳で週3日以上おねしょをすると、夜尿症とのこと。ウチの場合、毎日なのでけっこう重症な方かも…。

でも「夜尿症は自然に治るよ」とかかりつけの先生は、夜尿症の治療は積極的にしないとのこと。「夜尿症はホルモンのお薬などで治療するけど、効果がはっきりしないから」とのこと。でも私が不安そうだったからか「近くで夜尿症のお薬出してくれる小児科あるよ」と教えてくれました。

ウチの子の場合、夜だけでなく日中の頻尿もあり、習い事のときに始まる前にトイレに行ってるにもかかわらず、お稽古中に行きたくなってしまい、子ども自身の負担になっていることもあったので、治療に行ってみることにしました。

長女、夜尿症の治療はじめる!

夜尿症の治療にあたって、かかりつけ医に教えてもらった病院を含めて、どんな治療をどんな病院でできるのか、ネットで調べてみました。

すると、こんなサイトがありました。「おねしょ卒業!プロジェクト」。ここのサイトでは、全国の夜尿症の治療が可能な診療所を検索できます。ここで調べると、第二のかかりつけ診療所も夜尿症の治療をしていることがわかり、さっそく行ってみました。

診療所へ行くと、夜尿症治療のパンフレットが受付にどーん、とありました…今まで全然気がついていませんでした。

まず、最初に採尿して、それから問診を行いました。ウチの子は、日中の頻尿の症状などから膀胱のおしっこをためる機能が未熟なので、「ベシケア」というお薬を寝る前に1錠、2週間分処方されました。こちら、お水無くても飲めて、娘いわく、ラムネのようだそう。

治療の経過の報告です!

《2週間後》
ベシケアを処方されて、最初の2週間。おねしょは正直全く効果なしでした。ただ、失敗したパンツの量が少なくなり、日中の頻尿が少し収まったような感じでした。このことを、先生に報告すると、もう、1カ月続けて様子を見ましょう、とのこと。

《1カ月後》
ベシケアを継続して3日後のこと、長女は生まれて初めて、夜おしっこをしませんでした!!これで、いきなり完治とはもちろんいかなかったですが、明らかに夜のおねしょ頻度が低くなり、今は3日に1回。しかも少量になりました。

《今後》
まだ、薬の処方は2週間分残っています。治療として残。2週間で一旦終了するとのことです。ベシケアが効かない場合、別の薬もあるみたいなのですが、それは6歳からしか使えないとのこと。まだ、経過途中ですが、私の個人的な感覚からすると、思ったより効果あると言う感じです。薬の効果もですが、長女が薬を飲むことで寝る前の水分摂取を我慢できるようになったことも関係しているかもしれません。

夜尿症の治療をはじめてみた感想。

かかりつけ医には「自然に治るよ」と言われましたが、順天堂大学准教授が監修された夜尿症のパンフレット(「おねしょ卒業!プロジェクト」のサイト内でダウンロード可能)には、週3回以上は自然には治りにくいとあります。また、夜尿症の治療は早いほど効果があるとも。

長女は今のところそんなに夜間のおしっこに後ろめたい気持ちがないです。これが、小学生になると、もしかしたら自己嫌悪などメンタルケアなども必要になるかもしれません。また、オムツのサイズも少なくなり、オムツ代も1枚あたり高くなってきます…

夜尿症は治療効果が低く、また、自然に治るのでわざわざ治療することもないという考える医師もある程度いらっしゃるようです。ウチの子の場合、経過途中ですが多少の効果はあったのは嬉しいことで、治療の効果は個人差があるのだと思います。

でも、今回夜尿症の治療に取り組んでいる専門の医師に診てもらって、子どもの状態を知れたことはすごく安心感でしたし、もしかしたらウチの子のように効果が見られるかもしれません。夜間のおしっこに悩まれている方は、専門家の先生と相談することは無駄ではないと思います。

おねしょに悩んでる方は、一緒に頑張りましょう!

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ナフォリタンさん

東京下町在住、8歳女の子、5歳男の子のママで技術系フルタイムワーカーです。 旅行(20か国ほど)、スノボ、茶道など趣味多めですが、今は子どもと過ごす週末を楽しくすることが一番の歓びです。そんな週末の発見や体験など、等身大レポをお届けしたいです。

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