はじめはひとつだけだった

もともと、私が持っていたぬいぐるみがそれなりにあって、最初はそのうちのひとつだけがお隣で寝ていました。それも自分で選んだというより、なんとなく私が添え物のように置いた程度で…。でもいつからか「今日はこのお人形と寝てもいい?」と聞いてくる様になり、気がついたら20体近くのぬいぐるみが…。

一緒に寝たい理由は「こわくなくなる」「こわいゆめにならない」ということでした。

いつから夢に気づいたんだろうなぁと思いつつ、悪夢対策とはなるほど!と。「悪夢」って大人になった今でも抗えないものじゃないですか?自分なりの方法で立ち向かっているのね、なんて関心してしまったり。

はじめはひとつだったんだよ…

はい、こちら。ふんふんと母は息子の生きる知恵に感心していたんですけれど、立場変わってお父さんはそうもいかなかったらしいんですよ。

ある日、お父さんから「いいなぁ」って言われました。何が?と聞いたら、「息子と寝られて」とのこと。うちはみんなで一緒に寝てるので「なら、夜中のお酒タイムやめて一緒に寝たら?」と言ってみたんですが、いやいや、そうでない、そういうことじゃないんだよ、と。

「俺の寝る場所、すごく狭いし、息子が見えないんだよ!」と嘆いていました。その晩に見てみたら、確かに!寝袋程度のスペースまでぬいぐるみたちが攻め込んでいてバリケードとなっていました。

なぜか「失礼こかせていただきます」でおなじみのアイツだけ、お父さん側向いているんです

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ぶーやんさん

1児と猫の母。グラフィックデザイナー。息子と山登りはじめました。

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