2020.12.24
柿をいただいたのですが…私たち家族は柿が苦手。近所に配ってもまだ余るので、どうしたもんかと思っていたところ、母から「柿酢を作れば?」と提案が。母も聞いたことがあるだけで作ったことはないそうなのでネットで調べてみました。
そこで見つけたのが、最後に載せたリンクのサイト。どうやら柿酢には5つの主な健康効果があるとか。
柿酢の健康パワー
1. 黒酢の約3倍ものカリウム
高血圧を抑制する効果があるとされているカリウムをたっぷり含んでいるそうです。
2. ワインの60倍とも言われるポリフェノール
ポリフェノールは、コレステロールを分解し、血液をさらさらにしてくれる効果があることは、よく知られていますよね。血栓を防ぐ効果も期待できるので、腰痛などにも相乗的に効果があると言われています。
3.抗酸化作用
病気や老化の原因の一つに、体の「酸化」が挙げられます。私たちの体には元々抗酸化物質が存在していますが、それが年齢を重ねるにつれ減っていってしまうため、抗酸化作用のある食べ物などで補っていく必要があります。それにぴったりなのが、この柿酢。柿とお酢両方に含まれる抗酸化作用・殺菌作用によって、酸化に強い体づくりが期待できるそうです。
4.フラボノイド
柿酢に含まれるフラボノイドによって身体に溜まったコレステロールを減少させる効果があるとのこと。私自身、健康診断でコレステロール値がひっかかったばかりなので、こちらは非常にありがたい!
5. アセトアルデヒト
柿酢に含まれるアセトアルデヒトは血管の損傷を予防してくれる効果があるので、脳卒中などの病気を予防すると言われています。
材料4つ(1つは水!)
調べるとさまざまなレシピが出てきますが、私が今回選んだのは失敗が少ないと言われているドライイーストを使ったもの。私は柿の1/3量で作りました。
柿(無農薬が◎)…3kg
水:0.7~1.4L
ドライイースト:小さじ1
米酢:40~45mL
作り方
1.柿を「軽く」水洗いします。表面に発酵に必要な酢酸がついているので洗いすぎない方が良いそうです。柿のヘタは切り落としておきましょう。
2.柿を消毒済みの容器に入れて潰します。私は最初に包丁で4等分してから容器に入れ、そのあとすりこぎで軽く潰しました。
3.容器の中に水とイーストを加えて、ゆっくりかき混ぜます。
4.容器の口部分に虫が入らないようにフタをします。リンク先には「ネット」と書かれていましたが、私はキッチンペーパーを使いました。キッチンの排水口用のストッキングタイプのネットでも良さそうですね!
5.25~28度の環境で発酵させます。翌日には泡が出始め、1週間ほどで泡は少なくなっていきました。イーストが入っていることもあり、パンを作っているときの香りに似ています。
6.1回目の発酵が落ち着いたら金属製のざる(目が細かいもの)にあけて水分をざっくりと濾し取り出します。濾した柿酢の原液を、消毒済みの容器に戻します。かなり嵩が減るので、我が家では別の小さめのガラス瓶に移し替えました。
7.5に米酢を加えます。容器の口部分にネットを再度かぶせます。密閉はせずに、35~40度のところで保管し2回めの発酵を行います。
8.20日〜1カ月ほどで酢の状態になります。柿酢の表面の膜が薄ければ成功ですが、厚い場合は発酵に失敗した可能性があるそうです。また、腐敗の香りがした場合はすぐに捨てましょう。
9.上手く発酵できたものは、さらし布を使って更に濾し、また容器に戻して68度〜72度のお湯で10分間湯せんします。終わったら冷まし、フタをして1週間から1カ月ほど熟成させます。
まだ完成待ちの段階です
こちらのブログを書いている段階では、まだ7の作業が終わり、2回目の発酵に入った段階です。完成まで待つと柿のシーズンを終えてしまいそうなので、先に皆さまに紹介させていただきました。
出来上がった柿酢は、炭酸などで薄めてドリンクにしたり、酢を使う料理に使ってみたり、使い方は一般的なお酢同様に使えそうです。わが家はお正月の紅白なますで使おうかな~と考えています。
あなたの家にも、持て余している柿がありませんか?
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sariさん
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夫、7歳&5歳の娘と4人で海外生活中。シンガポールとベトナムでの子育てや仕事の経験をもとに、アジアの子連れ観光スポットや、現地の教育事情など、日本にいる方にもきっとタメになる情報をお伝えしていきます。