/ 2021.01.04

こんにちは。都内で2歳の娘と夫と3人で暮らしているしま子です。2020年も終わりに近づき、わが家ではあることが話題になっていました。

それは「今年の貯金額」です。わが家は夫も私も、全給料を家計に入れるお小遣い制。家計の管理は私に100%任されています。しかし2019年までの家計は常に火の車……。私は自転車操業のプロといっても過言でないダメ主婦でした。

そんな私が2020年は本気でお金を貯める!と決めて取り組んだことは主に2つ。
(1)月間の支出を把握する
(2)年間の予算を立てる
どちらもあらゆる家計管理の本に書いてある基本的なことです。

(1)月間の支出を把握する

まずはわが家で1カ月のうちにかかるお金って一体いくらなの?ということを見直しました。自転車操業のくせにアプリ家計簿だけはずっとつけていたので、ひたすら現実と向き合いました。

一般的に家計管理のポイントは「固定費を削減すること」と言われています。家賃や水光熱費、通信費など日々の生活で工夫しづらいところは、そもそも会社を乗り換えたりすることでがっつり削減してしまう、という方法ですね。

しかし私、無駄に知識だけはあったので電力会社も通信会社も変更済! 固定費で削れるところはないということが判明してしまいました(笑)。

となると他に削れるポイントはないか?と考えます。わが家の場合、食費や日用品、子どもにかかるお金などの変動費の部分が、自分が思っていたよりずっと高額だったのです……。

この高額という基準は『家計 割合』などのキーワードで出てきた数字を参考にしました。それぞれの家族の状況によって異なるので、調べてみることをおすすめします。もちろん、必要経費なら削るべきではないのですが、わが家の場合はなんとなくコンビニ、なんとなく外食、などの使い方が多かったので、その数を見直すきっかけになりました。

(2)年間の予算を立てる

さて、月間の支出を把握できたら、年間の予算立てを行います。「月間ができたら12カ月分にすれば良いのでは?」と思ったそこのあなた! そこに家計管理の大きな落とし穴があります。

その正体は「特別費」。毎月必ずかかる費用とは別に、年に数回発生する特別な費用のことです。たとえばイベントやお祝い事、旅行や帰省の費用がそれにあたります。

わが家は私も夫も遠方出身なので、帰省の交通費だけで5万〜10万かかっていました。両家に年2回は帰りたいので年間30万ほど…。これの予算立てをしていないと、発生した翌月のカード請求がとんでもないことに……ということを、数年間繰り返していたのです(気付けよって話なのですが)。

特別費を制するものは家計管理を制す!とも言われています。わが家は帰省費用以外にも家族や親族の誕生日、季節のイベントや必要なサービスの年間利用料、インフルエンザの予防接種などの年間の予算を書き出して、2021年は70万ほどになりました。

これらのお金が不定期に発生するということがわかっているので、月の貯金と別にこれらの財源を確保しておく必要があります。ボーナスを回したり、毎月積み立てておいたり、家庭にあった方法を選びましょう!

「家計の倒産は許されない」

私が家計管理のバイブルとしている本があります。林總(あつむ)さんの『正しい家計管理』です。会計士をされている林先生が企業の会計の原則を家計管理に用いていて、理論的で納得のできる方法がたくさん書かれています。とはいえ難しいことはなく、書かれていることをその通り実践するだけで、家計管理がみるみる改善されるはずです。

この本で私が好きなのは、帯の部分に書かれている言葉。
『どんぶり勘定は、低収入より恐ろしい』
『家計の経営は一生の仕事です。絶対に倒産は許されません』
この言葉を見ると、家計を管理する者として、しっかりせねば!と言う気持ちになります。

とはいえ、結婚したときも、出産したときも、読み直してシャンとした気持ちになったはずなのに、なかなか実際の家計管理に落とし込むのに時間がかかってしまいました。

でも2020年は少しずつ耐えながら実践して、初めて年間200万の貯金を達成することができました! ステイホームで使わなかったことも大きいけれど、私にとっては大きな一歩です。

この調子で2021年も家族の幸せのために、しっかり家計管理をできるようにしていこうと思います。

家計管理は楽しんだもの勝ち!

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しま子さん

同い年の夫と2歳の娘と都内暮らし。2019年4月に復職しました。はじめての子育てはジーナ式とベビーウェアリング(一枚布の抱っこ)に支えられています。長い文章を書いてしまいがち。

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