平日は会社員、パラレルキャリアでぎゅってブロガー/ワーキングマザーの会運営をしている3歳児の母、うかたそです。

子どもの睡眠と寝かしつけについては、かれこれ3年くらい悩んだり、上手くいったり、悩んだりと、長い付き合いをしています。
そう、つまり、子ども誕生時からの悩みなのです!!!

ネントレを実践していたものの…

子どもが赤ちゃんの頃は、いわゆるジーナ式というネントレを実践していました。結果、娘は19時に寝てくれるし、私も6時間くらいぶっ倒しで睡眠時間確保できるしで良いことづくめではあったのですが…

メンタルが崩壊しました。

「ジーナ式の本の通りに実践せねば…!」という脅迫観念にかられて、スケジュール通りに寝てくれない&起きてくれない赤子にイライラしたり。

ネントレは確かに効果はありますが、私には精神衛生上よくなったのでやめました。人には向き不向きがありますね。

たくさんの友人に支えられて

少し時間を早送りして、話は子どもが2歳9カ月くらいの頃になります。この頃の寝かしつけが一番つらくて、「早く寝てほしい(寝たい)私」VS「まだ起きて遊びたい娘」とで、毎晩争っていました。

そして毎晩子どもを泣かせていました。「これって虐待なんじゃないか?!」と思い悩み、アドラー心理学の本や親業、子どもへの声かけの本などを読み漁りました。

この時期、夫の仕事が忙しくすれ違いの生活だったため、本来育児の最大の戦友である夫に、面と向かってゆっくり話を聞いてもらうことができなかったのもつらかったです。

LINEのやりとりじゃ要点しか伝えられなくて、こっちの温度感とか分かってもらえなかったのです…。そんなときに、オンラインコミュニティにいるたくさんの仲間たちが気持ちを寄せてくれて、本当に救われました。

※そのときのことはぎゅってブログにも書いているので、よかったら一番下のリンクから読んでみてください。私、だいぶ病んでたな…

親子コーチングをかじってみて

そんなこんなで、気づけば子どもは3歳になりました。寝かしつけは今もスムーズとは言い難いのですが、最近とあるご縁から親子コーチングを受ける機会がありました。

コーチはもともと知っていた人で(初めましてではなく)、同じ未就学児のママ。親子コーチングを通して、親の悩みに寄り添って話を聞いてくれるというので、「ぜひに」とお願いしました。

コーチはセッションの間、子どもの寝かしつけがどうしたら上手くいくのかについて一緒に考えてくれました。具体的には、夜だけでなく、一日のタイムスケジュールを見直して、どうして寝室への入室時間が遅くなってしまうのか棚卸しをしてくれました。

自分ひとりでも時間をかければ考えることはできますが、コーチと話すことでより課題がクリアになり、短い時間の中でたくさんの改善ポイントを見つけることができました。

そして何より、私の気持ちを「分かる」と言ってくれたのがとてもうれしかったです。実際に同じくらいの年齢の子ども(+さらに小学生も)を育てているからこそ、リアルタイムで同じ体験をしているし、少し先の子育てについても知っているからこそ、コーチの「分かる」は実感がこもっていて信頼できました。

お風呂に入る時間がポイント

コーチングで浮き彫りになったのは、「お風呂に入る時間が寝かしつけの成功を左右する」ということ。

わが家の場合、20時ごろにお風呂に入れれば、寝かしつけ成功コースです。では、子どもを20時にお風呂に入れるにはどうしたら良いのか。

うちの子の場合は、夕食後に好きなアニメを見たがります。だいたい一本30分のアニメなのですが、それを複数見たがるのです。

アニメひとつなら、余裕で20時にお風呂に入れますが、「もうひとつ見たい」と言われると完全に詰みます…。

アニメ一本で満足してもらうために

保育園の先生のアドバイスも受け、「約束する」ということを実践してみました。

娘「アニメ見たい」
私「ひとつ見たらお風呂だよ」
娘「分かった」

このように、子どもに「分かった」と言わせて、きちんと約束をするようにしました。ところが、反則だろと思うのですが、子どもは約束を簡単に破るんですよね〜。

アニメひとつが終わったあと、

娘「もうひとつ!」

とか言い出すんですよね…。そして始まる私と子どもの押し問答。しまいには子どもが泣き出して、私がひとりで先にお風呂に入り、泣きながら子どもも脱衣所にやってくる、というパターン(しかも脱衣所でいじけるだけで、お風呂には入らない)。

本当にひどいです。これが世に言う毒親?私、ヤバいなぁって思います。

ヤバい寝かしつけルーティンから脱却するために

最近試してみて上手くいった方法はふたつあります。

1. アニメ一本みたら、リビングのルンバを起動しちゃう作戦

うちの子どもはルンバを怖がるので、ふたりで「逃げろ〜」と言ってリビングから脱衣所に移動します。結構楽しくお風呂場まで移動してくれたし、リビングも綺麗になるしで一石二鳥ですが、この方法に慣れちゃうと効かなくなっちゃうだろうなぁという懸念も。

そして夜にルンバをかけることで、下の階への音の影響は大丈夫かなぁと少し心配になったので、一度試して以来、2回目はやっていません。

2. 子どもの言質をとる

約束を破らせないようにするにはどうしたらいいだろうと考えて、約束する時のふたりの様子をスマホで動画に撮ってみました。

約束を破ったら動画を見せて、「ほら、約束したでしょ」と説得しようと思って撮ってみたのですが、この動画を撮った日はすんなりお風呂に入ってくれました。動画を撮ることで、子どもの胸にも約束が刻まれたのかな?

こうして20時にお風呂に入れた日は

余裕があるので、お風呂後に好きなアニメをもう一本見せてあげたり、寝室で絵本をたっぷり読んであげたりすることができるし、私の心にも余裕があるので子どもに優しくできます。

誰だってそうだと思いますが、寝かしつけまでの流れはなるべくスムーズなものにしたい。「ヤバい親」「毒親」にはなりたくない!

「20時までのお風呂」をキーに、これからもいろいろと試行錯誤していこうと思います。

けっこうセキララに書いたわが家の寝かしつけ。同じように悩む誰かを励ますことができていたらうれしいです。

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うかたそさん

会社員。夫と3歳娘と3人暮らし。都内在住。好きなものはお酒と旅行と絵を描くこと。「母になってもやりたいことを諦めない」「自分らしく生きる」がモットー。コロナ禍の心の支えは、スペイン語学習とバランスボールエクササイズです。

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