1歳9カ月の断乳

新生児から完全母乳で、オッパイ大好きなわが子。幸運なことにオッパイトラブルも少なく、私も授乳を楽しめていました。今のところ三人目を計画していないので、私が決める断乳ではなく、次男本人が自然に卒業する「卒乳」でいいかなぁと思っていました。

実際、何歳まで飲み続けるんだろう!? という好奇心もあり(私のママ友さんは年長まで飲んでいたという人も!)。

今回いよいよ断乳しようと思ったきっかけがいくつかあります。
・ご飯を食べない(三度の飯よりオッパイ。でも保育園の給食など、私がいない場面ではきちんと食べる)
・夜中4回ほどの頻回授乳
・暇になるとオッパイを求めてくる
・外出先でもほしがる
上記4つは、なんだかなぁと思いながらも、日常茶飯事として私もすっかり慣れてしまってました。

やはり決め手は、長男が可哀そうになってきたから。次男が長男とケンカすると、すぐにオッパイに逃げ込んできて、授乳=安全基地と化していました。すると、長男は為す術ない感じで諦めて、一人で遊び始める姿がなんとも哀愁漂っており…。

長男は1歳6カ月で断乳し、兄弟の平等性からも次男の断乳を決意しました!

桶谷式アドバイス

長男が生後2カ月頃から、母乳を早く軌道にのせたくて通い始め、桶谷式母乳育児相談室にお世話になっていました。いつもマッサージしてくださる助産師さんは4児の母でもあり、人生の大先輩。

施術中に授乳はもちろん、育児のアドバイスも頂いたりと、定期的に私のオッパイの状態と子どもの発育をみてもらっていて、この心強い助産師さんの存在なくして私のハッピー授乳ライフはなかったといっても過言ではありません!

長男の断乳のときにもお世話になり、今回も事前に相談して断乳スケジュールを立ててもらいました。ほんの一部ですが、桶谷式の断乳ポイントを紹介します。

【断乳の時期】
・1歳を過ぎてしっかり歩いている
・離乳食で3回食が食べられている
・体調がよく、予防接種の時期に重なっていない
・お母さんのオッパイの調子がよい
・断乳の決心がついた
・月経の時期と重ならない

また、風邪をひきやすい真冬や脱水になりやすい真夏、体調を崩しやすい季節の変わり目はなるべく避けたほうがいいとのことです。

【断乳時の注意】
・断乳の前日からカロリーの高い食事や甘いものを避ける
・断乳日を含めて5日間ほどは入浴を避けてシャワーのみ
・子どもの水分補給を十分にする

【断乳を中止したほうがいい場合】
・子どもやママが急に熱を出した
・子どもがご飯を食べなくなった。または、食べても吐く。
・子どもが下痢をした

もっと詳しく知りたい人はぜひお近くの桶谷式にご相談ください。

笑ってバイバイからの一晩中夜泣き

さて、肝心の次男の断乳実録です!

保育園から帰ってきた夕方、次男に「これが最後のオッパイ。いっぱい飲んでね」と言いました。そして、二人で笑いながらスマホで授乳中の記念写真をいっぱい撮りました。15分ほどの授乳タイムで終了。

その直後、私一人で脱衣所にいき、筆ペンでオッパイに顔を書きました(イメージ図は写真の通り)。桶谷式では黒か青の水性インク推奨。ちなみに、赤インクはNGとされています。理由は赤は本能的に警戒する色で子どもがビックリしてしまうから。

そして、次男を脱衣所に呼んで、顔になったオッパイを見せました。「もうオッパイはかわいいお顔になっちゃいました~」と言うと、次男はケラケラ笑っていました。

何事もなかったように夕食を済ませ、いよいよ最後の関門である寝かしつけ。オッパイなしで寝るのは次男にとって初めてのことです。予想通り、ほしがってきました。「もうオッパイはバイバイしたよ。」と言っても、次男は大泣き。30分ほど激しく泣き続け、疲れ果てて寝ることを夜中三回くらい繰り返しました。

断乳後の様子

夜泣きが何日間続くのだろうかと覚悟してましたが、断乳初日だけでした。二日目以降は隣りで一緒に寝るだけで、次男も眠るようになりました。振り返って、長男の場合も寝かしつけはずっと授乳でしたが、断乳初日すら泣かずに添い寝だけで眠りにつきました。

何人かのママ友さんの断乳話をきくと、中には三日間ほど夜泣きが続いたという人も少なくありません。授乳の状態も断乳の様子も十人十色。

やっぱり断乳して良かったと思うことは、明らかに次男がご飯を食べるようになり、朝まで一度も起きずに熟睡できるようになりました。伴って、私も1年9カ月ぶりに夜通し眠れる日が戻ってきました!

