名前の背景

二人の息子の名付けを経験してから、珍しい名前や兄弟の名前を見ると、どんな背景で名付けたのだろう?とつい想像することが増えました。漢字や響き、兄弟名のシリーズ具合から、パパママの好みが垣間見えることもあり面白いです。

息子二人の名前も、いろいろな案をわが家なりの優先順で絞り込んで決めました。そのとき優先したこと(〜妥協したこと)をランキングで紹介します。

第5位:なんとなく好みのイメージ

初めは、夫と同じ「漢字1文字で読みが3文字」や、夫婦共に木々や緑の自然が好きなのでそんなイメージの名前が良いね、という案が出ました。

「楓(かえで)」とか「樹(たつき)」とか。でもそういえば、わが家の名字も木偏だ…と気付き、木偏だらけはクドいよねと却下。他に良い名前も思い当たらず、この条件は見送りにしました。

第4位:画数やグローバル適応

候補にあがった名前は、名付けの本やネットで、画数や、日本語圏以外の人にも発音しやすい読みか、外国語で変な意味にならないか、なども調べました。

でも何かしらがイマイチだったり、画数の内容は本によって違ったりで、最善を探すのは無理〜と思い、最低限悪くなければOK!にしました。

第3位:和風の響き

私たち夫婦は、日本人なのだから大事な場面は日本風にしたいという思いがあり、結婚式も秋の京都で和風の式にこだわったほど。

子どもの名前も、イマドキのものではなく、日本を感じる和の響きが良いなと思っていたので、大抵の普通の名前はどうもピンときませんでした。

この条件をクリアする名前はなかなか見付けられず難しかったのですが、長男も次男も、夫がピッタリな名前を思いついてくれました。漢字は後付けで、読みに当てはまるものから、親の好みや願いに合致し、画数が悪くないものを選びました。

第2位:男女どちらでも使える

これは主に私のこだわりで、わが子がもし心と身体の性別が違っていた場合も、自分の名前を好きでいられるように。心配し過ぎかもしれませんが、男女どちらでもおかしくない名前にしておきました。

LGBT(セクシュアル・マイノリティー)の割合は今や、調査によりますが8.9%や10%、左利きと同じくらいの割合という調査結果もあり特殊ではなくなっているので。

第1位:家族全員が気に入る

いくつか案を出してくれた両方の実家にも気に入るかを確認しました。実家からの案は私たちの希望に合わず却下ばかりだったのですが、ありがたいことにどちらも快く賛成してくれました。

一番の難関はなんと、次男の名前を決めるときの長男の承諾!私や夫の案を次々却下(涙)、なかなかOKが出ず、長男が出す案は第2位までの条件に当てはまらず…。

最後ギリギリで全てをクリアする名前を夫が出してくれて、全員で「あ、それいいじゃん!」と気持ち良く決まりました。めでたしめでたし。

ちなみに、次男の初めての発語は長男の名前です。わが家での頻出単語No.1(笑)

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てんこさん

「てんてんこ」→短く「てんこ」に変更しました。家事も育児も「手軽で最適」な解決法を探して楽しくがモットー。面倒くさがり&概ね合理主義&調査工夫は得意なアラフォーママです。年少と情緒支援級の小3兄弟、転勤族の夫がいます。主にTwitterにいます。2022年11月Kindle出版しAmazon1位&ベストセラー獲得

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