体験コーナーがいっぱい!

今年の4月にオープン予定でしたが、コロナの影響で延期され、いよいよ先月15日に港区立みなと科学館がオープン!さっそく息子二人(4歳と1歳5カ月)と一緒に行ってきました。

入館無料、電話による事前予約制、一日三回の入替制(10時~12時・14時~16時・18時~20時)です。

一階の常設展示コーナーのコンセプトは、“まちに息づく科学”の発見と探究。うみ・まち・しぜん・わたしの4つの視点から体験学習できます。

たとえば、うみコーナーでは、船はどうやって進むのかを自分の両腕でバランスを調整しながら海や川の流れを体験したり、水の渦や気泡を作ってみたりできます。

まちコーナーでは、地震に耐える3つの構造を比較したり、自分で装置を回転させて太陽エネルギーを発電させたり、港区内のコースを選択して空中散歩気分を満喫♪

しぜんコーナーでは、昆虫がどのように生活しているかをパネルで見れたり、自分で大きさを調整しながら顕微鏡でさまざまなものを観察したり、雑木林や河川での虫捕りバーチャル体験もできます。

わたしコーナーでは、体の模型の展示をはじめ、運動会気分でジャンプ力や走力チェックを楽しめます。

思っていた以上に息子二人は大はしゃぎで、館内をめぐっていました。私は1歳5カ月の次男のあとを追いかけてばかりでしたが、4歳の長男がスタッフさんに「これは何ですか?」と自ら聞いて教えてもらっている姿も見られて、また一つ成長を感じました。

(※展示などは時期によって異なりますので、事前に公式HPをご確認ください)

自然災害も学べます

二階は気象庁 気象科学館です。入り口では気象庁マスコットキャラクター「はれるん」がお出迎え!ぜひフラッシュオンにして記念撮影してみてください。なにか写ってますよ~

ここでは新人予報官になりきってクイズに挑戦したり、津波や竜巻や台風がどうやって起きるかを目の当たりにできたり、雨の量を計測したりと、さまざまな展示や体験を通じて、防災・減災・災害の対応方法などを学べます。

うずまきシアターという渦巻き状の体感シアターでは、気象庁の仕事や地震の仕組みや壮大な自然の映像を360°から鑑賞できます。

コロナウイルス感染予防対策として、展示や体験ブースの一部が中止になっていますが、子ども達は十分楽しんでいました。興奮して館内を走り回ることもありましたが、幸い平日は今のところ空いているときが多いようです。

この科学館は虎ノ門ヒルズ駅より徒歩2分の立地。近くには虎ノ門ヒルズがあり、そのビジネスタワーが6月11日にオープンしました。飲食店も多く入っているので、ビジネスマンとのランチ混雑時を外せば、子連れでもゆっくり過ごせます。科学館とあわせて、新しいスポット巡りは親のテンションも上がります^^

プラネタリウム・満天の星空を

今回とても楽しみにしていた一つが、プラネタリウム。子ども達にとっては初体験になります☆

一階の常設展示と二階の気象科学館は無料ですが、プラネタリウムは有料で電話による事前予約が必要です。一日三回の入替制で、時間によって上映内容が異なります。

11時上映の子どもにオススメな「まくまくんの星空大冒険~夏の星空~」が観たかったのですが、午前中は幼稚園に通っているので難しく、今回15時からの「港区の時刻と星空散歩」を観ました(上映時間45分ほど)。内容的に大人っぽいかもしれませんが、前半は珍しそうに座って観てくれていたけど、やはり後半から飽きてきたようで…。

長男が真っ暗なプラネタリウムホールの中を歩き始め、スタッフさんに連れ戻されることを三回繰り返し、滞在35分で途中退出しました。

長男より心配していた1歳5カ月の次男のほうが意外にもプラネタリウム中におとなしく、抱っこされながら見入っていました。そんな兄弟の関心のちがいも興味深いです。

館内のスタッフさんがとにかく優しくて…。子ども達の様子をさりげなく見てくれていたり、分かりやすい言葉で丁寧に展示や体験コーナーの説明をしてくれたり、館内を元気いっぱい走る子ども達に対して「私も同じような年齢の子ども二人がいるので分かります」とママさんスタッフが言ってくれたり、中には「私には19歳と21歳の息子二人がいるんだけど、男の子育児は体力勝負で大変よね。でも、男の子は何歳になってもママに優しいから、これからも楽しみですよ。長男のほうがナイーブだと思うのでもっと気を遣ってあげて、次男は放っておいても勝手にたくましく育つから大丈夫」と先輩ママさんスタッフからの子育てアドバイスも頂いたりと、子ども達の様子を始終みていた私は展示をゆっくりみる時間はありませんでしたが、スタッフの方々の温かい対応が心に残るエピソードとなりました。

個室の授乳室、おむつ替え台、ベビーカー置き場もあるので、赤ちゃん連れでも安心です。

長男の夢は・・・

長く続く梅雨で公園もいけず、幼稚園が夏休み前までは午前保育なので、平日の午後をどう過ごそうかと毎日考えています。コロナウイルス感染に注意を払うことでお出掛けの場所もかなり制限されます。そんな中、予防対策をしっかり行っていることを確認の上、科学館に行ってみて、長男は「水族館より科学館のほうが楽しい!また行きたい!」とうれしそう。

生物系より科学系のほうが好きなのかなぁと新たな発見もありました。科学館のどこが楽しい?と聞いたところ、二階に雨を測量する装置があり、実際に水の入った容器から雨のように放水させ、その水量を測る体験が楽しいと答えてきました。

この「放水」がキーワードで、長男は消防車が大好き。科学というより、消防士に憧れているようです。実際、今年の幼稚園で作ってきた短冊には「はしごしゃになりたい」と!

子どもには好きなことをみつけてほしいと思うので、これからも子どもの関心ごと開拓を一緒に楽しみたいです。

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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