ただ捨てるのはもったいない

みなさん、もう着なくなった服はどうしてますか?私は以前は捨ててしまうことが多かったのですが…「エシカル」という考え方に出合ってから、服を含めたモノの過去・現在・未来を考えるようになりました。

過去はモノがどこで誰によってどのようにして作られたか・現在は自分がそのモノをいかに永く大切に愛用するか・未来はただただ捨てられてしまうか、もしくは他の使い道によって生まれ変われないか。

※エシカルとは、「人や地球環境、社会、地域におもいやりのある考え方や行動」を意味します

特に子供服、マタニティー用や授乳できる服については、できる限り使ってくれそうな友人に譲っています。今回は譲れない状態になってしまった服のオススメ回収先をお伝えしたいと思います。

それは… H&Mのリサイクルボックス!

ご存知の通り、スウェーデンの人気アパレルメーカーです。店舗に設置されているリサイクルボックスには、どんな衣類でも持ち込めます。ブランドや状態は問わず、たとえ靴下片方だけでも、着古したTシャツでも、古いシーツでもOK。 回収された衣料は最寄りの再生プラントへ運ばれ、手作業で分類されます。 衣類回収サービスで得られた過剰金のすべては、繊維リサイクルの研究機関や社会活動に寄付されます。

お得な点としては、持ち込み一袋につき、500円の割引きクーポンを一枚いただけます!次回のショッピング時に使えます(3,000円以上の購入で、リサイクル持ち込み当日から使用可・有効期限あり)

ちなみに、持ち込む袋の大きさも問いません。大きくても小さくても、一袋として扱ってくれます。断捨離や年末の大掃除で、もう愛用し尽くした!という衣料品があれば、即ゴミ箱でなく…その行き先の選択肢の一つとして、いかがでしょうか^^

買わないという選択

今回リサイクルボックスに持ち込み、500円の割引きクーポンを頂いたので、店舗内で服をみてみました。

エシカルを意識していなかった以前の私だったら「クーポン貰ったから何か買わなくちゃ!」とかセール品をお得に思って買っていたこともしばしばありました。モノの過去・現在・未来を考えるようになった今は、「本当に必要か?」と冷静に自分に問いかけます。

この日は、本当に必要なものに巡りあえず…でも、せっかく店まで来て手ぶらで帰るのは物寂しい、という気持ちも当然わいてきます、人間だもの!そんなとき、私は服を無理して買わず、その代わりに家族みんなが喜んでくれそうなパンを買います^^ ということで、今回の戦利品(?)は子どもの好物レーズンスティックパンでした。

アイデア次第で新たな使い道

断捨離をすすめている中、何年も使っていない(この先も使わない)けれど、なんとなく手放すには惜しい!というモノもいくつか出てきますよね。私にとっては、本物のヒノキを使って作られた木目のきれいなブックカバーでした。頂き物で、私がブックカバーをつけない派で…。でも、そのモノの美しさゆえにずっと眠ったままでした。

今回ふと考えて、マスクカバーにぴったりでは?!

このブックカバーはバッグのレギュラーアイテムに仲間入り、ちょっとマスクを外しておくときの必需品に生まれ変わりました。私の中ではアップサイクル成功例♪

※アップサイクルとは、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせることです

モノのさまざまな未来、一緒に考えてみませんか^^ 子ども達の斬新でやわらかいアイデアにも期待したいです!

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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