/ 2020.09.08

「お受験」この季節がやってきたぞ!

地方創生を志す!日本最大の地方局出身アナウンサー団体「女子アナ47」を運営している、株式会社Cheering代表取締役で2、4歳の年子男子ママ、長崎真友子です。元九州朝日放送アナウンサーでもあります。日々、子育てと経営者としての仕事に奮闘しています。

さて、今年もやってきましたね、この季節。

「お受験」

このときに向けて多くの親子が知力・体力など多くの経験を積み、練習もしてこられたのではないでしょうか。今年は「コロナ」対策があり、例年の試験内容とは大幅に変わりそうだと言われています。

そんな中でも求められる子ども像が大きく変わることはないので、バランスの取れた人間性が求められます。だからこそ、むしろハードルが上がっているように感じます。

わが家も例外ではありません。今年は次男もお受験で、準備してまいりました。といっても日々なるべく丁寧に過ごすことしかやっておりませんが、親子向け話し方教室を運営しているからには人様のお子さんの対策を日々行っているので、情報収集と対策を考えることに余念はありません。

今回は、アナウンサーが教えるシリーズ!短期間で「聞く力」「伝える力」を伸ばす方法を紹介したいと思います。

ハードルが上がる!? 今年の受験

幼稚園受験は、親子遊びや面接などが主だと思いますが、小学校受験はペーパーや課題などもあり、お子さんの特訓にも力の入っている親御さんをよくお見かけします。時間もお金もかかりますね。

そんな中、「面接」というところに特化して話をすると、今年の「ハードル」になるであろうこと。それは「マスク」です。マスクをしているので小さい声で話すとほとんど聞こえず「え?」と聞き返されることになるでしょう。だから普段よりも「大きな声」をだす必要があるのです。

そして、相手から受け取る情報が「声」と「目の表情」「ジェスチャー」だけとなり、日本人の特に子どもたちが普段よく観察する「相手の口の動きが見えない」ということがハードルが上がることになると思います。

日本人は外国人と違い、相手と話をするときには口元を見がちです。そこでリップシンクしていたり、感情やテンションなども読み取ったりしているものです。

だからこそ今年は「動じずに自分の言葉を相手に届ける」ということ、「相手の声をしっかり聞く」ことが重要になると思います。

自分の言葉を相手に届けるためには?

4歳のわが息子も、全然落ち着きがなく、人の話がなかなか耳に入ってこない子だったのですが、お教室で毎回渡されるチェックシートでも「言語」の欄だけは「よくできました」になったのです。

自分の言葉を相手に届けるためにしなければいけないことはたった1つです。

「大きな声を心がけること」!

アナウンサー的に言いますとそれは腹式呼吸だったり滑舌などですが、子どもたちにそれを練習させるには時間も手間もかかりますからね。(根本的に声の出し方を変えたい方は別ですよ!)

息子にも「質問されたらしっかり相手に届く大きな声で答えようね!」と毎回話します。根気強く声をかけ続けていたり、ご両親が普段から大きな声で話していれば子どもも自ずと真似して大きな声で話すようになるんですよ。不思議ですね。

相手の声をしっかり聞くためには?

相手の声を受け止める、、、それは耳を傾けないといけないわけですが、子どもは「耳に集中して!」と言ってもなかなかできるものではありません。

「目」と「耳」(もう1ついうならば「心」)で受け取りましょう!

アイコンタクトと言われるものですが、しっかり相手の目を見れば耳にも言葉が入ってきやすいのです。お話するときにもお話を聞くときにも「相手の目を見ましょうね!」と伝えています。

こちらもご両親の普段からの接し方が重要です。普段からなかなか目を見て話さない方も多いと思います。歩きながらや家事をしながらのお話なんて、目を見てられるのか?という感じですよね?私もそうなりがちなのですが、なるべくお話をする時には手を止めて目を見てお話をする、聞くことを意識的にやってみてください。そうすると子どもはそれも模倣するので、人と接する時に目を見てくれるようになるのです。

親の接し方こそが子どもの可能性を引き出す!

自分も実感中ですし、今年も多くの小学校受験生に出会えて指導しているからこそ断言できます。

「子どもの今の状態は、親が作ってきた環境の結果」である!

幼児教室などでもよく言われることだと思います。子どもの可能性を引き出したいならば、親がその子にあったやり方で接し方を研究するべきなのです。

いろいろなことを試してみるといいですよ!上記に書いたことは少し私流ではありますが、ぜひ面接対策に生かしていただき、1人でも多くの親子が夢への階段を一歩ずつ登って欲しいなと思います。

サクラサク!

リンク一覧

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
長崎真友子さん

2歳4歳年子男子ママ。地方創生アナウンサー集団「女子アナ47」主宰、株式会社Cheering(チアリング)代表取締役。Family Speech Academyによる「1歳から始めるプレゼン教育」発起人。元九州朝日放送アナウンサーであり、絵本読み聞かせや子どもプレゼン講師。究極の家事手抜き大雑把生活で愛情いっぱい子育てのやりくりをしています。

長崎真友子さんの記事一覧 v-right