田舎から送ってもらったかぼちゃ。甘くてとってもおいしいのですが、せっかくなら、堪能するためにいろいろな料理を作りたい!そう思った欲張りな私は1つのかぼちゃから4品作りました。

Day1:かぼちゃプリン

別に「かぼちゃ」でも「パンプキン」でも良いのですが(笑)、まずはプリンを作りました。中身をくり抜いたかぼちゃでジャック・オー・ランタンの器を作り、その中にプリンを入れたハロウィンバージョン!

まずはかぼちゃの総重量を量るところから。今回使ったかぼちゃは約1.6kg。表面を洗って、濡れた状態でラップで全体を包み、電子レンジに入れて600Wで5分かけます。もっと重い場合は時間を延ばしてください。

包丁が通るようになったら、かぼちゃ上部をカットして、中のわたを取り出します。わたの総重量は約100g。つまり、今回のかぼちゃは、皮も含めた可食部が約1.5kgでした。

<プリンの材料>
・上記の処理をしたかぼちゃ1個
・卵3個
・牛乳200mL、調整豆乳100mL(かぼちゃの水分に応じて、調節ください)
・きび砂糖 45g(かぼちゃの甘みに応じて、調節ください)
・トッピングの生クリーム、ココア 適量

<作り方>
1.かぼちゃの実をくり抜きます。プリン液が染み出さないために、ある程度厚みは残しておきましょう。この作業が終わったら、オーブンを180度に温めます。

2.トッピング以外の材料をフードプロセッサーにかけます。わが家のフープロ(フードプロセッサー)は全量入れるとあふれ出てしまったので、皆さんもフープロの容量に合わせて、一度にミックスするか、2〜3度に分けるか、調整してくださいね。

3.無事プリン液ができたら、アルミホイルでカバーしたかぼちゃの器に流し込み、水を張った天板に載せます。もし全量入れられない場合は、別の耐熱皿に入れて同時に蒸しましょう。
4.温まったオーブンで1時間弱焼きます。(高さがある場合は焦げやすいので途中でアルミホイルをかぶせてください)

5.泡立てた生クリームとココアでトッピングして完成です!もしプリンがゆるかったら、トッピング前に耐熱容器に小分けして電子レンジで数十秒~1分ほど温めてみてください。

ちなみに、トップの写真にあるジャック・オー・ランタンは、生クリームで描きました。

Day2&3:パンプキンシードスナック&かぼちゃスコーン

まず、プリンを作るときにとった「わた」と種を分けます。水をたっぷり入れたボウルの中で、くりぬいた「わた」をもみながら洗うようにすると、種が「わた」から外れて分かれます。何度か水で洗い、種がキレイになったら水気をとって、1日、天日干しします。

ちょうど娘が退屈そうにしていたので、「干した種をキレイに並べてくれる?」とお願いすると遊び感覚で並べてくれました。途中で飽きていましたが、しばらくこれで退屈しのぎができました(笑)。

翌日、カラカラに乾いた種の外皮を外します。私はキッチンばさみを使って外周を切り、中身が見えたら、子どもにバトンタッチし、外皮をむいてもらいました。手は疲れますが、幼児でも作業できるのが◎です。

次にかぼちゃペーストを作ります。プリンを食べ終わった後のかぼちゃのお皿には、まだたっぷりかぼちゃがついていました。オーブンで焼いて甘く柔らかくなっているので、このまま捨ててしまうのはもったいない!

そこで、1番外側の緑の皮だけ残して、可能な限り実を削り取ります。削った実を量ったところ450gもありました。このうち100gだけ残し、あとは冷凍します。

ではスコーンを作っていきます。

<材料>
・かぼちゃペースト100g
・ホットケーキミックス200g
・サラダ油(他の油でもOKですが、サラダ油は香りが強くないので使いやすい気がします)大さじ1杯
・ヨーグルト 適量

<作り方>
1.ヨーグルト以外の材料を混ぜます。均一に混ざったら、生地がまとまるまでヨーグルトを足していきます(大さじなどで少しずつ)。
2.オーブンを180度に温めます。
3.1の生地を好きなサイズや形に切り分け、かぼちゃの種をトッピング。オーブンシートを敷いた天板の上に間隔を開けながらのせます。余ったかぼちゃの種は、オリーブオイルと塩を軽くまぶして、シートの余ったスペースに載せます。
4.予熱が完了したオーブンで20分焼いて完成。

Day4:パンプキンスープ

ペーストさえあれば、すぐに完成する超簡単レシピです!

材料
・解凍したかぼちゃペースト350g
・牛乳または豆乳 300mL
・コンソメ 1個

材料の全てを鍋に入れて、コトコト火で温めます。今回はとっても甘いかぼちゃだったので入れていませんが、甘さが足りないなと思ったら、炒めて甘さを出した玉ねぎを加えても良いと思います。コンソメが溶けたら完成。味が足りない場合は塩コショウで調整します。

1つのかぼちゃを余すことなく使い倒したメニュー&レシピ、いかがでしたでしょうか。子どもと一緒に作れるものばかりなので、ぜひハロウィンの週末にお子さんと作ってみてください。

crown weekly ranking

この記事を書いたブロガー

ブロガー一覧 arrow-right
sariさん

夫、7歳&5歳の娘と4人で海外生活中。シンガポールとベトナムでの子育てや仕事の経験をもとに、アジアの子連れ観光スポットや、現地の教育事情など、日本にいる方にもきっとタメになる情報をお伝えしていきます。

sariさんの記事一覧 v-right