/ 2020.08.31

私が家事サポートを利用し始めたきっかけは地域の支援センター

ワーママは圧倒的に時間が足りないですよね。それをみんなそれぞれの工夫や周りの支援で乗り切っていると思います。わが家は一人目の育休復帰のときは、実家の母が新幹線で3時間弱もかけて毎月1週間程度滞在して助けに来てもらって乗り切りました。

しかし、二人目のときは事情も変わって実家には頼れず、洗濯物は溜まる一方で家の中が荒れ放題。それなのに全然片付けようとしない夫にもイライラして、ほぼ毎日ケンカでした。

いろいろな経緯があって地域の家庭支援センターで話を聞いてもらっていたので、夫とケンカが多いことについてもいろいろとアドバイスを頂きました。

まず、アドバイス頂いたことは多少散らかろうが気にしないなど、家事を諦める、でした。でもすでにわが家はそれほど片づいた家ではないですし、これ以上散らかることは、私にとってものすごく苦痛だったので無理でした。

次に受けたアドバイスは、一時保育など利用してたまに一人でリフレッシュすること、でした。でもこれも平日ただでさえ保育園に子どもを預けているのに、休日まで子どもを預けて自分1人で過ごすことが楽しいなんてとても思えませんでした。

そこで、家事代行サービスを利用して家事を軽減しては、と言われました。たまに利用していたのですが自分の毎日の家事を軽減するとなると、それなりの頻度で利用することになり、費用負担が大きいので難しいことをお伝えしました。そうしたところ、シルバー人材センターを紹介していただきました。

このことをきっかけに、私はシルバー人材センターさんに家事支援を定期的にお願いするようになりました。

家事支援として、シルバー人材センターさんを利用したことがある人は少ないかな、と思うので前編としてシルバー人材センターさんによる家事支援について検証してみます。

シルバー人材センターのメリット

1. 何と言っても費用が安価
時間単価が800円弱で、シルバー人材センターの手数料が200円ちょっとで、合わせて時間1000円ちょっとでした(2年ほど前の情報です)。

ちなみに、費用は依頼したい内容をその都度シルバー人材センターの方で見積った額のため、HPや電話で家事支援の費用を問い合わせてもわからないです。

2. 支援内容や利用日時は利用者の自由
支援内容はシルバー人材センターの担当者によるヒアリングの中で、個別に支援内容の仕様書を作成してくれます。そのため、地域のボランティアさんが引受けてくれそうな範囲で自由に依頼できます。

私の場合、毎週木曜日の18時から20時まで依頼しました。保育園に寄って、帰宅してすぐ支援に入ってもらう形です。私が食事の準備して、子どもに食べさせている間に水回り、ベランダ、玄関の掃除をしてもらい、子どもをお風呂に入れる間にダイニングやキッチンなどを掃除してもらいました。

3. 支援内容は仕様書で予め確定
支援内容は、予めシルバー人材センターが作成した仕様書に基づいて実施するので、毎週決まった内容になります。そのため、忙しい時間帯でもいちいち指示せずに決まった仕事をこなして貰えるのはとっても楽です。

4. 支援者が地域の人
ボランティアさんに来てもらっているので、支援中は黙々とお仕事してもらうと言うより、同じ地域の方に支援してもらっている意識が強いので、フレンドリーな関係性だったように思います。あそこのパン屋さんおいしいよ、とかボランティアさんは子育て中どこの公園によく子どもを連れて行った、など地元ネタで会話も弾みました。もちろん、依頼した仕事はきちんとしてもらいながら、です。

シルバー人材センターのデメリット

1. 支援者が必ずしも現れるとは限らない
希望の日時で希望の内容を引き受けてくれるボランティアさんが必ずしもすぐ現れるとは限らないため、ご縁がないと依頼できないのが最大のデメリットです。実際、私も最初に引き受けてくれた方が、都合がつかなくなってからはご縁がなかなかなく、民間の家事代行サービスに切り替えることになりました。

2. 支援内容を柔軟に変えられない
メリットで記述したように、支援内容は予め仕様書で定めているため、例えば、今日は明日急に使うシャツのアイロンをかけて欲しい、などと仕様書に無いことを追加することは基本的にNGです。

3. 高所や力が要る作業はNG
ボランティアさんは基本、高齢者のため、身体的に負担がかかったり、危険が伴う高所や力が要る作業はNGです。高所作業とは具体的に台に登ってする仕事なので、窓拭きは手の届く範囲だったり、カーテンの取り外しなども無理です。

まとめ

シルバー人材センターによる家事支援ついていかがでしたでしょうか。ワーママは本当に時間がないですが、それでも子どもと向き合ったり、一緒に過ごす時間を削りたいと思うママはあまりいないのではないでしょうか。そういう意味では、一時保育やベビーシッターより、ワーママが本当に必要な育児支援は家事支援サービスではないかとしみじみ思います。

シルバー人材センターのサービスはご縁さえあれば、とてもうれしいサービスかと思います。家事支援を検討しているけれど、費用面で悩んでいる場合は一度地域のシルバー人材センターにご連絡してみれば、良いご縁があるかもしれません。

後編では、民間家事代行サービスについて検証してみます!

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ナフォリタンさん

東京下町在住、8歳女の子、5歳男の子のママで技術系フルタイムワーカーです。 旅行(20か国ほど)、スノボ、茶道など趣味多めですが、今は子どもと過ごす週末を楽しくすることが一番の歓びです。そんな週末の発見や体験など、等身大レポをお届けしたいです。

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