/ 2021.08.19

読みたい絵本、読ませたい絵本。

おつかれさまです。給食が始まり夏のお弁当作りがやっと解放された三姉妹母です。

ステイホームでずっと読んでいた絵本。わが家はむすめ本人が読みたいときとは別に、母がいつかは読んで欲しい本、年齢でいうと2年くらい上の年代の本をこっそり本棚に置いて、こどもたちはいつ読むか?というゲームを長女のときから密かにやっているのですが、今回年長の次女でもやりながら、やっぱりこの本はいいなあと思った年長児には読んでもらいたい本を紹介します。

まじょのむすめワンナ・ビー。

三姉妹母の胸きゅん度5。

今年の夏の推薦図書(低学年)にもなっている絵本。ママが魔女でパパが魔法使いの6歳むすめのワンナ・ビーが、魔法の学校に入学したおはなし。親は娘を天才だと思っていろいろおしえていたけれど、娘は魔女には向いてないと先生に言われてしまった、、
という話。

わが家は、私が「魔女」系の絵本が大好きで、ついつい買うのでずいぶん前から持っていたのですが、この絵本の良さは何度も読み聞かせをやると気づきます。

わが家も、むすめたちに保育園時代からドリルをやらせたりいろいろと期待をしてしまいがちなので、この物語の展開は他人事ではなく。おとなになって、親になってからトトロを見たときに、妙にキュンとしてしまう、あんな気持ちになります。

ルールとマナー。

三姉妹母の胸きゅん度4。

学校では教えてくれないことシリーズの本。このシリーズはいくつか持っていますが、三姉妹のうち長女と次女はこの本!何度も何度も読んでいます。

ここには、「挨拶の仕方」や「自転車の乗り方」「授業中のルール」とかがわかりやすく漫画的に書かれていて、すべてにふりがながふってあるので、保育園児でも読めます。

でも母が1番気に入ったのは、一番最初のページに書かれている読者に向けた「はじめに」。テストで100点を取ったらうれしいですよね、でも世の中はテストみたいに点数では決められない、正解がないこともたくさんある、100点でもあるし0点のときもあるんだよ、ということが書かれています。

これに、胸きゅん。むすめたちにも、これは知ってて欲しい、年長次女にも読ませたいと思い即買い。案の定、むすめたちも気に入っています。

つきよのくじら。

三姉妹母の胸きゅん度4。

これは保育園の本棚にあって、三姉妹が特に気に入っている絵本。家族をかばったお父さんくじらがいなくなり、息子くじらがお父さんを探しに旅に出るおはなし。母は、「魔女」と同じくらい、「月」というキーワードに弱いです。

保育園の絵本は普段本屋では見かけない絵本がたくさんあって、月一回中身が入れ替わるのですが、この本だけは見つけると必ず借りてくる三姉妹。あまりに気に入り、保育士さんに話したら、「そうなんです!この本は私も大好きで、だから園長に頼んで購入してもらったんです」と言われていて。この絵本には、惹きつける何か、があるのかな。

まほうのほうせきばこ。

三姉妹母の胸きゅん度5。

これも過去の夏の推薦図書(低学年)のひとつ。元気な女の子が、おじいちゃんが天国に行ってしまってから塞ぎ込んでしまい学校に行けなくなってしまった。毎日登校できないうちに、ママから、「きもちを紙に書いて入れる宝石箱」をもらう、というお話。

年長母時代の最初の悩みは、子どもがちゃんと小学校に楽しく通えるか、でした。共働きで毎日学童にも預けるし、他のきょうだいもいるから、一人一人と向き合える時間は少なくて。保育園の頃は、連絡帳があって先生が毎日様子を教えてくれるけど、小学校は本人が言わなければ様子がわからない。

ちゃんとやっていけてるか、つらいことがあったら言葉にして、親に話してくれるかが、とても心配でした。そんなときに母が出会ったのがこの本。こんなとき、どうする?と、話すきっかけになり、胸きゅん。もし、娘が悩むことがあったら、宝石箱をつくろうね。と話し合っています。

いのちのおはなし

三姉妹母の胸きゅん度4。

95歳の現役医師が10歳に向けた、いのちのおはなし。講義みたいな口調で書かれています。胸にてをあてて。ドクドクするね。でも、いのちってなんだろう?いのちは、自分の持っている時間だよ。と。

このお話は10歳の子に向けて書いてあるので、年長では意味を理解するのはやや難しいかもしれません。個人的には2分の1成人式のプレゼントにするのがベストなのかもしれません。でも、いのちは生きている時間のこと、という言葉がすごく気に入って、むすめたちに読みきかせをしたいと思って、保育園時代から本棚にいます。

どんなにつかれてても絶対一口は飲みたい珈琲とか。お布団に入って目を瞑るあの瞬間とか。育児疲れの母も、きゅんとしてしまう、そんなお話。ちなみにむすめたちが自発的に手にとって読んだのは小1の終わりかけ、でした。笑

感染症キャラクター図鑑。

三姉妹母の胸きゅん度3.5。

病のことは、今まで「バイキン」と話していたのですが、病にもそれぞれ名前が付いていること。その病にならないために予防接種をしていることをちゃんと子どもたちにも伝えたくて、ずいぶん前から本棚にある本。

ただ親に言われて病院で痛い注射をしている、よりも、「ほらみて。この病気になるとこういうことになるんだよ。こわいね。だから明日はこの病気にならないために注射をするよ」とか、「手を洗わないとコロナウイルスになるかもしれないね。そしたらどうなるのかな?」とか、むすめたちにもわかりやすく伝えるために、この図鑑を使っています。ふりがながあるから、保育園児でも読めます。

※この絵本の発売当時は、covid-19はいなかったので、この図鑑の中にあるコロナウイルスはSARSとMARSです

絵本いろいろ。

それぞれの家庭にも本はあると思います。子どもが好きな本だけでなく、親が好きな本も。

わが家も三姉妹にそれぞれ読み聞かせをし始めて8年目。ああやっぱりこの本、好きだ!と思うもの、年長児に読ませたい!と思うものを集めてみました。

母の好きな本を胸きゅん度数で!ぜひ!

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へべれけさん

9歳、7歳、4歳の三姉妹育児をしている医療系ワーママです。医療。しごと。卵アレルギー治療。家庭学習。小学生と保育園生にぎゅうぎゅうに挟まれながらも日々戦いで頑張ってます!

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