2020.08.19 / 2020.08.20
マスク必須となっている今年の夏に?
地方創生を志す!日本最大の地方局出身アナウンサー団体「女子アナ47」を運営している、株式会社Cheering代表取締役で2、4歳の年子男子ママ、長崎真友子です。元九州朝日放送アナウンサーでもあります。日々、子育てと経営者としての仕事に奮闘しています。
今年の夏は日本国民全体がマスクをしなければならない状況ですね。街を歩いていてもマスクしていない人は1人もいないくらい。この暑い季節に皆さんの徹底ぶりは素晴らしいなと感じています。
わが家も外出する際はマスクを心がけていますが、マスクをしていると困ったことが起きました。
「子どもが話そうとしない」
「人のいうことが聞き取れない」
という事態です。今年、幼稚園・小学校受験などを控えている方は「面接で話せなかったらどうしよう?」という不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今回は、大人も子どもも気をつけたい「マスクマナー」と「マスクコミュニケーション」をお伝えしようと思います。
マスクマナーとは?
マスクマナー。私が作った造語ですが、いわゆる、コロナ禍において一歩外に出ればマスクをしなければならない場面ばかりだと思いますが、気をつけた方がいいことをまとめます。
1. 外を歩くとき。
夏真っ只中で暑いと思います。周りに人がいなければマスクを下げたり外したりしてもいいと思いますが、少しでも人が近くにいる場合には必ずつけましょう!自分というより相手に対する気遣いです。
2. くしゃみが出そうになったとき。
マスクをしているからそのままくしゃみしてもいいでしょう?と思うかもしれませんが、なるべくマスクの上からても当ててあげると、周りの人も安心な気持ちになるでしょう。
3. 飲食店にて。
ここが、現在の新型コロナウイルス感染拡大に大きくつながっているのではないかと言われています。なぜなら、食事をするときはマスクを外すからです。人と飲食店にお食事に行くと、マスクを外したままで会話をしてしまいやすくなるからです。
お食事以外のときも飲食店内ではマスクをしましょう!そして食事中はなるべくお話しせず、食べ終わってマスクをしてから話しましょう。
4. マスクを触る癖。
今までマスクを普段からつけていなかった人も多くいらっしゃると思うので、どうしても人とお話をしている時にマスクを触ってしまう人がいます。子どもたちに多く見られますね。マスクを触っていると衛生的にも少し心配ですし、相手はマスクを触っている手が気になって話に集中できないことがあります。人とお話をするときはなるべくマスクは触らないようにしましょう。
マスクコミュニケーションを制してコミュニケーションを円滑に!
では、続いて、人とお話をする際に気をつけたい「コミュニケーション術」はいかがでしょうか。マスクをしていると声がこもるので、ゴニョゴニョと聞こえがちです。だからこそ気をつけてもらいたいことがあります。
1. 声をいつもより大きめにゆっくり話そう!
声が聞こえないことで相手にストレスをかけます。普段より大きめの声を意識して、相手が聞き取りやすいようにゆっくりお話することを心がけてください。また滑舌も甘くなりがちです。「ア・イ・ウ・エ・オ」の口の形を一文字一文字丁寧に発するよう意識してみるとはっきり聞こえます。
2. 目元を意識しよう!
本当は笑っていたとしても口元が見えないので、不機嫌なのかと思われてしまいます。(ウチの子どもたちは、大人のこの部分に抵抗感を覚え、面接練習をしても先生たちをコワイと思ってしまうそうです)そのためには優しい目元づくりが重要です!マスクの中でも常に笑顔で接してみてください!自然と目が細まります。ただし、より大袈裟に、下まぶたの筋肉を意識して上げ、三日月のような目を目指してみるととても笑顔に見えると思います。
3. アイコンタクトを普段以上に!
ただでさえマスクをつけているのに下を向いてしまったり目線が外れていると伝わりにくさは倍増です。しっかり相手の目を見てお話は聞きましょう!そしてお話しする人も相手の目を見ながら!「目で会話している」というくらいの意識でもいいかもしれません。
幼稚園・小学校受験対策として子どもにしてあげられること
今年も受験シーズンはすぐそこまで来ています。わが家もお兄ちゃんが去年受験を経験し、今年は弟です。
冒頭にも述べた「子どもが話そうとしない」「人のいうことが聞き取れない」事態になっているのはマスクでのコミュニケーションに”慣れていない”というのが一番かもしれません。上記のように述べた、大人のマスクコミュニケーションへの軽視が多くの子どもたちのコミュニケーション力の成長を妨げている可能性もあります。
先月、マスクをつけたままの話し方を小学校で教えた講座がテレビ埼玉のニュースに取り上げられYahooニュースなど多くのメディアで反響がありましたが、小学校の校長先生がおっしゃったこと「コロナ禍だからこそ子どもたちも伝える力をより訓練しないといけない。小学生もマスクをつけていると何喋っているか本当にわからない」という悩みが、この現状を物語っていますね。
一番身近な存在である親や先生が、ぜひマスクをつけたままのマナーとコミュニケーションに気をつけて接しましょう!そして、子どもたちは「しっかり目を見て相手の言葉を受け取る、伝える」ということを基本に、しっかり大きな声でお話しできるよう日々生活できるといいですね。
マスクコミュニケーションを制してコミュニケーションを円滑に!
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長崎真友子さん
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2歳4歳年子男子ママ。地方創生アナウンサー集団「女子アナ47」主宰、株式会社Cheering(チアリング)代表取締役。Family Speech Academyによる「1歳から始めるプレゼン教育」発起人。元九州朝日放送アナウンサーであり、絵本読み聞かせや子どもプレゼン講師。究極の家事手抜き大雑把生活で愛情いっぱい子育てのやりくりをしています。