何より、駆け込みオッパイ寺がなくなり、長男も喜んでいるはずです。

避けて通れないのが、私の胸の張り。断乳の翌日が一番痛くて、パンパン・カチコチになり、頭痛もしてくるほど…。断乳二日目にかかりつけの桶谷式でマッサージをしてもらいました。

お馴染みの助産師さんも、その胸の張りに驚くほどでした。一時間ほど入念にマッサージしてくださり、だいぶおさまりました。おかげでそれ以降は痛みも張りもなく、普通の生活を過ごせています。

断乳して一週間は、主人に子ども達のお風呂をいれてもらいました。断乳後はじめて次男と私がお風呂に入ったとき、ふとオッパイに口を近づけてくることがありましたが、体の向きを変えて遠ざけて、セーフ(笑)。

今は甘えて私の胸に顔をうずめるときがありますが、吸ってくるようなことはしないので、断乳成功だと思います。

楽しかった授乳生活

ほとんどトラブルない強靭なオッパイの持ち主だと自負していましたが、長男と次男の合計3年3カ月に及ぶ授乳中、二度乳腺炎になりました。その原因であろう食事内容を公開します。

【一回目】長男のお食い初めで、両家そろってご馳走を頂いたとき。
お赤飯、お刺身、天ぷら、から揚げ、シーザーサラダ、チーズ、ケーキ

【二回目】ママ友さんのおうちでデリバリーランチしたとき。
インドカレー、チーズナン、モンブランケーキ、チョコレート

明らかに脂肪分たっぷり。特にイベント系の食事には気をつけてください!なにはともあれ、授乳は私にとっても幸せな時間でした。授乳中のわが子の顔がかわいくてかわいくて…。

最後に、便利アイテムを紹介したいと思います。みなさんの授乳タイムが快適になりますよう、ご参考になれば幸いです。

アモーマのお茶:ご存知の通り、授乳中は水分をしっかりと補給する必要があります。安心と安全にこだわったエシカルなお茶で、ぜひHPで商品開発ストーリーもご覧ください。妊娠・産後・授乳中など幅広いラインナップがあり、ギフトにも一押し!

モーハウスの授乳ブラと授乳服:長男と次男の授乳中、ほぼ毎日授乳服を着ていました。頻回授乳で、しかも、場所によっては授乳室がないところもあります。そんなとき、人にばれずにさり気なく授乳できる服が多数あります。デザインもオシャレで授乳服とは思えないほど!モーハウスの授乳ブラも着心地よくてナイトブラにも最適です。

ラクーナ本舗の授乳クッション:なんといっても厚みがあり、授乳中の姿勢が崩れません。長男のときに別の授乳クッションを使っていましたが、クッションの綿が薄く、赤ちゃんがクッションに沈んでいく感じで、私の姿勢がどんどん前かがみになってきました。桶谷式の助産師さんからラクーナをオススメされ、買い換えました。(記事トップ画像が、そのクッションです)

私と次男にとってはビッグイベントであった断乳を乗り越え、次男がまた一つ大きく成長したように思います。これからはまた新しいコミュニケーションを楽しんでいきたいです!

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エシカルマンマさん

家族:夫、息子2人(2歳・5歳)
宮城県仙台市出身、東京都在住。2011年の東日本大震災をきっかけに、エシカルな仕事をしたいと決意。2015年に一般社団法人エシカル協会の立ち上げから携わり、エシカル消費の普及啓発の活動をしています。エシカル子育てを日々考え、楽しみながら試行錯誤中。

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