/ 2020.10.26

イヤイヤ期当時の長男と私

現在6歳の長男は、今もそうですが幼い頃から「自分はこうしたい」がはっきりしていて、やりたいこと行きたいところには突っ走り、そうでないことには頑なに従わない子でした。

友達親子とランチしたときに、その子がセットで付く玩具を選べず「ママが好きなのにする」と言ったときは、頑固に自己主張しない幼児も存在するのか!と、ものすごく衝撃を受けたことを今でも覚えています。

そんな長男のイヤイヤ期、私の想定どおりには動いてくれないことばかりで悩んだ私は、親向けの子育て講座を受講しました。その後別の講座も受け、模索しながら困り事だらけの日々に対応してきました。

なのですが、壮絶なイヤイヤエピソードを思い出そうとしても出てこなくて。その後の子育てでも困り事は尽きないので、上塗りされて印象が薄くなるのかも?

でもその代わりに私が今も覚えていることがあります。

それはこの玩具エピソード

今も捨てられずにあるバイキンマンのカスタネット。長男がイヤイヤ期の頃、商業施設の出口付近で、ひっくり返ってゴネて進まなくなりました。代表的なイヤイヤ体勢ですね(笑)。

困っていたら、通りすがりのご婦人が「これさっき貰ったんだけど使わないのよね。坊や使うかな?」と息子にくれたのです。息子の関心は一瞬で玩具に向かい、ゴネていたことはコロッと忘れて遊んだり話したり。ものすごく助かりました。

親が何しても駄目だったのに、好きな物や関心のある物が目の前に現れただけで、あっさり機嫌が直ること、幼い子にはよくありますよね(人見知り等怖がられるケースには要注意ですが)。

周囲は意外と優しい

子どもが外で迷惑になる言動をすると、周囲の目が痛く感じてしまいますが、批判的に見ない人もたくさんいる、と子育てするうちに知りました。なにより自分がそうなりました。親の努力でどうにもならないこともあると分かったから。

正直母になる前は、騒ぐ子を煙たく感じている側だったのに、今では私もいつかイヤイヤ現場を見かけたらスッと差し出して救済できたら良いなと、子ども向けなシールや絆創膏を持ち歩いていることもあります。まだ使えていませんが。これ皆がやってたら街中で助け合えますよね。

というわけで、大変な時期も過ぎてしまえば大したことなかった、周囲の目もそんなに冷たくないと今は思えますが、真っただ中のときは「そんなことより困ってる今を何とかして〜」と思っていたので、当時受けた講座も少し紹介します。

親向け子育て講座について

子育てでも何でも諸説あり、本にもネットにもさまざまな情報があふれていて何を信じればいいの〜?になりがちですが、世界各国で学ばれている親向けの子育て講座が複数あること、ご存知ですか。

学んだ方法ですぐ全てが解決するわけではありませんが、何なの?どうすりゃいいの!? な状況を解決するための考え方の指標の一つとして私はとても参考になりました。研究されて作られて、深く学んだ人達がファシリテーターとして講座を開催し、それが世界各国で長年続けられているという実績から信頼度は抜群と思います。

私が講座を受けたのは最後にリンクを貼った2つですが、他にもあるかもしれません。

私が受けたものはどちらもワークショップ形式で、同じ2歳前後の子の親や少し歳上な子の親、母だけでなく父親や、保育従事者などさまざまな参加者とケーススタディできるのも良かったです。

週1くらいの間隔で複数回あるので、それぞれの変化も報告し合ったり、1度のインプットだけで終わらないのも、活用に繋げやすかったです。

長男がその後診断されたので発達障害児の子育ても勉強していますが、小さな問題行動はあえて無視するとか、共通して出てくる内容があるとこれは鉄板なのかなと自信をもって取り入れられます。受講料は私は、小児科開催の方は2万円くらい、自治体開催だった方は無料でした。今見たら、トリプルPはなんとオンライン開催で無料のもあるようですよ!

お時間取れる方は受講してみてはいかがでしょう?

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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