平日は会社員、週末はパラレルキャリアでイラスト描きとタロット占いをしている、2歳児の母、うかたそです。
2歳8カ月の娘、最近オムツがはずれました。保育園ではもうオムツをしていません。おねしょの後処理をするのが大変なので、寝る前にオムツに履き替えてもらい、夜だけオムツで寝てもらっています。

とは言え、娘のトイレトレーニングは完了したと言って良いでしょう。

トイトレは新生児のお世話よりも過酷ってほんと?

まだ娘が赤ちゃんだった頃、育休中に仲良くなったママ友で、上のお子さんが小学生という友人が何人かいます。全員が全員ではないですが、トイトレで苦労した人たちはみんな口をそろえて

「子育てで一番大変なのは、新生児のお世話ではなく、トイトレだ!」

というので、いつか訪れるトイトレに正直なところ怯えていました。だってあんなに大変な新生児のお世話より大変なんて言われたら、震え上がります。

トイトレ話は、本当に個人差があり

・3歳になる直前に連休を使って集中して家でトレーニングしたら3日でとれた

・保育園で声をかけてもらっていたけどなかなか進まず4歳になってやっととれた

・家では何もしなかったけど、保育園行っていたら勝手にとれた

・家の中で何度も失敗されて、イライラするし、親も心が病んだ

てな感じで、スタンダードがないということだけは分かっていました。

コロナ禍、緊急事態宣言下のおかげで娘が本腰を入れるように

そしてやってきた、緊急事態宣言。わが家は夫婦共に出社しなくてはいけない仕事だったため、娘は変わらず保育園に通っていました。(緊急事態宣言下でも、保育園皆勤賞でした)

その頃、娘は2歳4カ月ごろ。ある日お迎えに行ったら、先生に言われました。

「娘ちゃん、最近トイレに行くことに挑戦しています。週末、子どもが自分で脱ぎ着しやすいズボンを用意してください」

「子どもたちが少ない今がチャンスです。職員もこまめに目をかけることができます。おうちでもトイレの声をかけてあげてください」

そう、まさかのコロナのおかげで娘のトイトレはとんとん拍子に進んでいくことになったのだ。そうして、わが家のトイトレは、脱ぎやすいズボンを西松屋で大量に購入するところから始まったのでした。

家ではスロースタート

家でのトイトレは実にゆっくりと進んでいきました。時々はトイレでできるけれど、あまり行きたがらない娘。基本的にオムツでした。暖まるとトイレをしたくなるようで、お風呂に入るとよく「おしっこ!」と言われました。そのたび、トイレに連れていき、「でない!」というやりとりを繰り返していました。

気をつけていたことと言えば、声をかけて嫌がった時は無理強いしないようにしていました。トイレを嫌いになられたら元も子もないので。

そうこうするうちに、保育園では毎日おトイレ成功するようになりました。

7月ごろでしょうか。ようやく家でも子ども用のステップ付き補助便座を購入しました。それまでは500円くらいの補助便座を持っていましたが、便座へのはまり具合がイマイチしっくり来ないのと、足がぶらぶらするので、娘はあまり好んで使ってくれませんでした。そこで、西松屋でステップ付き便座に目星をつけ、楽天スーパーセールでお得に購入しました。

購入したのは、こちらの補助便座です。3000円もしなかったと思います。作りは安っぽいですが、子どもの足がしっかりステップにつくので踏ん張れるし、大人の便座にもかっちりハマるのであまりガタつきません。コストパフォーマンスが良く、十分に満足できる商品でした。買ってよかった!

この補助便座がよかったのか分かりませんが、家でのトイトレもこの頃にはだいぶ進んでいました。

定番のトイトレカレンダー

トイトレカレンダーも導入しました。娘が気に入るか分からなかったので、ベネッセが無償でダウンロード配布しているしまじろうのカレンダーにしました。続くか分からなかったので、シールも買いませんでした。ただシンプルに、トイレで出来た日は、カレンダーに油性ペンでおおきく「まる」をつけました。

娘の目の前でやっていくうちに習慣付き、今ではトイレができたら自分から「ねぇ、まる!(まるして)」と言うようになりました。さらに自分で「まる」を書きたいという日もあるので、カレンダーはぐちゃぐちゃです。でもそれも娘の努力の跡だと思えば、大切な記録です。

家でのトイトレを本格始動して、たった2カ月でパンツへ

トイトレカレンダーを始めて、2カ月しか経っていないころ、最終ステップに進みました。保育園から「綿のパンツを最低5枚用意してください」と言われたのです。

トレーニングパンツではなく、いきなり綿のパンツに替えるのが、娘の保育園の方針。「万が一漏らしてしまっても、保育園で片付けるから気にしないでください。みんな失敗しながら覚えていくので、大丈夫です。」

保育園からの頼もしい言葉に、よし!もう任せよう!と思いました。さっそく週末に綿のパンツを10枚買ってきました。そうして登園とお昼寝以外、保育園では綿のパンツを履くようになり2週間経ったころ、ついに「パンツで登園してもいいですよ」と言われ、あっさりと娘はオムツを卒業しました。

そして今・・・

こんなにあっという間にオムツがはずれると思っていなかったので、ただただびっくり。そして頑張った娘については、親の私まで誇らしい気持ちになります。これが早いのか遅いのかはよく分かりません。もしかしたら一般的なスピードなのかも。それでも、とてもうれしいです。

今までは保育園のお迎え時に、引き出しに残るオムツの数を数えて、足りない枚数を毎日補充していましたが、この作業がなくなるだけで相当に楽です!もちろん失敗することもあります。先日はお昼寝中にうっかりいたしてしまい、防水シーツと布団カバーを持って帰りました。

それから私が残業をした日に、夫の目の前でパンツに大を始めたという、ちょっと面白い出来事もありました。夫がその場で静止しようとしたみたいですが、もう始まっていたので娘も止められなかったみたいです(笑)。

そんな面白エピソードも起こりつつ、娘は外出先の補助便座がないトイレでも普通にトイレができるようになりました。あとは夜のオムツがはずれたら完璧ですが、今でも時々オムツを濡らして目覚めることがあるので、まだ夜だけは手放せそうにありません。それでも数カ月前に比べたらまだ信じられません。

トイトレを進めてくれた保育園には感謝しかありません。

これが、わが家のトイトレ成功エピソードです。

ゆっくり、焦らず、無理せず、トイレトレーニング!一歩大人になった娘に、じーんとしました!

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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