2020.10.01
小4長男の国語の教科書に「和紙」についてのお話があるのですが、どうやら長男は和紙と言われてもピンとこない…。そんな現代っ子長男ですが、お友だちに誘ってもらってサッカー少年4人で「和紙の紙すき体験」に行ってきました!!
1.まずは和紙の原料をこします
お店オリジナルの「漉桁(すけた)」というものを使って、桶の中に入った和紙の原材料のドロドロした液体をすくって、こします。漉桁はザルの平べったいようなもので、ドロドロの和紙の原料をろ過し、漉桁に残ったものが和紙になっていきます。
2.漉桁の水分を吸い取ります
掃除機みたいな専用の吸引器で、先ほど原料をこした漉桁に風をあてて水分を吸い取ります。濡れていた和紙がだんだん乾燥してきて、白っぽくなりました。
3.染料で絵を描きます
このままだと白い和紙ができあがりますが、絵の具のような染料で色つけができます。サッカー少年たちは、ここでも得意のサッカーボールを描きました。
4.和紙を漉桁からはがし、乾燥させます
熱くなった鉄板のようなものに、漉桁から取った和紙を貼り付けて、さらに乾燥させます。やけどしそうな暑さの鉄板なので、和紙がこげないか心配しましたが、からからに乾燥できました!
5.和紙が完成!!
これで完成!!
息子の描いたサッカーボールは乾燥していく過程で薄くにじむような感じになっていくので、サッカーボールではなくなってしまいましたが、いい感じに和風な模様になりました。
サッカー少年たちは、和紙づくりに興味なんてないかな…と思いながら参加しましたが、思いのほか、真剣に説明を聞き、一生懸命和紙づくりにチャレンジしていました。子どもはやっぱり目の前にあるおもしろいことには全力で取り組んでくれますね!!
今回は京都にある和紙製品の販売・卸売の会社さんで和紙の紙すき体験に参加しましたが、こちらでは3歳のお子さんから紙すき体験ができます。今度は次男と娘もぜひ連れて行きたいです。
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なちぐろさん
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大阪在住の2男1女の3人の母です。フリーランスでWebの仕事をしています。好奇心旺盛で新しいコトが大好き!変化を楽しむタイプです。