/ 2021.01.14

こんにちは。横浜在住エンジニアワーママ、ゾウです。寝かしつけ―― 家庭ごとに様々なドラマを秘めた、一大プロジェクトですよね。

わが家の娘は生後半年程はレンタルベビーベッドを使用していましたが、返却してからは私の寝室で布団を並べています(わが家は夫婦それぞれに寝室があります)。成長に応じて、寝かしつけ方法もいろいろと工夫してきました。

月齢が低いうちは抱っこやハイローチェアにてゆらゆら…としていましたが、やはり憧れるのは自分でねんねしてくれること。布団での添い寝を皮切りに、お腹トントンや子守唄、寝たフリ等色々と試し、1歳9カ月の今は就寝時間に電気を消すと、ゴロゴロしながらいつの間にか寝落ちています。

基本的には私も隣で目を閉じていますが、ただぼーっとしていても、時にスマホを見ていても大丈夫です。

この試行錯誤の強い味方が、音楽!でした。その時々の娘のブームを振り返ってみたいと思います。

〜生後4カ月

・『赤ちゃんが泣きやんで眠れる魔法の胎内音ミュージック』から「優しい眠りのひととき」
・反町隆史さん「POISON」

世の中に溢れるねんね本を参考に、ねんねルーティンを作ろうと四苦八苦していた頃。
お風呂→着替え→部屋を暗くする→小さい明かりをベビーベッドの足元に灯す→胎内音をかける→授乳→寝落ちを待つかゆらゆら→夜間授乳含め、朝まで音楽はかけっぱなし…のフローを、毎日毎日繰り返していました。

POISONは言わずと知れたママパパの味方ですね。娘は反町さんの歌唱パートで特に泣き止んでいたので、いつも間奏では「ソリマチーーッッ!早く歌ってくれーーーッッ!!」と願っていました。

生後5カ月〜8カ月

・X JAPAN「紅」

いやなんでなん?と思いますね。私も思いました。でもめっちゃ泣き止んだんです………特にライブバージョン。イントロの美しい旋律で「ハッ…」とした表情を浮かべる娘。叫ぶボーカル。激しいドラム。もう寝そうな娘。サビの高音。上がるボルテージ。もう寝ている娘。

あんまり寝かしつけに神経質にならないようにしよう…と誓ったのでした…。

生後9カ月〜1歳

・X JAPAN「紅」
・スピッツ「楓」

まだ紅聴いとるんかーい。いえいえ、この頃には音源ではなく、私が隣で歌うようになりました。いろいろと歌ってみましたが、旋律が綺麗で、音の伸ばしが多いこの2曲が特に寝付きやすかったように思います。

1歳〜1歳2カ月

・MAMAMOO「HIP」

こちらはミュージックビデオ含め、やけに娘が食い付いた1曲です。SNSでも人気だったので、ご存知の方も多いのでは?MAMAMOOは私が産前からファンで、この曲も音はかっこいいし歌詞はMAMAMOOらしいし最高なんです…!

ただ、1歳2カ月の頃、娘が突然夜中に泣き止まないことがあり、あまりの泣き方に救急病院に駆け込んだ日がありました。その待ち時間でも娘の気を紛らわすためにこの曲を延々リピートしていたので、個人的には若干トラウマでもあります……(なお、腸重積などを疑いましたが結局便秘だったようで、大事には至りませんでした)。

1歳3カ月〜

・ Paul McCartney, Eric Clapton「Something」

2002年に行われたジョージ・ハリスン追悼公演にてポール・マッカートニーとエリック・クラプトンが共演し、ビートルズのSomethingを演奏した、公式のライブ映像です。

夫の趣味だったのですが何がハマったやら、ポールの奏でるウクレレのイントロがかかるだけで娘はニッコリ。新型コロナウイルスの影響で保育園への登園を自粛中だったので、お昼寝含め娘の生活リズムをコントロールする上でもかなり助けられました。

そして現在

時折Somethingは聴きますが、基本的に寝かしつけは無音です。電気は消されたけどまだ遊びたい!と泣く日は、私が童謡を歌うことにしています。

以上、ちょっと変わった娘の子守唄変遷でした。こうして振り返ると、赤ちゃんらしい曲をほぼ聴いていない…。固定観念にとらわれず、親が好きな音楽をいろいろと聴きながら子どもにもハマる1曲を探していけばいいのだと思います!

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ゾウユウコさん

3歳の娘と研究者の夫と横浜で暮らす、エンジニアワーママです。夫婦ともども地方出身・東大卒。住まいの近くに頼れる親族がいない分、夫婦+アウトソーシングで工夫しています。家族で音楽を楽しむことと、子育てしながらのキャリア形成に興味があります。

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