
2020.11.25 / 2020.11.26
こんにちは。都内で2歳の娘と夫と3人で暮らしているしま子です。突然ですが、「しま子」は本名ではありません。育児情報をSNSで収集するようになってつけたハンドルネームなのですが、これが割と浸透していて、SNS上で知り合ったママ友たちに「しま子じゃないの!?」と驚かれることが多いです(笑)。
そんな私の本名は、ここで明かすことはできないのですが、割と珍しい読みと漢字で、初対面のときにはほぼ100%「良いお名前ですね」と言ってもらいます。
仕事で使い続けている旧姓も、とある地方にしかない珍しい名字なので、フルネームの珍しさで初対面を乗り切ってきました。そういうわけで、私は自分の名前が気に入っていて、親にとても感謝しているので、いざ自分の子どもに名前をつけるというときには、とてつもないプレッシャーを感じました。
「良い名前って何だ?」
フルネームが珍しい、ということがアイデンティティでもあった私。子どもにも自分の名前を良い名前だと思ってもらいたい、誰ともかぶらない名前にしたい、親の名付けに不満を持ってほしくない……と、少々歪んだ気持ちを持っていました。
逆に、夫は一体何人同姓同名がいるんだ?というほどよくある名前。私は漢字を間違えられることもあまりないので、よく漢字を間違われる夫を見て、「ショックじゃないのかな……」と思うこともありました。いま思うと失礼な話だなと思います(笑)。
どんな名前にも親の想いが込められている
そんな夫と子どもの名前を考えるときに、夫が気にしたのは「字画」でした。実は、私の名前は響き重視だったのかまったく字画を考えられていない名前なのですが、夫の名前はとても良い画数なのです。
夫の両親はそのことを夫によく教えていたそうで、私は義両親の命名への想いを感じました。心のどこかで「よくある名前」だと思っていた自分がとっても恥ずかしくなりました。子どもが幸せな人生を歩めるように、ありったけの願いを込めてつけられた名前なんだと思うことができたのです。
そんな私たちが娘につけた名前は
娘の名前は「よくある名前」です。漢字は一致しないけど、昨今の名前ランキングにも入ったり入らなかったりします。小さいとき、学年に3人はいる「みさき」ちゃんを見て、「同じ名前の子がたくさんいて可哀想」と思っていた私が、きっとこれから学年に何人もいる名前を、娘につけました。
娘の名前には、私たち夫婦の子どもであることやこんな人になってほしいというありったけの願いを込めました。名前単体は特別なものでなくても、込めた想いは特別です。字画も良いので、義両親にも「良い名前」だと言ってもらいました。
「良い名前」の呪いにかかっていた私が娘につけた名前。いまでも毎日「良い名前だな~」と思いながら、愛を込めて呼んでいます。
よく「●月産まれですか?」と聞かれる名前です!笑
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しま子さん
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同い年の夫と2歳の娘と都内暮らし。2019年4月に復職しました。はじめての子育てはジーナ式とベビーウェアリング(一枚布の抱っこ)に支えられています。長い文章を書いてしまいがち。