/ 2020.11.30

名前に色をつけたい!

最近、幼稚園で名前の由来エピソードを聞かれ、ほかのお友だちの名前に込められた想いも知ることができて、とても心温かくなりました。今回はわが家の息子二人の名付けエピソードを紹介したいと思います。

長男の場合、夫が「色を取り入れたい」と言ってきました。ということで、名前・名付け辞典ではなく、夫が「日本の色辞典」を購入!中には初めて聞く色の名前も多く、それぞれの歴史もあって、とても奥深い内容です。

そこから絞られたのが、青。まず、夫も私も好きな色。海、空、地球…、そんなイメージを抱く方も多いと思います。

夫と私は以前イタリアのカプリ島に旅行したこともあり、私にとってはその青い海や思い出にもつながってきます。また、人類ではじめて宇宙飛行を行ったガガーリンが、帰還後の感想で述べた「地球は青かった」という言葉からも連想して、「高い視点から物事を考えてほしい」、そんな想いを込めて「青」を名前につけました。

名前は平仮名で三文字。青ともう一つの漢字は、全体的に合うような音や画数から決定。

イメージから、色を!

もし女の子だったら、桃・紅・朱・紫あたりも候補だったかもしれません。二人目も男の子だと妊娠中に分かり、また色シリーズでいくか、そもそも迷いました…。

青に並んで好きな色の一つに緑がありますが、私たちの苗字に「竹」がついています。苗字も名前も緑系だと、グリーン過ぎるかなと(笑)。

ちょうど令和に代わるタイミングだったので、「新しい時代の幕開け・夜明け」をイメージして、漢字として「朝」をつけることにしました。

名前は平仮名で四文字。長男と同様、朝ともう一つの漢字は、全体的な音や画数で決定。長男は直接的に「青」がついているのに対し、次男は「朝→太陽→赤」とイメージ的に彩りを添えました。

また余談ですが、どちらも共通として、シンプルな漢字をつかうことを心掛けました。このパソコンやスマホが当たり前のご時世、すぐに自分の名前が変換できないと何かと不便かなと思った親心。

「くん」「ちゃん」をつけて呼ぶこと

息子二人を「青ちゃん・青くん」・「朝ちゃん・朝くん」と、普段「ちゃん・くん」づけで呼んでいます。赤ちゃん時代はともかく、長男は幼稚園に入ったことだし、そろそろ「ちゃん・くん」は外したほうがいいかなぁと思い始めてました。

そんなとき、子ども四人全員を東大に導いた佐藤ママの本「3男1女東大理3の母 私は6歳までに子どもをこう育てました」(中央公論新社・佐藤亮子さん著)を読みました。

そこに、子どもが「その名前を呼ばれることがうれしい」と無意識に感じるよう、お母さんはいつも愛情をたっぷり込めてわが子の名前を呼んであげましょう、と書かれてありました。

実際に佐藤ママも子ども四人とも「名前の頭二文字+ちゃんづけ」で呼んでいたそうです。確かに、「ちゃん」をつけると自ずと口から出る言葉も優しくなり、不思議と高圧的なものの言い方にはなりません。

自信をもって、これからも「ちゃん・くん」をつけて、愛を込めて、名前を呼びたいと思います。

さて、わが家では子どもの名前に「青・赤」と続き、もしも三人目を授かったら「黄」にして、信号カラーにする可能性大です(笑)。さらに、もしも・もしも五人目まで授かったら、ゴレンジャーにします!

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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