それは何の前触れもなく…

わが家ではお母さんと子どもはさっさと先に寝てしまいます。お父さんはゴミをまとめたりゴミ出ししたりした後に、自分だけのためのお酒を出して、録りためた番組の中から今夜のお供を選び、猫を膝に乗せて誰にも文句を言われたり邪魔されたりしない時間を過ごします。

事件はそんなささやかな時間に起きました。

感じる予感…

それは…

なんと、アレがアレしていました…

そうなんです。子どもがいる家ならあると思います。

どんぐりの孵化。

細かく穴チェックをしているお母さんがいたり、家に持ち込みNGにしているというところもあったりしますよね。うちも極力、さよならしていたんですが忘れることってありますよね…。

その忘れ物からめでたくも大量に生まれていたらしいのです。おそらくどんぐりひとつから数匹いたのではないでしょうか。そしてどんぐりをたくさん食べて元気いっぱいの彼らは、うんしょ!うんしょ!とポリ袋を動かしていたようでお父さん(幽霊話が大の苦手)は暗闇でひとり勝手に動くポリ袋に全身の毛穴総立ち!

何でもないと勇気出して近づいてみたら、蠢く白いのいっぱいで毛穴総立ちどころかスタンディングオベーション!半泣きでした。

お父さんは虫と幽霊がとても苦手ですが、もっと嫌いになりました。

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ぶーやんさん

1児と猫の母。グラフィックデザイナー。息子と山登りはじめました。

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