兵庫県にある有馬温泉と言えば、豊臣秀吉が愛した日本三古湯の一つ。歴史ある温泉でゆったりのんびり身体を癒して、温泉街の風情を楽しみながら、美味しい料理に舌鼓…が理想ですが、そんな悠々とした時間を、動き回りたいお年頃の子ども達が一緒に付き合ってくれるはずもなく…。

そこで、子ども達が喜ぶスポットをおさえつつ、有馬温泉の雰囲気も楽しめる一日観光プランを紹介します。

①『六甲有馬ロープウェー』で有馬温泉へ

有馬温泉へのアクセス方法はいろいろありますが、子ども達が喜ぶのは『六甲有馬ロープウェー』ではないでしょうか。

六甲山頂と有馬温泉とを結ぶロープウェーは、約12分の乗車の間に、六甲の大自然・神戸界隈の街並み・瀬戸内海を一望できます。季節・時間帯によっても景色の見え方が変わります。

②『有馬ます池』でニジマス釣り

ロープウェー有馬温泉駅から徒歩3分程にある『有馬ます池』では、ニジマス釣りができるだけでなく、釣ったニジマスをその場でから揚げにしてくれるサービスがあります。

10月11日(日)までは、ニジマスつかみどりもできるので、小さな子ども達はこちらの方が良いかも。

グループごとで区画を決められて体験できるので、他のお客さんを気にすることなく一心不乱につかみ取り!!開始早々、ビチャーンっ!と水中ダイブした息子。着替えか水着は必須ですね。(笑)

つかめそうでつかめない。キャーキャー言いながら悪戦苦闘の末にニジマスゲット!!猛暑の中、水遊び感覚で体験できてめちゃくちゃ楽しんでくれました。

一方、小学生の娘にとって今回のニジマス釣りが、人生初の釣り。竿を垂らしてずーっと待ちぼうけ~なんてことなく、入れ食い状態で初心者でも存分に楽しめます。エサも錬り餌で扱いやすく、餌の取り付けから魚の釣り上げまで娘一人で大丈夫。

ただ、放流されてるニジマスが賢いのか、餌の部分だけをうまいことシュパッと食べられて、なかなか魚本体が針にかからず。竿に重みを感じたら一瞬で引き上げるのがコツなのかな~。賢いニジマスとの駆け引きを繰り返しながら、ニジマスゲット!!

捕まえたニジマスは、園内にある「ますの茶屋」でから揚げにしてくれます。釣りたて・揚げたてのニジマスが、なんと美味しいことかっ!!あまり魚料理が好きではない子ども達がパクパク食べてくれました!

③有馬温泉街を散策

ニジマスのから揚げで少しお腹が落ち着いたところで、風情ある有馬温泉の街並みを散策。メインとなるエリアは、神戸電鉄「有馬温泉駅」から「金の湯」(←有馬温泉観光で一番の有名スポット)がある湯本坂あたりかな。

ロープウェーの有馬温泉駅からだと徒歩20分程かかるので、子ども達には少し頑張って歩いてもらいます。

メインエリアに近づいてくると、お土産店や飲食店がずらっと立ち並び始めるので、食べ歩きで子ども達を釣りつつ、温泉街の雰囲気を楽しんでください。

炭酸せんべいを焼き立て(賞味期限5秒!)で食べられるお店や、強炭酸の「ありまサイダーてっぽう水」など、昔からある有馬温泉名物の他、最近の流行を取り込んだオシャレスイーツなど、詳しくは他の方が書かれているブログ等を参考にしてみてください!(他人任せ(苦笑))

子どもと一緒だとなかなかじっくり温泉に浸かることはできないけど、「金の湯」の入口横にある足湯ならば無料で手軽に『金の湯』を体感できます。

④有馬玩具博物館

金の湯の向かいにある建物は、子ども達が大好きなオモチャがテーマの『有馬玩具博物館』。フロア毎にテーマが変わり、6階「ドイツの伝統的なおもちゃ」、5階「現代のおもちゃ」、4階「からくりおもちゃ」、3階「鉄道模型とブリキおもちゃ」となっています。

子ども達の食いつきが良かったのは、実際に触れて体感できる4・5階フロア。特にからくりおもちゃは、精巧な動きからコミカルな動きまで、ついついボタンを一つづつポチッと押したくなるフロアでした。

展示物をさーっと観賞する程度なら30分くらいだけど、体験おもちゃで遊んだり、おもちゃガイドを聞いたりすると1時間半ほど滞在していました。

有馬温泉の魅力

まだまだ暑さが残る時期ですが、神戸などの平地に比べると標高が高い分少し気温が低く、山々に囲まれているので緑の香りが時折吹き抜けます。

今回は、日帰りでのプランを紹介しましたが、もちろん子連れ歓迎の温泉宿がたくさんあります。時間のある方は、ぜひ宿泊して有馬温泉界隈を楽しんでくださいね。

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さいかなさん

フルタイムで働くママ。仕事もバリバリこなしたい!でも家庭も大事にしたい!何を優先すべきか日々模索中。趣味はおでかけ。ヒマさえあれば、旅行ガイドブック読んで脳内トリップ!

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